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日本共産党は何故、党名を変えないのでしょうか?
日本共産党はこのところ、選挙のたびに議席が伸びない、または減らして党勢が全く伸びていません。 70年代はかなりの議席を持っていましたが、最近の野党はは民主党ばかり伸び、社民党とともに、存在感が全くありません。 選挙公約では、立派なことを掲げて『確かな野党』を謳っていますが有権者の支持を集めていません。 以前から思っていたことですが、伸びない理由の一つに『共産党』という党名が良くないと思います。 共産党という名前を聞くと、どうしても戦前の反政府的な思想、ソビエト、中国の共産党のスターリンの粛清、毛沢東の文化大革命などのイメージがダブリ、暗いイメージしか浮かんできません。 私は地方に住んでおりますが、田舎ほど共産党アレルギーは強いと思います。私の地域では、みんなと違う考え、反体制的な考えや、変った主張をする人を『あいつは共産党みたいだ』に例える人もいます。 志井委員長や選挙の立候補者の話を聞いていると、そんなに良くない人とは思えないのですが(印象のいい人もいる)、投票しょうという気になれないのは、やはり、共産党という名前のせいではないでしょうか?共産党幹部はこのことに気付いていないのでしょうか? 共産党を例えば、進歩党、労働党などと言った別名に変えれば、少しは今より、支持票が増えると思うのですが、何故、変えないのか疑問です。共産党支持者、党員の方や詳しい方、答えていただけませんか?
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確かにイギリスのように「労働党」の方が通りはいいですね。 「共産党」の名前を大切にしている理由は共産党の歴史を見なければならないと思います。 共産党は戦前、戦中、戦後と多くの幹部・党員が迫害を受け殺されました。 獄死者は凄い数に上ると思います。 あくまで推測ですが、多くの仲間の死を乗り越え今日がある事を考えると、共産党の名前を大切にし、守り続けなければならないという考えが成り立つと思います。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%85%B1%E7%94%A3%E5%85%9A#.E6.88.A6.E5.89.8D.E9.9D.9E.E5.90.88.E6.B3.95.E6.99.82.E4.BB.A3 同党はくり返し政府から弾圧を受け、堺利彦らは解党を唱え1924年にいったん解党を申し合わせ、翌年再建。さらに1928年の三・一五事件や1929年の四・一六事件で治安維持法に基づく一斉検挙を受けた。
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- komimasaH
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共産主義者ではありませんが: 共産主義が悪いものとは思ってはいないからでしょう。 共産主義というのは、民主主義などを経験した社会が最終的に 到達する理想の社会の基盤であり、ソ連が崩壊したのは、 農奴の社会からいきなりインチキ共産主義に移行したからで 本当の共産主義ではない、という学者さんは、世界中に います。アメリカにもです。しかも一流大学の学者さんに。 たとえば、ジョージ・オーウェルや、バーナード・ショウは 理想的共産主義の礼賛者で、オーウェルはイギリス情報機関の 監視対象だったと最近情報公開で分かっていますが、ソ連の インチキ共産主義に落胆して、それを揶揄した動物農園 (アニマル・ファーム)を書いたことは有名です。 占領アメリカ軍にも共産党シンパがいたようですし、マッカーシー の追求した共産主義者たちはほんとうにそうだったと今頃に なって分かっています。(べノア文書で検索してください) 今でも隠れ理想共産主義者は多いかもしれないのです。 名前を変えたら、共産主義は悪いものだと自分で認めることに なるでしょうね。そんなことはできないでしょう。
- korokorodo
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良い点も悪い点も含め・・・ 「日本共産党」ってもは、、 政治の歴史で、兎も角も、、巨大政権への抵抗?一つの提言に命がけで来たという意味では、 政治家として金バッチがもらえると思うのです・・ 彼らのした実際の政策が・・ 世界情勢や、大きな政策のなかで、 結果的には、大きな暴力的な権力に対して下駄をあずけることに なったとしても、、 殆どの議員さんは、 国民に良かれと信じてしたことには違いない・・・ 幕末、明治政府以降、薩長を中心に、 自己の権力や利権、威厳のためだけに、 ユダヤ政商らの意のままに動く政治家たちとは、 根本的に違うと思います ですが・・・ 視点が狭くなり、 結果的には、 当時、米ユダヤ政商らに政財面で抑えられてる時代のソ連に 情報を依存することでの過ちと、 また、マルクス主義とういう文字でユダヤ政商らが書かせた文章を 聖書の如く、経典の如く、信仰したのが、 過ちの始まりでしょうが・・・
- morimaru47
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田舎では、今でも少数の反対派に対して、『あいつは共産党みたいだ』という言い方があります。しかし、これは現実の一側面を指しているにすぎません。共産党の内部では、民主集中制の原則により、反対意見が公表されることはないからです。 共産党が党名にこだわるのは、要するに、ソ連や中国の共産主義は偽物で、日本共産党が掲げるテーゼが共産主義の王道?だというプライドがあるからのようです。 社会主義の本質は、党派性(セクト主義)による分立・抗争にあるので、社民党などと合流する可能性は皆無で、なおかつ、それと類似するような党名の変更はありえません。 それと、戦前の治安維持法に抗し、一貫して日本共産党の名の下に、主義主張を通してきたという思想の継続性を強調したいらしいです。 確かに、戦時中に共産党関係者は、超法規的な予防拘禁で収容されていましたが、それは獄中闘争にとどまり、国内でレジスタンスを組織していたわけでもないので、その反戦史は、特別に積極的な評価を受けるものでもないと思います。
お礼
回答有難うございました。歴史は重要と思います。先人達の偉業、苦労は尊重しなければならないのは理解できるのですが、これからの党勢、党の存亡を考えた場合、苦渋の選択もしなければならないと思います。 悪いイメージを変えるには党名変更しかないと思うのですが。