• ベストアンサー

学術振興会の研究員採用基準

外国人で博士号取得者を対象とした「外国人特別研究員」の申請をしたのですが、結果は不採用でした。 わたしの専攻は人文系(建築計画)で、業績は査読つき論文が2本、口頭発表が8本、執筆協力が3本です。計画書も細心の注意を払って作成したつもりですが、どうもだめなようです。もしかして、37歳という年齢がネックなのでしょうか。 再申請が可能なのですが、過去に2度だめだったらもう望みはないのでしょうか。 ご経験のある方、学振の審査についてご存知の方、採用された知人をご存知の方、どんなことでも結構ですので、採用の秘訣をご教示ください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • chan008
  • ベストアンサー率52% (45/85)
回答No.2

学振のポスドク採用基準ですが、不透明なせいもあり、いろんな噂が飛び交っています。 以下、私が聞いたうちで、一応ありそうな話だなぁ、というものを列挙します。 (したがって、必ずしも鵜呑みにはしないでくださいね) ・世の中のニーズに近いテーマを採択しやすい。これはある意味では当然なのですが、結局いろんな人が審査するので、どうしても理解されやすい研究テーマに目がいってしまうということです。ですから申請書には、その研究のレベルの高低よりも、多少大風呂敷を広げることになるくらい積極的に自分の研究がどのように世の中に貢献できるかを丁寧に書くと、採択される可能性が高いという話をきいたことがあります。 ・力のあるホストの元から申請すると通りやすい。これもある意味日本的社会ではありがちな話です。その分野の第一人者や有名大学・研究所、あるいはもっというと審査員(となり得るようなエライ人)に十分顔が広い人のもとでの研究をするようだと、採択率は高いそうです。 ・外国人の場合、帰国後のポストの有無。外国人研究員の場合、そのポスドク終了後に帰国してもどる場所がない場合は、お役所柄、採択しにくいのではないか、という事情を聞いたことがあります。ですから、自国ですでにパーマネントの職を持っていて、数年の留学という意味で日本に来る人を優先しているかもしれません。 ・同じく外国人の場合、学位をどの国で取ったか。学振の外国人研究員の場合、国際研究者交流という意味合いも含まれています。ですから、日本の大学に留学して学位を取った場合、そのまま日本に残って学振に採用される、というよりは、海外の大学で学位を取って日本に来る、という方をめずらしがるのではないでしょうか? ということで、どうすれば受かるか、というのは誰にもわかりません。強いて言うなら、ホスト研究者によ~く相談に乗ってもらうことでしょうか。論文の数は必要条件ですが、十分条件ではありません。しかしながら、数がないと問題外なので、何度もチャレンジする場合は、少なくとも前回よりは業績が増えている状態になるようにしましょう。

kwakdahye
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 いろいろ参考になりました。アメリカでは審査員が申請書にコメントを書いてくれて、改善点などを指摘してくれるそうです。日本は「無言」の結果のみですよね。 何がよくて何が問題なのか、知りたいものです。 3度目のチャレンジですが、希望をもってなんとか計画書を作成してみます。

その他の回答 (1)

  • rei00
  • ベストアンサー率50% (1133/2260)
回答No.1

「日本学術振興会」のページを挙げておきます。  「各種事業案内」⇒「外国人特別研究員」⇒左の帯にある「採用状況」と進んで下さい。採用率は 30.1% です。あなた以外にも 70% の人が不採用になっています。  「外国人特別研究員」⇒ 外国人特別研究員の「詳しくはこちらをご覧ください。」と進むと,「外国人特別研究員(ポスドク研究員対象)」に「年齢制限なし,博士の学位取得後6年未満」とあります。  37歳は関係ないでしょうし,「過去に2度だめだったらもう望みはないのでしょうか」も「募集要項」に明記されていなければ関係ありません。

参考URL:
http://www.jsps.go.jp/
kwakdahye
質問者

お礼

迅速に対応していただきありがとうございます。 年齢や申請回数は無関係とのご回答、少し元気が出ました。 再チャレンジしてみます。

関連するQ&A

  • 日本学術振興会の特別研究員(PD申請)

     書類を書きながら思っているのすが、採用基準が気になるところです。研究業績に査読付きがないため(在学時代出したけど何度かのやりとりで1年半かけ、落とされました)そのことが気になります ちなみに博士課程在学時代(なかなか成果が出ず苦労しました)今は満期退学ですが・・・ 査読なし6本 発表8本 国際会議1本です 査読ありがないのが気がかりですね大丈夫なのだろうか?不安です

  • 学振(学術振興会)特別研究員と国民健康保険・年金

    私はこの4月から博士課程1年となり,日本学術振興会の特別研究員DC1に採用されることになりました. 学振の研究員になるに当たり,2点質問がございます. なお,学振の研究奨励金は年額約240万円であり,給与所得と見なされます. (1)親の健康保険の扶養に入り続けることはできるのか? →私はこれまで父の国民健康保険の扶養に入っておりました.  今後も父の国民健康保険の扶養に入り続けることができるでしょうか.  できない場合,私自身が独自で保険に入る以外に道はないのでしょうか.  (2)国民年金の学生免除は引き続き適用されるのか? →私はこれまで国民年金の支払いを免除されておりました.  この4月以降も身分としては学生(大学院生)なのですが,  学振で給与をもらうため,国民年金の支払い免除が適用され続けるのかどうか疑問です.  国民年金の支払い免除は引き続き適用されるのでしょうか. 以上,お詳しい方がおられましたら何卒お教えください. よろしくお願い致します.

  • 博士課程、学振審査について

    初めて質問させていただきます。 当方、国立大学大学院の修士1年生です(理系)。 タイトルにありますように、博士課程へ進学したいと考えておりますが、金銭的に難しく感じているところであります。 従って、進学するとなれば、奨学金貸与を受ける、 または学振等の支給を受けるなどしなければなりません。 奨学金については学部生時代より貸与を受けており、これ以上借金を増やしたくはございません。 よって学振の支給を受けたいところですが、調べたところによりますと審査があるようです。 質問させていただきたいのは、私の業績で学振の審査通過を見込めるかであります。 現在の当方の業績は、国際学会での発表1回(査読有り)、英語の論文1報(査読有り)でございます。 このような業績にて学振審査通過が見込めそうか、お教えください。 質問・ご意見等ございましたら、些細なことでも構いませんので 何卒よろしくお願いいたします。

  • 学術振興財団の奨学金について教えてください。

    僕はいま修士1年で、来年予約採用を受けようとしています。 以前の回答を色々見ていると、論文がなくてもやる気があれば大丈夫 という方もいらっしゃいますし、3本プラス海外の査読付学会1回は必須だ、なんて方も居てよく分かりません。 実際に学術振興財団の奨学金を受けた方や受けている方、または申請した方、 どのくらいの実績で、結果はどうであったのかを教えてください。 奨学金なしでドクターコースはきついので、今すごく悩んでいます。 よろしくお願いいたします。

  • 大学によって博士号の取得基準が異なるのはなぜ?

    旧帝大博士後期課程2年生です。 以前、私立大学の博士課程の学生から「博論は査読論文1本でいい」と聞いたことがあります。 私の大学では「査読論文3本と国際学会での口頭発表1本」が最低条件です。 この差は多いと思います。現に、私の研究室では、この条件を満たすことは博士後期課程の3年間では難しく多くの学生が4,5年かけて学位を取得しています。 アカポス等の採用を考えると、多くの業績があった方が有利なのかもしれませんが、やはり指定された年数で修了できるような業績でよいのではないかと思ってしまいます。 みなさんはどのように思われるでしょうか?

  • 不採用となった論文をやり直して同じ雑誌に再投稿はできますか?

    外国の雑誌に論文を投稿しましたが不採用となりました。 高齢者に関するテーマですが、基礎研究のつもりでまずは若者でデータを取りそれを投稿したところ不採用で、対象者が不適切ということが主な理由でした。その他、方法についてもいくつか不備を指摘されました。投稿→査読→書き直して再提出→査読→不採用のプロセスを経ました。 そこで、今度は高齢者を対象にし、方法も査読者から指摘のあった部分については改めてデータをとり直しました。このような場合に同じ雑誌にまた投稿すれば受付けてもらえるでしょうか? それとも門前払い? 結果は健常者のときと基本的に同じだったため、対象が違うだけで全体的には似たような論文となっています。  他の雑誌に投稿することも考えるのですが、同じ雑誌であれば今までの査読や再提出のプロセスが少しはプラスになるような気がします。新たな論文として最初から査読が始まるのは覚悟していますが、門前払いなら時間の無駄なので迷っています。 ご存知の方、または経験のある方などおられましたら教えてください。 よろしくお願いします。

  • 某研究室で11月より秘書として働き始めたものです。まだ働き始めて4日な

    某研究室で11月より秘書として働き始めたものです。まだ働き始めて4日なのですが、急に上司に業績の分類を月曜までにするよう頼まれ、困っております。(前任者は海外留学に出てしまい、全く連絡がつきません…) レフェリー付論文というものと査読付き論文との違いを教えて下さい。また業績の中で、査読があるかどうかを確かめるのにはどうしたらいいのか、ご存知の方がいらっしゃいましたら、是非教えて下さい。(またそのうちweb of science掲載論文数を挙げろといわれているのですが、この意味も全然判らず、困っております…)どなたかお力を貸してください。よろしくお願い致します。

  • 大学院卒業後の進路について

    現在大学院の修士1回生です。修士を卒業したら博士課程に進学する予定しており、博士課程を無事卒業できた場合、企業以外の研究所に就職を希望しております。 そこで質問です。研究所などに就職したい場合、下記に示すどちらの経歴がより採用されやすいのでしょうか。 1)インパクトファクター(IP)の低い論文しか持っていないが,学振を取った経歴がある。 2)学振は取っていないが、IPが5以上(JBCなど)の論文を持っている。 来年度の学振を申請するために速報系の論文を書こうか、それとももう少しデータを集めてフルペーパーを書けばいいのか迷っています。

  • 研究費の申請書

    英語で研究費の申請書を用意する機会をもらいました.しかしながら,周囲で経験者がいません.執筆方法について情報を得られる書籍やwebサイトなどご存知の方,お教え下さい.

  • 第一種奨学金の採用基準について

    日本学生支援機構の第一種奨学金について質問させてください。大学院入学後の奨学金を志望する場合、学部4年時の予約採用と大学院に入学してからの在学採用の2回チャンスが有りますが、この両者の採用基準はどのように違うのでしょうか?大学院の場合、大学でもらえる奨学金と異なり親の収入は関係なく本人の収入のみを申請します。となると、やはり成績なのでしょうか。予約採用の方が枠が小さく、難しいと聞いた事があります。予約と在学採用の詳細について詳細をご存知の方がいらっしゃいましたら、教えてください。