- 締切済み
ポルトガル語の動詞活用形母音の交替について
自分はスペイン語の通訳なのですが、勤めている会社の日系人の半数はブラジル人なのでポルトガル語の勉強を真剣に始めました。スペイン語とポルトガル語はかなり類似していますが、発音はポルトガル語のほうがかなり複雑です。動詞の活用形におけるEとOは広いエとオ狭いエとオがありますが、母音の交替はどうやって調べればよいのかどなたか教えてください。辞書には不定詞の発音しか載っていません。活用形の発音はどのように調べればよいのでしょうか?
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
みんなの回答
#1です。 >ちなみにその仏葡辞典には動詞活用形の母音交替の規則はどのように説明されていますか? #3でも書いたように ほんの概要だけですので、あまり体系的な説明ではありませんでしたが、dormirは不定形だと、ストレスの位置が語尾に来ますよね。しかし、活用する時はストレスの位置が語幹に移動するので O ABERTOになるらしいです。スペイン語のdormirも同じ意味ですが、3人称単数で“duerme”と母音が変化するので、これとも何らかの関連があるかもしれませんね。 >しかし所詮日本人ですので文法が瓜二つといわれるポルトガル語でさえ出来るだけ援用は避けたいと考えています。 英語しか学習経験のない人がポルトガル語を始めて最初に戸惑うのは、名詞には性があって、名詞の性や数によって冠詞や形容詞も形を変えることと、動詞の活用がとにかく多いことではないでしょうか?でも、hispanoさんには何ら造作のなかったことだと思います。つまり、普通の日本人が難しいと思うことも、hispanoさんには易しかったわけですよね。それだけに、ポルトガル語がスペイン語よりも難しい部分である「発音」が疑問点として浮上したのだと思います。しかし、それでも英語よりはほんの少し簡単なはずです。それに、eとoの狭い広いはスペイン語にもありますが、それほど厳密に考える必要もないと思いました。 >実際ものすごい細かい部分でスペイン語とポルトガル語でずれているいることも勉強していくうちに分かってきました。 これなんですが、hispanoさんの場合、普通の人と違うのは、習っていないポルトガル語もスペイン語から類推できてしまうことが多いことです。それだけに、落とし穴があります。また、hispanoさんが発見された微妙な違いというのも、間に日本語を挟んだ上での比較ですから、 日本語の気紛れにも振り回されて、なんかボヤけたというか、ブレた印象は否めませんね。私の場合はフランス語とスペイン語も直接突き合わせるせることでハッキリ確認できました。 ただ、私の場合はフランス語が大好きですので、それ以外の外国語学ぶ時もフランス語を道連れにするんです。そうすれば フランス語にも磨きがかかるし、まさに一石二鳥とというやつです。でも、欠点も当然あり、いくらフランス語が出来ても、シックリ来ないことも たまにありますし、スペイン語にしても、意味は掴めても和訳のレスポンスが鈍くなります。
- rosavermelha
- ベストアンサー率33% (334/1006)
こんにちは。 ブラジルから書いています 他の方の回答も見ていつも勉強させてもらっています。 名詞ではダメでしょうか。 例えば、 vovo´(おばあちゃん)...う"ぉう"ぉー!, と伸ばす感じ。発音記号はcの反対のやつ。 vovo^(おじいちゃん)...う"ぉう"ぉっ.と切る感じ。発音記号はoです。 voo^, vo^mito, bobo´, cie^ncia、 bore´, fe^nix, fe^meo , fe´ria…など、全て名詞ですが辞書をひいて見ると発音が載っていますよ。 でも、違いが知りたかったら、 職場のブラジル人に、おじいちゃんとおばあちゃんの絵を見せて、発音を聞いて見ると一番てっとり早いです。 ちなみに私 は5年間頑張ってもいまだに発音できず、3歳の息子はしっかり使い分けていますので、 最近では諦め、男の人の方、とか女の人の方とか注釈して話しています(苦笑
- dumetella
- ベストアンサー率16% (1/6)
「 andaram アンダーランではなくなぜかアンダーロンと言います。 Falaram Ouviram Olharam Fizeram Pensaram 全部ロンという発音になります。そして発音はFechadoです。日本人の発音で大丈夫です。参考になりましたら幸いです。」 >すばらしいです! 今までテキストにも解説されてなくて、どうして吹き込み者が 「あ」ではなく「う」と発音しているのだろうと思っていました。 chegam が「しぇがん」ではなく「しぇぐん」と聞こえるのです。もしかしたら、主動詞が Nao~ esquesam que なので、従動詞である chegar の接続法だったのかな(テキストには chegam と書いてあるけど録音者が chegem と読んだ)と思っていました。 kasairinkaikoen さんのおかげで謎が解消しました!
お礼
鼻母音の説明どうもありがとうございます。
#1です。 >私はmyrtille55と勉強方法が違い、あくまでも初級レベルは日本語で理解すべきだと考えています。 普通の人にならこのような方法はあまりお勧めしませんが、hispanoさんは通訳をされているとのことでしたので、十分メリットを享受できると思っていました。 >日本人に難しい部分は、日本語で書かれたものでないと載っていませんから。 ポルトガル語で日本人に特に難しい関門と言ったら、接続法とかではないでしょうか?でも、スペイン語に堪能なら、スペイン語の視点から捉えて違いを見極めて言った方が手っ取り早く分かりやすいと思いました。私の場合は最初の質問でも書いたようにフランス語が得意なので、フランス人向けの教材で英語をやり直したことがあるんです。これによって、日本人には盲点や死角になりやすい勘所を発見することができました。ですから、ポルトガル語も日本人向けの教材で学習すれば、接続法も含めて文法にウェイトが置かれますので、文法の枠では説明できない、語法とか細かい部分までは詳しく言及されないと思います。 >その本に動詞活用形の母音の交替の説明が載っていないんですよ。 私が使っている 仏葡・葡仏辞典の巻末に概要が載っていましたので、 西葡・葡西の辞書にもあるかと思うんですが。
お礼
私はスペイン語は20年近く勉強しているので、大抵の文法事項は理解しているつもりです。しかし所詮日本人ですので文法が瓜二つといわれるポルトガル語でさえ出来るだけ援用は避けたいと考えています。実際ものすごい細かい部分でスペイン語とポルトガル語でずれているいることも勉強していくうちに分かってきました。唯一私が必要だと思うのは西葡と葡西辞典です。スペイン語の慣用表現がポルトガル語でどういうかのっていますので役に立ちます。ご意見は参考になりました
補足
ちなみにその仏葡辞典には動詞活用形の母音交替の規則はどのように説明されていますか?たとえばDORMIRの三人称単数が DORMEと活用するときのOの母音は O ABERTOなんですがどういう規則からそうなるのでしょうか?
- nishikasai
- ベストアンサー率24% (1545/6342)
スペイン語の通訳の方ですか。わたしはポルトガル語の通訳です。どうぞよろしく。主に警視庁と裁判所で司法通訳をやっています。 スペイン語はよくわかりませんが、あなたの仰る「広い」はAbertoのことですか? 「狭い」はFechadoのことでしょう。確かにそれは日本人が最後まで解決できない難しいところだと思います。 ただ、ブラジル人はポルトガル語の間違いに寛大な国民ですのでAbertoとFechadoについてはそんなにうるさく言いません。ただしスペイン語と違ってBとVははっきり区別します。 母音の交替はどうやって調べるかまた活用形の発音はどのように調べるかはわかりません。私自身ポルトガル語は現地に17年暮らし実地で覚えたので参考書を使ったことがないのです。 はっきり言えるのは、Acento Agudoがある場合は必ずAbertoになります。一番気をつけなくてはいけないのはAcentoがついたEとついてないEです。発音を間違えると意味がわかりません。なにしろアセントがある方は「です」の意味ですし、ない方は「そして」ですから。「そして」のほうは日本人の発音でいいです。「です」の方は口を大きく開いて「えっ!」と言います。だからAberto(開いた)なんです。 そしてCircunflexoがある場合は必ずFechadoになります。たとえばOvo(卵)などは最初のOにCircunflexoがありますからFechadoになります。でも日本人の発音はFechadoが普通ですからそれは普通に発音すればいいです。 あと活用形で気をつけることが一つあります。 Eles andaram というときの発音ですが、アンダーランではなくなぜかアンダーロンと言います。 Falaram Ouviram Olharam Fizeram Pensaram 全部ロンという発音になります。そして発音はFechadoです。日本人の発音で大丈夫です。参考になりましたら幸いです。
補足
わざわざありがとうございました。しかし私が知りたかったのはアクセント記号の付いていない場合の、動詞活用形のABERTOとFECHADOの規則についてです。大学書林のポルトガル語発音ハンドブックによると名詞の単数と複数で母音がFECHADOからABERTOに交替することは分かりました。しかし動詞の活用形はどうして交替するのか規則が分かりません。ご存知ですか?
私もポルトガル語を始めたばかりですので、参考までに。私はフランス語が得意なのでフランス人向けの教材でスペイン語を学習していました。そして、今では同じくフランス人向けの教材でポルトガル語を学習しています。EやOの広狭は動詞の変化形に限らず、ある程度の規則性があるようです。 余計なお節介かもしれませんが、スペイン語の通訳をされているんでしたら、スペイン語の話者向けのポルトガル語の参考書に当たられたらどうでしょうか?こんなことは言うまでもないでしょうけど、スペイン語とポルトガル語は非常に似ているので、細かな音韻体系に絞って書かれた本もあるはずです。
お礼
回答ありがとうございました。私はmyrtille55と勉強方法が違い、あくまでも初級レベルは日本語で理解すべきだと考えています。日本人に難しい部分は、日本語で書かれたものでないと載っていませんから。またポルトガル語の発音を扱った専門書は購入しましたが、その本に動詞活用形の母音の交替の説明が載っていないんですよ。 「ポルトガル語発音ハンドブック」大学書林 この本は本国ポルトガル語とブラジルポルトガル語の音韻体系を詳しく説明しているので、お勧めです。
お礼
回答ありがとうございます。