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剣、槍、騎馬、剣のメリットとは?

中世の歴史が好きな者です。 中世ではさまざまな武器が使われましたが 剣、槍、弓、騎馬はかなり多くの文明で存在したのではないかと思います。 ところで、戦術的に、それぞれの強さを考えてみました。 まず歩兵の近接攻撃だと剣と槍ですが、これは1対1ならいざ知らず、 戦場で多人数でフォーメーションを組んで戦う場合槍が圧倒的に有利ではないかと 思いました。 また騎馬兵に対しても剣ではかなり不利ですがロングスピアなら騎馬兵 すら狩れるのでは、と思いました。 つまるところ、槍と騎馬兵はうまく使えばそれに応じたメリットを発揮するのに対し、 戦場における剣のメリットが何なのかがはっきりしません。 確かに槍だと一度近づかれたら不味いとは思いますが、 どかーんとぶつかり合う戦場ならば槍のほうが有利ではないのでしょうか? それでも戦場で剣を持つ人は沢山いたはずです。 なぜ彼らは数ある武器から剣を選んだのでしょうか。 (当方黒帯ですが武器については素人です。 気分を害された方いらっしゃいましたら申し訳ございません。 ただ本当に歴史に興味があってまじめに質問しています。) よろしくお願いいたします。

  • R-gray
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回答No.3

ヨーロッパの中世は知りませんが、日本の中世では、主に弓を撃ち合い、その後、接近して槍で戦うのが通常の戦闘方法でした。 刀は殺した武将の首を斬るために使われました。 そして紐で括って、腰にぶら下げて戦闘に戻ります。 つまり、その兵士の戦闘能力は下がるわけです。 戦国時代が終わり、江戸時代になると宮本武蔵ような剣術者が出現します。 本多忠勝が強いとの噂を聞きつけた宮本武蔵や佐々木小次郎のような剣術者が、本田忠勝に試合を申し込みにきます。 その剣術者(名前は忘れました。)が本気で果し合いをしようではないかと、本田忠勝を挑発します。 果し合いの当日、その剣術者はバガボンドの宮本武蔵のような格好で、着物に日本刀2本を持って現れます。 それに対して、本田忠勝は全身に鎧を装備して、長い槍を持って、馬に乗って現れたのです! その剣術者はすぐに降参をして逃げていきました。 戦国時代を生き抜いた者にとって、武器といえば槍だったのです。 しかし、槍の戦闘力は高いが、長くて邪魔になる。 それで、江戸時代になると、戦闘能力が落ちても、携帯しやすい日本刀が侍の装備となるのです。

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noname#44236
noname#44236
回答No.4

西洋の武器戦術はよく存じませんが、両手剣には、槍兵隊に突撃して足元を薙ぎ払うという遣い方があったそうです。 日本の大太刀・野太刀にも似たような話があります。 また、大太刀・野太刀は槍と互角以上に渡り合えたともいわれますが、扱いが難しく、槍に比べて製作に手間がかかり、高価です。 また、戦場の兵士の多くは即席の雑兵ですから、扱いの簡単な武器戦術が必要でした。槍といっても、基本的な攻撃方法は、集団で突くだけでなく、集団で長い槍を振り上げて、敵に振り下ろし、重みで打ち付けるという方法が効果的だったともいわれます。 槍は他の武器に比べて、製作の簡便さと効果の高さから多用されたのでしょう。 西洋では重装備の兵士が多かったため、重い武器が発達していましたが、やはり基本は槍だったようです。日本の槍に比べれば原始的なつくりですが。 しかし、銃砲が発達するようになってからは重装備はなりを潜め、身軽な装備で銃を携帯するようになったそうです。銃砲をつかっているとはいえ、接近戦は生じるため、刀剣の重要性が見直され、サーベルなどを携帯するようになったとか。

R-gray
質問者

お礼

みなさん回答ありがとうございました。 多くの疑問が解けました。 本当は皆さん全員にポイントを降りたいのですがそれもできないので このように割り振りました。 本当にありがとうございました。 またやや返事が遅くなって申し訳ござい編ません。 これからも色々考えて生きたいと思います。

  • ACHE
  • ベストアンサー率23% (4/17)
回答No.2

日本で剣といえば刀を指します。 新渡戸稲造は名著「武士道」で、武士道は刀を力と武勇の徴となした、とあります。これが全てでしょう。

  • Scull
  • ベストアンサー率26% (248/951)
回答No.1

ハイ。 仰るとおり、戦場での主役は歩兵騎兵を問わず槍でした。歩兵はファランクスを祖とするパイク兵など、騎兵はランス(騎槍)を装備した騎士の突撃(ランスチャージ)が主な戦術だったのです。 ではなぜソード(剣)が使用されたのでしょうか。 一つには「信仰対象」として、です。 騎士はソードを十字架に見立てて信仰しました。中には柄に聖遺物を納めた物もあったと言う事です。 他の理由として、「予備の武装」としてです。槍は確かに有効な武装ですが、予備を持つ事が出来ません。折れたりしたら「それまで」なんですね。ですので、必ず予備の武装として剣を佩用しました。 命懸けの戦場で、武器が槍だけでは自殺行為です。 シールドの内側にはフレイル、更にミゼリコルドと呼ばれるとどめを刺す為の短剣なども携行していたと言われます。 これは現代でも同様で、兵士は必ずナイフや拳銃を突撃銃や手榴弾などとは別に携行します。万一の場合の予備兵装として・・・。 ちなみに、日欧を問わず、剣(または日本刀)が主兵装であった事はありません。必ずこれらの帯剣は「補助兵装」でした。

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