ブラックジャックの『植物人間』

質問

今さらですが、ブラックジャック4巻には、『植物人間』掲載の旧版と、不掲載の新版があります。これはなぜでしょうか。

　以前チラッと差別云々が理由と伝え聞いたことがありますが、社会の過剰な反応に出版社が過敏に反応したのでしょうか。

　またブラックジャックはなぜか単行本未収録の作品が比較的多いような気がします。出版社の事情もあるかとは思いますが、一愛読者としては網羅的に収録してほしいものです。

回答No.1

ichien · ベストアンサー

こんにちは。
　ウェブのどこかで、「ブラックジャック」のエピソードのうち、7話か8話分は今まで単行本に収録されたことがないし、将来もその見こみが無い、という記述を呼んだことがあります。
　原因はお察しの通りで、差別や反社会性という微妙な問題を描いているためです。また、中には、雑誌掲載時とは大幅に改変されて単行本に収録されているものもあります。元々手塚さんはそういう描き換えをよく行う人でしたが（出典を失念）、この理由によるものも少なくないようです。
　結局どうしても読みたいとなると、オークションや古書店で発表誌を買うか、図書館などの施設を利用する以外には方法がありません。買う場合など、先日たまたまＹオークションでそれに該当するものが出品されているのを見かけましたが、たかが漫画週刊誌が1冊で1万円以上もの値段になっていました。
　確か、その作品は今回の質問の『植物人間』だったと思います。単行本にも収録されてはいますが、それですら描き直しされているという説明がありました。実は私はその頃の少年チャンピオンをかなり持っていて、該当の号も有ります。実際手に取って見ると、どうしてこれがそんなに問題なのだろう、というのが実感です。

　最後に或いは参考になるかもしれない非常に詳しい手塚さんの関連のサイトを紹介しておきます。

参考URL：

http://www.rinc.or.jp/~kurata/t-osamu/t-osamu.html

お礼

単行本未収録の『ブラックジャック』掲載のチャンピオン、私も読みたいです。リアルタイムでブラックジャックを読めれば良かったのですけど、残念至極です。

　いつの日か未収録のブラックジャックを読める日を待っています。

回答No.3

ororonchou

「植物人間」という単語は、現在ではいわゆる“放送禁止用語”“差別用語”的位置づけをされており、メディアによっては使えない単語です。そういう問題に敏感な出版社であれば、ストーリーごと丸々封印してしまうのもありうるかと思われます。

回答No.2

ororonchou

「植物人間」という単語は、現在ではいわゆる“放送禁止用語”“差別用語”的位置づけをされており、メディアによっては使えない単語です。そういう問題に敏感な出版社であれば、ストーリーごと丸々封印してしまうのもありうるかと思われます。