NHK 鬼太郎が見た玉砕

質問

先ほどNHKで放送していた「鬼太郎が見た玉砕」で
最後の突入の前に隊員が歌った
歌のタイトルをご存知の方、
いらしたら教えてください。

回答No.1

yuhkoh · ベストアンサー

「女郎の歌」ですね。
「総員玉砕せよ！　女郎の歌」で検索をかけると歌詞がお分かりになるかと思います。

　ドラマの原作となった水木しげるの『総員玉砕せよ！』（講談社文庫など）に前線で戦う下級兵士の哀愁を表す歌として、効果的に登場します。この歌は一種の兵隊ソング、つまり軍隊内での日常の思いや不満、笑い事などを、即興歌や替え歌、戯れ歌などで歌ったものではないかと思います。だから作者も知られていなければ、後生に残ることも少ないと。（まれに『ダンチョネ節』や『酋長の娘』、『ズンドコ節』などのように、後に歌謡曲として歌い継がれる場合もありますが）

　『総員玉砕せよ！』は聖ジョージ岬での玉砕作戦と水木御大ご自身の戦争体験を織り交ぜた作品で、勇敢に戦う物語でなければ、声高に反戦平和を叫ぶわけでもない。ただ、良くも悪くも人間的な兵士たちの日常とその哀愁、悲劇を書いた作品です。ドラマにあったワニに食われた戦友、上官の似顔絵を描いた時の会話で「上官に指示を出す奴があるか」と笑われた話。その上官が自決した話などは水木御大の体験談です。
　なおドラマの最後にラバウルで大笑いしたという話も、『総員玉砕せよ！』とは関係ない話ですが事実で、戦後初めて旧戦地に着いて死んだ戦友を思い出した時、今自分がこうして無事に生きていることが愉快で仕方がなかったと大笑いした、とご自身で語られています。

お礼

回答ありがとうございます。
「女郎の歌」ってゆうのですね。
検索してちゃんと歌詞を知る事ができました。
なんともせつない歌ですね。
不思議なドラマですごく久し振りに泣きました。

教えていただきありがとうございました。