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クォーク6.5のプリントについて
少し前の質問と重なり申しわけなりません。 クォーク6.5(オープンタイプフォント使用/モリサワパスポート)をキャノンの複合機にて出力したいのですがプリンタ側にもフォントをインストールするのでしょうか? モリサワのHPには、「MORISAWA PASSPORTに含まれるNewCIDフォントを プリンタオプションとしてご用意いたします。」と記載されていましたが 「オープンタイプフォント」にはふれていないので・・・ 「オープンタイプフォント」の知識がなく申しわけありませんが どうぞよろしくお願いいたします。
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Quark Expressのことはわかりませんが、OpenTyeフォントについてだけ説明すると、OpenTypeにプリンタフォントはありません。つねにコンピュータからプリンタに対してフォントデータを送信する形になります。 フォントデータをプリンタ側に持つPostScriptというシステムは、Macintoshのスペックが、ハードディスク100MB(100GBではない)、メモリ12MB、CPU33MHzというようなレベルのころに開発されたもので、パソコン上でフォントのアウトライン表示ができるとは、とても考えられなかったため、パソコン側にビットマップフォント、プリンタ側にアウトラインフォントをインストールして使用するしくみになっていました。 のちにMacintoshのスペックが上がり、アウトライン表示ができるようになったので、パソコン側にATMフォントという、アウトラインデータを持つフォントをインストールするようになりました。実質ATMフォントとプリンタフォントは同じなのですが、モリサワのフォントの場合、高価格であるために、わざとATMフォントの精度を低いものにして、印刷用途に適さないものにし、プリンタフォントより低価格にして販売するようにしました。 OpenTypeフォントは、Adpbeが知的所有権を持つPostScriptフォントと、AppleとMicrosoftが共同で開発したTrueTypeフォントを合体させた、AdobeとMicrosoftが共同で仕様を策定したものです。 OpenTypeの精度は、プリンタフォントと同等とし、印刷目的に適したものとなっています。日本ではどうか知りませんが、米国では、Microsoft Wordで作成、編集した文書をPDFに書き出し、それを印刷所に持って行って、そのまま印刷するという、極限まで生産性を高めたシステムをめざしていて、それを実現するには、ATMフォントと、プリンタフォントを別にしていると、足かせとなってしまうため、OpenTypeフォントが必要となったのだと考えられます。
お礼
harawoさま ありがとうございました。 そうなんですね。勉強になりました! 今、クォーク社に問い合わせた所 harawoさまのとおりプリンタにはフォントをインストールしなくて良いとのことでした。 本当にありがとうございました。