- ベストアンサー
他大学院受験のメリットデメリット
現在、地方の東北大学工学部に通う4年生で、東大の院試を考えてるものです。 しかし、試験日程の重なりのために、東大と東北大の院のどちらかしか受験することが出来ません。 この上で東大を受けるのはリスクがあるということは知っていますが、がんばろうと思い、研究室の教授に受験する旨を伝えました。 すると、教授からはこのようなデメリットを伝えられました ・修士を卒業して就職するつもりの人間は旧帝大から旧帝大に院で変えるメリットはない。 ・むしろ東大に進学して東大内部での勝負になるから、東北大学にいるよりも就職に悪く働く可能性もある。 ・高校のときに受からなかったから院で行きますなんて時代錯誤もはなはだしい。 自分は正直、高校のときに受からなかったし、ネームバリューという点にひかれて大学院での受験を考えていましたから、これを言われてとてもショックでした。しかも、なんのメリットもないのに東北大学の院を受けられないというリスクを犯す必要があるのか、と思いました。 そこで質問です。東北大学を受けないというリスクをおかしてまで東大を受けるメリットはあるのでしょうか?ちなみにぼくは修士を出たら就職するつもりです。よろしくお願いします。
- みんなの回答 (10)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
私は地元の国立大から京大の院で修士博士と修了しました。 その上でレスしますと ・修士を卒業して就職するつもりの人間は旧帝大から旧帝大に院で変えるメリットはない。 一理あると思います。旧帝クラスであればもうどう転んでも修士で良い会社に内定でます。 ・むしろ東大に進学して東大内部での勝負になるから、東北大学にいるよりも就職に悪く働く可能性もある。 学生のレベルは東大の方が高いと思いますが、博士課程進学者・求人は東大のほうが多いと思うので、最終的には同じような感じではないかと思います。 ・高校のときに受からなかったから院で行きますなんて時代錯誤もはなはだしい。 東大と京大は外部からの進学者が定員の4割程度いたはずなので、まあ時代錯誤としても浮きはしないでしょう。 下位旧帝大から上位地方国立大(千葉とか神戸とか)には学生が他大学を受験することを好ましくないと思う教授が結構いるようです。 ただ気になったのが ネームバリューという点にひかれて大学院での受験 これはちょっと微妙です。 教授の実績を見て判断してください。東北大レベルだと、おそらく分野によっては東大と同等もしくはそれ以上の実績を残している教授もいるはずです。東北大での自分の担当教授の方が実績が多いのにネームバリューで東大に行くなんて言ったらそりゃ向こうも機嫌を悪くするでしょう。ただ工学はどうも東大の方が格上な気がしなくもないですが… どちらにせよ円満解決するなら合理的な理由が必要だと思います ・やりたいことの相違 ・メジャー分野なら実績 ・設備 ・立地※ ※はっきり申しまして東北大の立地は非常に悪いです。東大(に限らず都会の大学)ならば「来週日曜にyy大のxx教授主催のセミナーがあります。参加したい方は~」みたいな掲示が結構あります。東北大では無理でしょう。 自力で研究を進められる教授クラスの人間ならいいですが、学生にとって情報過疎は厳しいものがあります。このあたりのことを教授に問うてみてはいかがですか? ということで、私としては東大受けてみればいいんじゃないの?と感じます。就職するのでしたら最後の学生生活ぐらい華やかな東京で過ごすというのも良いと思いますよ。 浪人はきついので阪大や京大なども受けときましょう。 ちなみに博士課程へ進み大学に残るつもりであれば積極的に外へ出されます。
その他の回答 (9)
- piyoco123
- ベストアンサー率15% (124/794)
東大でも研究室によってピンからキリまであります。 特に大学院だけの研究科には内部生は配属されないので地方大の学生ばかりになっています。 そういう研究室は学生を欲しがっていますので外部生を優待してくれます。 結果、かなり入りやすくなっていますが当然レベルは低いです。 私立大の学生だったら学歴ロンダで東大のそういう研究室を狙うのもよいのですが、 東北大の学生がもしそのような進路を考えられているのでしたら非常にもったいないです。 むしろ、ロンダどころかキャリアをドブに捨てるようなものです。 外部生は入りやすいところ、すなわち外部生が多い研究室を狙いがちですが、 そういう研究室はレベルの低いところや訳ありの場合が多いです。 東大にふさわしい研究レベルの講座は内部生とガチンコ勝負しなくてははいれませんし、 そのような場所に行かなければ東大に行く意味はありません。 この世に一発逆転はありませんので慎重に人生の進路を選んで下さい。
わたしは文系ですが、某三流大学から一流大学へうつったものです。わたしの場合は、むしろ外に出ろと言われました。当時、わたしは同じではないのかと思っていましたが、いざ出てみるといろんなところで違いますね。 私は東大ではないですが、一般的にあなた様の状況で東大へいくメリットは次のようにいえるでしょう。 ○東大大学院へ出て行くメリット 1 気持ちの切り替えができる。東北にくらべ、東大には超一流がたくさん混じっているので圧力もあるが、やりがいもある。 東大・京大もほかと変わらないという意見は多くありますが、ある面は本当である面は嘘です。量的にいえば、圧倒的に一流大学のほうができるやつは多いです。その雰囲気自体は代価を払って買う価値があると思います。 2 教育環境として東北よりも東京のほうが圧倒的に優れている。大型の書店から、日本のあらゆる資料が集積しており、研究会や講演などでも中心的な位置である。東北では結局、研究活動を展開するのはしんどい。 3 就職ははっきりいって、あなたがいる場所が何かと関係してきます。 まず就職活動のやりやすさから考えても、圧倒的に東京にいるほうが有利です。一流かどうかは関係ないというのはある程度、事実ですが、それでも東大というネームバリューは別格です。能力さえあれば、かなり期待してよいと思います。 上記を見れば、ほとんど教授の指摘が間違いであることを示すかたちになっていますね。時代錯誤というのは、ちょっとどうかと思いますが・・・大学院だからこそ、一流で戦って、自分を挑戦することに意味があるのに、それを否定するのはどうかと思いますよ。 東大大学院へ行くデメリット 1 資金的問題。家賃が高いので注意が必要。引っ越し代、生活費、家賃、学費など・・・経済的な問題は盛りだくさんです。 2 人間関係のつくりなおし。もし実家であれば、これは考えている以上にしんどいだろうと思います。大学院は大学以上に親密な友人関係は形成されにくいので、覚えておいてください。もう会社みたいなものですよ。 はっきりいって、プレッシャーは大きいと思います。わたしは京○大学大学院に在学中ですが、まあやはり受験前の一週間あたりはノイローゼでしたよ。勉強する気力すらなくなり、絶望のどん底に落ちました。しかし、はい上がるようにして、何とか受験し、何とか合格をいただきました。 結論的にいうと、面接をかなり気をつけてください。テストの勉強は当然ですが、人間的な印象は一番重要です。やはり研究室訪問をするのが無難です。
お礼
ご解答ありがとうございます。 東大に行くデメリットの方はだいたい克服可能だと思いました! その上でお話を拝見したところやはり東大という雰囲気の中で勝負してみることは絶対にプラスになるような気がしてきました。
- nero199
- ベストアンサー率2% (1/34)
東大の研究室に訪問しにいきましたか? 行ってないなら受けない方がいいと思います。というのも、院試と言うのは学科ごとで取ると言うよりも、研究室ごとの定員でとると思うので訪問してないなら研究室で人を今年何人くらいとるか分からないまま危険だと思います。 さらにネームバリューやコネが強い教授の研究室は内部性で埋まってる可能性も高いと思います。 まぁあなたが学歴ロンダするだけのために東大院を受けるなら別に関係ないかもしれませんが…。
お礼
すでに研究室訪問の方は行いました。 以前のもっともやる気があったときにここを第一志望にさせて頂きますと伝えました。 でも最近になってまた悩み始めてしまったのです。 自分意志が弱くてだめですね~。
- kansai1947
- ベストアンサー率42% (67/156)
今晩は。来年3月末に定年退職する団塊世代の一人です。 東大院の入試を受けるべきです。逆にもし貴方が東大の学生でしたら、(例えば)東北大院の入試を受けるべきです。優秀な学生であればあるほど、学部時代の指導教授は他大院の進学を勧めるべきです。多くの研究者の指導を受けることが出来ます。そして学位を取得した後、自大学に呼び戻すのがその教授の役目ではないでしょうか。日本の学生は学部、大学院と同じ大学に閉じこもりがちですが、学問の進歩や拡張が期待できません。 イギリスではオックスフォードとケンブリッジ、アメリカではハーバードとMIT、その他の例が挙げられます。 私の息子は阪大(理)から東大院(現D)に進学しました。非常勤で阪大に来ていた東大教授からの誘いもあり、ゼミの教授との相談の上進学しました。現在東大、京大、阪大等の研究者との交流を軸にして研究活動に勤しんでいます。 他大院に進学することはメリットが大で、デメリットなんてありませんよ。東大院で良い研究をしてくださいね。
お礼
なるほど…、このような考え方が日本に浸透してくれればいいと本当に思います。 日本ではあくまで少数派になってしまいますからね。 息子さんを目指してがんばろうと思います。
- drTT_2007
- ベストアンサー率26% (27/101)
私大教員です。私は考えが違います。東大だろうが東北大だろうがどちらでも好きな方を選ぶべきです。自分の研究室を去っていくものは、さびしくはありますが、本人の意思を尊重したいです。東大に行って、将来、優秀な研究者として帰って来るかもしれませんので、武者修行として認めたいです。
お礼
なるほど…。ご回答ありがとうございます。 そのように意志を認めてくださる先生がいることは大変心強く思います。 ただ、どちらが好きかがわからなくて困っているのです。 東北大学にも、もちろん東大にもやってみたい研究があるので。
- imoriimori
- ベストアンサー率54% (309/570)
あえて辛口で遠慮無く書きます。もし見当違いだったらご容赦ください。 ご質問には大事なことが書かれていませんね。何を目的に東大の大学院に移りたいのか、です。そこでなければやりたいことができないとかなら、他のことはどうでも良いでしょう。でも、「なんのメリットもないのに東北大学の院を受けられないというリスクを犯す必要があるのか」なんてご自身で書かれた下りを見ますと、そもそもご自身で具体的メリットなしとしているわけじゃないですか。これって変ですね。 たぶん、特段の理由もなく単に「東大志向」というふうにも見えます。これ次第なんですよね。そうだとすると、辛口になってしまうわけです。 おそらくは、教授はあなたの東大志向が単にブランドネームから来るものじゃないかと思ったので、それをいさめたということかと推測します。教授の言う「時代錯誤」というのは、東大ブランド追求なんて今時意味がないと言いたかったんでは? ちなみに、その観点で個人的な意見を続けますと、移れば一種の学歴ロンダリングと見なされかねません。そして、ここがごく個人的な意見なんですが、私は学歴ロンダリングをする人を軽蔑しているんです。何人か見てきた感触です。部下や同僚に迎えた人の最終学歴や現職肩書き(含む○○大学教授)に見合わないレベルの低さにびっくり、よくみたら結局ロンダリングに相当する経歴だった、その種の経験を何度かしてきたからです。1.5流大学でも学位が無くてもそんな細工をせずに来た人たちのほうがよっぽど使えて、人間的にも信頼できたんです。 もちろん、より上級な大学に移るのがいけないわけではない、そんなことは当たり前です。だけど私は、経歴を見てロンダリングのにおいをかぐと、偏見を持ってはいけないと思いつつ持つようになってしまいました。そういう人は少なくないでしょう。そんなふうに見られたら嫌じゃないですか? 他に積極的理由があれば教授がなんと言おうが行くのもよいでしょう。しかしほんとに「高校のときに受からなかったから院で行きます」なら、変な話。私が担当教授なら「そこまで行きたかったのなら浪人してでも行けば良かったじゃないか。この期に及んでつきあっとられん、とっとと出て行ってもらいたいな」と思うところです(そうは口に出さないけど)。そこをきちんとことを分けて話してくれるのは親切で心優しい教授じゃないかと思います。もし気が変わって現研究室に残るなら、教授には機会を見て現研究室に不満があったわけではないなどはお話しして万一の誤解をとくようにしたほうがいいかも。 「リスクをおかしてまで」は、一般的にはそんなメリットは考えにくいですね。東北大学工学部なら資金とか設備とか教員レベルで不足はないはずです。一般的にはであって、研究室にもよりけりですけど。
お礼
率直な意見ありがとうございます。 実はまだ研究に関して、どの分野をやりたいとかはっきりしたところはなく、どの研究をみても関心を持ってしまいます。 したがって、東大だろうと東北大だろうとやりたい研究があるのです。 だから僕の場合は学歴ロンダリングと思われてもしょうがないように感じています。 そこが実は自分の中でも東大受験に踏み出せないところなのです。 ただ、研究以外にも、東大の人たちに触れることによって自分に何らかのプラスの作用があるのではないかと思って東大を受験してみようと思っていました。 これも学歴ロンダリングですかね。
- okoknonono
- ベストアンサー率54% (123/224)
私は他学部なのでよくわかりませんが、旧帝大工学部だと研究室の推薦でほぼ就職が決まると聞きました。教授の言うデメリットに関する話はこれを指して言ってるのではないでしょうか? つまり、東大院に進学して外部生が、内部生を差し置いて推薦される可能性が少なく、推薦無しでの就職となり、東大の推薦無しの就職と、東北大の推薦ありの就職を考えると、この差はほとんど無いかむしろ不利と考えているのが教授の見解のように思えます。 この辺をよく調べてみたほうが良いように思えます。博士まで行って研究職につくとか、最初から推薦をあてにしないならば東大院のほうがネームバリューはあると思いますが、推薦で就職の決まることの多いと聞く工学部だと教授の言ってることは正しいのかもしれません。 あと、いきなり教授に「東大受けます」と言ったのはまずいですね、もし東北大院に変更したとしても教授からは悪い印象は残るでしょうし、今後うまく立ち回らないといろいろ損するかもしれません。
お礼
う~ん、やっぱり難しいですね。 簡単に言えば何を一番優先するか、なんですが、それがわからないのですよね。 確かに、東北大学を受ける際にはきちんと対処します。。。 お返事ありがとうございました。
- tanuki4u
- ベストアンサー率33% (2764/8360)
東北大の工学部なら、世界的な評価でも100位以内ですので、無理に東大に行く意味はない。 研究テーマに寄りますが、世界的な評価では理工系では 東大・京大・東北大・阪大 が評価されています。 材料科学系では、東北大は世界一です。 http://www.thomsonscientific.jp/news/press/esi2007/ranking.html 材料科学分野1位の東北大学は世界順位が昨年の2位から3位へ、また化学分野1位の京都大学は世界順位が昨年の3位から4位へ変わっていますが、これは中国科学院が傘下研究機関の業績をまとめた結果、それぞれ上位に浮上したもので、これら2大学の研究パフォーマンスが下がったということではありません。
- ----------
- ベストアンサー率30% (30/98)
・修士を卒業して就職するつもりの人間は旧帝大から旧帝大に院で変えるメリットはない。 そんなことないです。 やっぱネームバリューは関係します。 でも、もっというなら、 自分のしたい研究がどこでできるか、を考えるべきです。 東北大の院でもできるなら、そのままあがるのもいいと思います。 東大の院でできないなら、東大に行くことは考え直すことです。 東大のほうが環境が整っていたり、 その専門に詳しい先生がいたり、 たくさん同じ研究をする人がいるなら それを理由に東大の院を目指すべきです。 大学生じゃなく、院生なら 就職活動で聞かれるのは専門に関する力です。 それを身に付けれるのなら、正直どこでもいい。 自分のレベルにあい、自分のやりたいとこに行けばいいし、 目指せばいい。 あなたの就職活動に関して その教授は全責任はとれないでしょう? ・むしろ東大に進学して東大内部での勝負になるから、東北大学にいるよりも就職に悪く働く可能性もある。 就職活動では、東大の院生も参加するのですよ。 結局同じでは? 確かに、自分のレベルが追いついていなければ ついていくのは大変だとは思います。 が、追いついてなければ入学自体が無理だと思います。 ・高校のときに受からなかったから院で行きますなんて時代錯誤もはなはだしい。 意味がわからない。 4年間頑張ってきたなら、 成長もしてるでしょう。 もう一度受けて何が悪いのか、意味がわからない。 時代錯誤だなんていってるほうが時代錯誤では? 他大学の大学院を受けるのは大変だと思います。 情報がそもそも内部の人より少ないし。 気軽にその大学の教授に会うのもできないし。 さらにレベルの高いところを目指すとなると より条件は厳しくなるとは思いますが、 自分のがんばりと比較して決めればいいと思います。 教授の話は参考程度、 あきらめる理由にしてはいけないと思います。
お礼
お返事ありがとうございます。 情報量に関しては僕も同意です。 最近、他人の話を聞くということの重要性がわかるようになり、講演会などは行くようにしているのですが、確かに仙台では少ないような気がします。 参考にします。