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資本準備金の減少

某株式会社の株主総会議案で次のような議案がありました。 これはどのような意味があるのでしょうか。 株主にとってはどのような影響があるのでしょうか?教えて下さい。 <以下原文どおり> 今後の財務戦略上の柔軟性および機動性を確保すること等を目的として、会社法第448条第1項の規定に基づき、資本準備金の額を減少し、同額をその他資本剰余金に振り替えたいと存じます。 <以下略>

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  • ベストアンサー
  • mahopie
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回答No.1

5分で分かるそうですが、読んだ限りでは10分以上かかりました。 http://www.nouzeikyokai.or.jp/yomimono/news/img/0301/2.pdf 過去長期にわたって、配当額の1/10を資本準備金(=内部留保)としてストックされてきた部分のうち、法定の1/4を超える部分を「その他剰余金」という不特定項目へ振り替える為に定時株主総会の決議をする、ということのようです。 「財務戦略上の柔軟性と機動性」と積極的な記載とは裏腹に、通常は何らかの特別損失・営業損失による剰余金の減少を埋める必要が生じたマイナスのケースではないか、と考えますが、(証券コード7938・1757) 企業側のROE対策面で、今後配当増加・自己株取得といった株主還元の手法を積極活用しようとする積極ケースもあり得るかもしれません。

noracyan
質問者

お礼

御礼が遅くなりました。 ようするに、良くもとれるし、悪くもとれると云うことですね。 経営者が信用できるかどうかがポイントですね。

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