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日本が戦争で殺した中国人の数
この前国際関係論の授業で教授が、 「日本は戦中に中国人を1000万人殺したことは消しようの無い事実」 というようなことを強く言ってました。だから、 「東アジアとの関係を良くするには日本が贖罪の念をまず持たなければならない」とか言ったんですよ。 私は「1000万?!嘘じゃないの?もっと少ないはず・・・」 と思ったんですが、実際のところ、どうなんですか? それって、中国側の誇張した主張とかじゃないんですか? その教授の授業はおもしろいし、今まで左がかっていると 思ったことはあまりなかったんですけど、これを聞いてその教授の 思想には染まりたくないと思いました。 強く言ってたので他の生徒が信じきっていたら嫌です・・・。
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誰も数を数えなかったと言うのが、正解のようです。戦後国民党が発表した数で50~300万人が妥当な人数と思います。何回も修正が加えられ、現在最大の数字は9、000万人と伝えています。憶測ですが、国共内戦は、もの凄い殺戮があったそうで、特に解放軍(中共軍)は見せしめの為村毎皆殺しを常套手段としたようです。この恐怖政治が無ければ、国共内戦が共産軍の勝利で終わる理由が理解できません。住民に圧倒的支持を受け、又圧倒的軍事力を持つ国民党軍が、地すべりの様な敗戦を迎える原因は、現在伝わる人民共和国の歴史書を鵜呑みにして信ずる訳には行かないでしょう。それではあまりに知的センスが無いものだと断定できるのではないでしょうか。 開戦時の中華民国の人口が4億人と言うのも怪しいもので、統計の概念が地方には無かったのでしょう。そして共産軍、国民党軍の軍服は統一されたものが無く、方言で話す中国軍は、言葉が通じず住民にとって外敵そのものであったそうです。従って民間人が死んだ総数は、努力すれば判明したのでしょうが、どの軍が殺戮したかを論ずるのは危険でしょう。 事実軍規厳正な日本軍部隊が駐屯していた地方は、テロも殆どなく、共産軍や国民党軍の攻撃やテロの情報を、地域住民が教えてくれたそうです。そして国共内戦が勃発して、日本軍と住み分けが機能していた地方は、その戦いに巻き込まれ、多くが犠牲となり、全村全滅が一説には何千と言う単位となり、その地方の大戦の犠牲者の数が記録から抹消されてしまったのは言うまでも有りません。 教授は、どんなデータを参考にしたのか分りませんが、私も知りたいところです。日本軍との戦闘に巻き込まれて死んだ人や、爆撃で死んだ人、又本当に日本兵が虐殺した人、便衣隊と間違えられた人、困難な作業ですがせめて近似値でも出さないと、日中のいがみ合いが消えないでしょう。巷間伝えられる犠牲者の数に、国共内戦の死者を上乗せして日本のせいにする訳にはいきません。
お礼
回答ありがとうございます。 中国共産党と国民党の戦いでの死者が上乗せされてる可能性があるってことですね。 日本軍との戦闘で兵士が死ぬのは戦争だから仕方ないですよね。 爆撃も、戦争中だから仕方ない。(日本だって爆撃受けてたわけだし) それを含めてか知らないけど、教授のあの言い方は日本軍が中国の国民を 虐殺したって感じのニュアンスが強い感じでした。このことについての 講義ではなかったので説明が一切無かったんですけど、本当に教授にどういうことか尋ねてみたいです。 メールで聞いてみようかな、なんて思ってます。