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民法の勉強法について
こんばんは。いつもお世話になっています。 国立大法学部の1年生です。 まだ授業は始まったばかりですが7月末の試験(範囲は民法総則だと思います)に備え、民法の勉強法についてアドバイスいただければと思い質問させていただきました。 過去の記事を検索してみたところ、 (1)ノートやレジュメをしっかり覚える (2)教科書(基本書と同義でしょうか?)で該当箇所を確認 (3)予備校で出している参考書を解く という方法が良いと至ったのですが、このやり方で良いでしょうか? 諸事情によりどうしても優か秀認定を取りたいので(秀はかなり難しいとは思いますが…)、参考書等で理解を深め論述対策も今のうちから少しずつ考えていきたいと思っています(予備校で対策していない人にとって論述はかなり難しいと聞いたので…)。 勉強法やオススメの参考書がありましたら何かアドバイスいただければとても嬉しいです。 拙く長い文章ですが読んで下さりありがとうございました。 宜しくお願い致します。
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元司法試験受験生で司法試験択一式合格経験者です。 民法は条文が多い科目なので、お決まりですが 1.定義・要件・効果・参照条文を抑える 2.学説(通説・有力説・多数説・我妻説)を抑える 3.代表的な判例を抑える 4.事例を常に考える(3とリンクしているが・・・) ただ、基本書(内田貴とか、有斐閣双書とか、有斐閣Sシリーズとか、一粒社のダットサンのこと)や予備校本(早稲司のデバイスとか、辰巳のチュートリアルとか、伊藤真の○○入門とか)を読むんではなく、判例集とか、事例・演習本とかも用意しておくといいと思います。 ぶっちゃけ明治大学では「俺の授業に出てる暇があったら、家で勉強しろ!」っという教授ばかりだったんで、授業に出ている意味がないですよ。法科大学院に出そうなことや、司法試験に出そうなところはあまり学校では深くやってくれません。例えて言うなら、刑法で大学では普通、司法試験や法科大学院入試では頻出テーマの共犯はやりません。 これは民法でも同じで、司法試験や法科大学院入試では頻出テーマをやってしまうと、学生が単位を取れなくなってしまうからです。なもんで、授業に出る意味が私は無いと思います。まぁ出席を取っているんでしたら、しょうがなく出ますがね。でも法律の授業って普通出席を取りませんからねぇ… 民法総則の最大の山場は「代理」です。表見法理とか、通謀虚偽とかはとても司法試験や法科大学院入試では頻出テーマなんですが、そういうところはあまり教授は出したがりませんしね。学生の回答がひどすぎる結果になるからです…悲しいけど…
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- haifa7741
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昔旧大蔵に1番で通った人は我妻先生の 民法案内を読んでいたそうです 昔流の方法なら先生の話を教室の前で 一言一句漏らさず書き取って 帰宅後ノートに 章項目ごとに整理しなおす そういうのがトップの人の勉強方法と 言われていましたが・・・国1志望ならそれでいいかと・・ ロースクール希望なら・・・そうですねえ 内田先生の本とかを読んで 予備校本を数冊覚えますか・・・・ 星野先生とかは驚くべきことに当時の機械的合格シリーズ論文対策から 定期試験を出題され 試験後生協で学生が同じ問題を見て 地団太踏んだということがありました 駒場にはその本は積んでなかったです・・・生協が悪いと思いますが 辰巳の演習シリーズとかで先生が好きそうな本を見ればいいのでは? 秀とは良上みたいなものでしょうか・・・
- gwkaakun
- ベストアンサー率43% (1162/2649)
ちなみに私の場合は我妻栄・有泉亨著、日本評論社発行「コンメンタール民法」っというのを愛用していました。 条文と判例・定義・要件・効果・学説などなどが条文ごとになっていて読みやすかったです。でも今は絶版になったような…我妻先生やそのお弟子さんも死んでいるでしょうしね…
- sally37
- ベストアンサー率25% (67/258)
民法は意外と難しいんですね。 法学部ではなく、国家試験の勉強をしています。 私の場合は基礎を固めるという意味で伊藤真先生の民法入門からやり直しました。民法全体を理解すると言う意味では非常に大きな成果がありました。 レベルアップとしては、有斐閣Sシリーズ「民法」も事細かく説明されているのでいいと思います。判例通説の説明も入っています。 (1)~(3)のほかに条文を繰り返し熟読することも大事だと思います。
こんばんは。民法をかじったことのある者です。 民法の基礎から学ぶのでしたら、いきなりですが「宅地建物取引主任者(国家資格)」のテキストが参考になると思います。 本屋でいっぱい売っています。分かりやすそうなものを選べばいいと思います。とくに条文は大事。あと判例も。 宅建での民法は内容は基本的なものですが、分かりやすいと思います。 主に、保佐人とか詐欺・脅迫、心裡留保とか、他には物権・債権まで、 扱っています。 (不動産の資格なので多少偏りはあるかと思いますが、分かりやすいことは確かです) まず、予習が先だと思います。じゃないとノートを取っていても、何を言っているのだ先生は???になりかねないからです。 民法はいろいろな条文が相互にからんできますので、体系というかおおまかに全体をつかんでいないと、迷路に迷い込んでしまいやすい。そう思います。