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出家という選択

まだ将来のことではありますが、 幼少時から仏教と浅からぬ縁があり、 僧侶となり社会活動をしてみたいという意志があります。 まだ漠然として入るのですが、 大学時代も仏教関連の研鑽や講義を受けており、 恩師に浄土真宗の住職の方もいるという状況です。 寺持ちでもない一般在家の人間が出家し、 研鑽を積むこと、また家庭をもち生活を営むことは可能かなど、 教えていただければ幸いです。 まだ24歳と若輩のため、 すぐに行動するとはいかないのですが、 教えていただくことにより少しでも自信がもてると、 後々の道標となりますので、 何卒よろしくお願いいたします。

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回答No.1

実家は仏門です。宗派は天台宗です。 結論から言えば、可能です。 方法はさまざまあるかとおもいますが、私が知る2種類の道を書きます。 ・努力で進む まず、恩師である住職の方に仏門に進みたいといい、得度(とくど)をお願いします。得度は住職の方にやっていただけるかもしれませんし、本山の方で行なうかもしれません。その後修行を積みます。ひたすら積みます。位階があがれば宗派内で席が空くお寺の住職につけるかもしれません。住職についた後も時折本山に出向き修行します。つけなければ本山内で職務につきます。結婚は可能です。 ・出会いを求める 実家がお寺で跡取りとして婿に入ってほしい女性と結婚します。跡取りですので僧侶として得度し、修行します。 どちらに進むかは質問者様が決められることですので、あえて薦めません。ここより下は私が知る実話ですのでよければ参考にしてください。 ある日突然我が家に「家族も仕事も財産も捨てて出家しにきました」と40歳ぐらいの男性がやってきました。住職である祖父は「ここではできないので、本山に行きなさい」と紹介しました。男性がいなくなった後、祖父は「今からどんなに修行しても60過ぎに小さな檀家がいないような寺の住職になるくらいしかできない。自分の半分くらいの寺の子どもが高い位をもらっているのに耐えられるのか」と、ぽつりと言いました。 サラリーマンだった男性がお寺の女性と結婚し僧侶となりました。年に数回一ヶ月ほど本山に修行に行きます。それでも足りず、夜に父に教わりにきていました。父は「小さい頃からならともかく、30過ぎてから始めるのは大変なんだ」と言っていました。 私には兄がいます。跡取りとして高校生から本山が運営する高校、仏教科がある大学、と進みました。在学中に本山で修行を積み、卒業した今でも1年に数回修行しに行きます。2時起き、掃除、お勤め、食事、お勤め・・・食事は豆腐一丁(薬味も醤油もなし)と白米、トマトと白米(もっとまともな組み合わせがあるのかもしれませんが)など、なかなか大変なようでした。それでもそれなりに高い位をもらっているそうです。 質問者様が何を求めて仏門を目指されているのかわかりませんが、けして楽ではありません。それでも進まれるのならば、きっと徳のある僧侶となれるのではないかと思います。

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