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夏目漱石「吾輩は猫である」について

私は韓国で日本の文学を専攻いる大学生です。 来週「日本の小説の理解」っていう授業で夏目漱石の「吾輩は猫である」という作品についての発表が決まっています。 韓国の検索サイトで調べましたが情報があんまりなし、学校の図書館にも資料がほとんどなかったんです。 それでここに質問しようと思いました。 この作品の日本の文学史的な評価とか批評とかが知りたいんです。 そしてこの作品は文体が面白さが目立つと聞いたんですけど、日本の文体にどんな影響を及びましたか? まだ日本語が下手なので文法が間違ってもご了解してください。 みなさんお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • gbrokk
  • ベストアンサー率26% (146/541)
回答No.2

私の個人的な考えですが・・・ 日本は明治維新を境に資本主義の初期に入って社会全般がお金万能の気風になりました 気持ちが純粋でお金よりも精神を大事にした夏目漱石は拝金主義の風潮を猫に託して風刺したのです 芸術や学問を尊ぶ人達(くしゃみ先生や寒月君)がお金万能の人達(金田夫人、多々良三平君)をチクリと批判すると言う筋が若い人達の共感を呼びました、優れた文明批判でもあったのです 文体もそれまでの文語体を脱して誰にも判る口語体で書かれたので広く読者を得たのです

bernadetta
質問者

お礼

今日図書館で「猫から見る資本主義の認識」という論文を発見しました。gbrokkさんの意見と似てましたね。 返事ありがとうございます。

その他の回答 (3)

  • jorkar
  • ベストアンサー率17% (6/34)
回答No.4

個人的な意見ですが、漱石はとてもよく猫を観察していたと思います。私の家では猫を飼っていますが、観察が鋭い上に、猫の行動や思考(と言っていいんでしょうか…?)が上手く表現されていて、よく書いたなーと驚きました。 それと少し前にテレビでやっていましたが、日本語で当たり前に使われている「新陳代謝」「浪漫(ロマン)」「沢山(たくさん)」、といった言葉や当て字を作ったのは漱石だそうです。そういう意味でも日本の文学に大きな影響を及ぼしたのだと思います。

回答No.3

 日本人なら誰でも知っている小説です。文学史的評価も、非常に高いです。コミカルな感じの作品で、ロレンス・スターンの『トリストラム・シャンディ』の影響を受けているとも言われます。「日本の文体に影響を及ぼした」なんて言うと大袈裟ですが、とてもリズムの良い文体で書かれています。  すぐに言えるのはそれくらい。

bernadetta
質問者

お礼

そうですね。 返事ありがとうございます。 参考になりました。

回答No.1

もと図書館員です。 図書館にも資料がないということですが、 司書にリファレンスを申し込んではどうでしょうか。 日本語のグーグル検索で「吾輩は猫である 論文」を、 トライしてみた結果、研究論文がいくつもありました。 日本を研究されるのであれば、 日本語の研究論文を辿ることを、 お勧めします。

bernadetta
質問者

お礼

助言ありがとうございます。

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