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ベース接地増幅回路
ベース接地増幅回路を直流回路と交流回路で示したいのですがわかりません。それと入出力インピーダンスがどのようになるかどうしてそのようになるか、ベース接地回路がエミッタ接地回路より周波数特性がよいのはなぜかわかりません。教えてください。よろしくお願いします。
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電子回路の基礎の基礎です。直流等価回路はエミッタ接地(最近は「共通回路」の呼び名が使われる)の場合と同じですが、もちろんバイアス形式(自己バイアス、電流帰還 等)により変形する必要があります。交流等価回路はT型で描くのか、π形のhパラメータで表現するのかによってだいぶ変わってきます。π形の場合には基本はhパラメータですから、エミッタ共通回路の場合と形は同じですが、値が違います。たとえば電流増幅率hfeで表されるものはhfbに置き換えられます。 入出力インピーダンスは交流等価回路ができ、それを回路解析して求めるものであり、「そうなる」のはもとの交流等価回路がそのように表現されているからです。交流等価回路の表現を変えれば全く違った式を導出することになります。そういういみではT型なのかπ型なのかというところは重要です。 周波数特性を制限する要因はベースコレクタ間の接合容量が増幅器の負帰還となり、高周波になるほど利得を低下させることと、入力インピーダンスが低下するmuller効果によります。ベース接地では入力がエミッタ、出力がコレクタですから、エミッタコレクタ間の容量は一般に小さいために高域で有利になります。
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ありがとうございました。これでレポートが書けます。次に機会もよろしくお願いします。