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映画にもなりました中島らもの「寝ずの番」の、死人のカンカン踊りについて、教えてください。

マキノ雅彦(津川雅彦)監督により映画にもなりました中島らもの傑作小説「寝ずの番」の、死人のカンカン踊りは、勿論落語の「らくだ」がネタ元であることは知っているのですが、もっと詳しく知りたいのですが。何かいい専門的な資料か本を教えてください。落語の「らくだ」は志ん生の噺でよく聞きましたが、あのストーリーは誰が作ったのでしょうか?カンカン踊りの発生元なんてあるのかな?「死」を洒脱に見る江戸落語の真髄を感じるのですが、そんな視点からでも、いろいろ知りたいのですが・・・

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  • mabomk
  • ベストアンサー率40% (1414/3521)
回答No.2

本題は「駱駝の葬礼(そうれん)」。上方落語の4代目桂文吾が完成させ、大正時代に3代目柳家小さんが東京へ移植した。当時、小さんが本郷の若竹亭という寄席でよくかけていたため、「若竹へ行けばらくだの尾まで聞け」という、川柳ができるほど流行した。 「ラクダ」というあだ名については、1821年(文政四年)、両国に見世物としてラクダがやってきたことに由来する。砂漠でその本領を発揮するラクダだが、それを知らない江戸っ子達は、その大きな図体を見て「なんの役に立つの?」と思ったらしい。そこで、図体の大きな人やのそのそした奴をラクダに準えて表現したことが下敷きになっている。 終盤に登場する火屋(火葬場)の所在地は、江戸では落合、上方では千日前となっている。 「らくだ=長尺版」 http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakug382.htm 「ラクダ短縮版」 http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakugo31.htm 「六代目松鶴師匠」をモデルにして居る映画ですから、やはり「らくだの かんかん踊り」は入れたかったのですね、大賛成。

gyosui
質問者

お礼

お礼の言葉が遅くなりました、仕事に追われて、次ののブログの資料にと思っていたのですが、それも遅れています。参考になる情報ありがとうございます、特に落語について参考になりました。

その他の回答 (3)

回答No.4

唐人(清国人)の扮装で「かんかんのう きうれんす」と意味のない歌詞で踊ることから「唐人おどり」「かんかん踊り」とも言われるかんかんのうは 2月2日、長崎の唐人屋敷の土地神の祭りとして行われたもの 作り物の蛇を持ち踊ることもあった。現在もこの祭りは長崎で行われている。これが世間にひろまったのは長崎・丸山遊郭で上記の意味のない歌詞がつけられ流行したものを「唐人飴売り」がひろめたと言われている。1820年には大阪で「唐人踊り」の興行が大当たりし、翌年江戸でも大流行。その翌年には 歌詞・踊りともみだらになってきた事を理由に町奉行所は市中での「唐人踊り」を禁止してしまう。 以上 出典はわかりませんが何冊かの本にあった記述をまとめてみました。ご参考になればいいのですが。

gyosui
質問者

お礼

お礼の言葉が遅くなりました、仕事に追われて、今度のブログの資料にと思っていたのですが、それも遅れています。参考になる情報ありがとうございます。

  • TTOS
  • ベストアンサー率40% (209/510)
回答No.3

「かんかんのう」は江戸時代に流行した唄だそうです。 五社英雄の映画「北の螢」で,仲代達矢がかんかんのうを踊っていたような記憶が・・・舞台は1881年設置の樺戸集治監です。たぶん。 江戸でも上方でも,誰でも知っていたんじゃないでしょうか。

参考URL:
http://www.at-nagasaki.jp/nagazine/uta/011201/index.html
noname#74443
noname#74443
回答No.1

 元は上方(大阪)落語やと思います。上方では六代目笑福亭松鶴の話が有名です。

参考URL:
http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakugo31.htm

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