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宇宙と地殻中の元素存在比の違い
QNo.2702406 「地殻存在率が記載された周期表」 でご教示頂いた(グラフ)のHPを見ますと、 我々の住む地球も太陽系の一部であるのに かなり元素の存在比が異なります。 地殻中の金とかプラチナの存在比が、かなり低いですが原因は なんでしょうか?
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金やプラチナは密度が非常に大きい(鉛と比べても金で1.7倍、プラチナで1.86倍)ので、 地殻が熔解していた頃に、もっと下の層に沈んでいったのではないかと思います。 ・金(19300kg/m3); http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91 ・プラチナ(21090kg/m3); http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E9%87%91 ・レニウム(21020kg/m3); http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%8B%E3%82%A6%E3%83%A0 ・オスミウム(22610kg/m3); http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%B9%E3%83%9F%E3%82%A6%E3%83%A0 鉛(11340kg/m3); http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%89%9B 鉄(7874kg/m3); http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%89%84 ただ、そう考えると、鉛と同程度の密度であるルテニウム(Ru)やロジウム(Rh)などが地殻に 少ないことについての説明が別に必要になるのですが・・・酸化物の沸点が低い等の理由で、 逆に揮発したのでしょうか(汗) ロジウム(12450kg/m3); http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A6%E3%83%A0 ルテニウム(12370kg/m3); http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%86%E3%83%8B%E3%82%A6%E3%83%A0
補足
お返事ありがとうございます。 では、金やプラチナは、地中をもっと深く掘れば、「ざくざく」と出てくる可能性もあると言うことなのでしょうか?夢がある説ですね。