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論文を読みたい

kgu-2の回答

  • kgu-2
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回答No.6

 理系と言っても、数学のように理論と医療系や理工系の実験を主とした学部によって異なるのですが、実験が必要な学部を前提に。  論文と名のつくもでは、通常学会などの審査員による審査に合格したものを学術論文と言います。世界で最も評価の高いサイエンスやネイチャーは、学会誌ではありませんが、審査は厳しいのです。出版社が商用で出しているものも少なくありません。商売として成立しているものですから、内容は高いものが多いのです(内容の薄いものは、誰も買わない)。  博士論文は、論文として独立しています。ただ、その内容は、学会誌などに合格した(受理されたという)ものです。国会図書館には必ず寄贈されているのですが、学会誌を読むのが通常で、わざわざ学位論文を読むのは奇特なヒトです。  修士論文は、未熟なものが多く、内容は公表しません。公表できるものは、学会誌にも投稿します。  卒業論文は、論文という文字はついていても、記録ノートと変りません。論文書きの練習台か卒業記念でしょう(内容がよければ、学会誌に投稿しますが)。卒業論文の題はともかく、内容を発表する研究者はいません。  さて、理系の「論文を読む」というのは、和訳することは単なる出発点です。和訳が必要なのは、レベルの高いものは、和文ではなく、世界の人に読んでもらうために、英文で発表するからです。  理系の論文は、科学的に表現します。科学的というのは、その論文の内容を実際に実験すれば、同じ結果を出せる、ということです(再現性といいます)。学術論文には、緒言、方法、結果、考察というのが標準的な構成ですが、方法の部分は、詳細な記述が必要な理由です(○○社製の××型を用いたまで)。「読んだ」というには、自分が論文のとおりに実験して、結果を再現できるという意味です。  さらに、論文を読んで、『ここはおかしいぞ』『自分なら、このように改良する』などが言えて、はじめて「読んだ」と表現して下さい。英語論文の場合、訳せたことが読んだことにはなりません。ですから、どんな優秀な翻訳者でも、理系の学識が無いと、読んだことにはなりません。目を通せた、くらいが適切だと思います。ですから、専門が少し異なると、私の場合『論文を眺めた』というのが、せいぜいです。

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