被害者報道・・・

質問

被害者の実名報道を推進する機関というのは
その論拠はどういったものなのでしょう？

普通に考えれば、かわいそうだから実名はやめてあげたら？
となるのですが、だめなのでしょうか？

警察はマスコミには名前を教えておく、万が一警察が不備をやらかした
ときにマスコミが検証できるように。
しかしマスコミはなにか起きないかぎりその名前を報じない

というのでは何か不都合あるのかな・・

回答No.2

ginji73

それが完全に守られれば理想ですけど・・・
某週刊誌による勇み足的な実名報道、被害者宅に大挙して押しかけるマスコミなど、報道による二次被害が発生しているのが現状です。

仮に報道機関の判断に委ねられる場合、その判断は誰がチェックするのでしょうか、またその責任は？
その点を明確にしない限り、報道機関に下駄を預けるのは危険だと思います。

はっきり申し上げて被害者が匿名であっても、週刊誌などではフィクション記事が紙面を飾っている現状では、「正確な取材や検証をするために実名は欠かせない」という報道機関の抗弁は説得力を欠くと思います。

回答No.1

phj

実際につい最近起こったことです。

学校で不祥事があり、警察は被害者の実名報道を控えました。しかし、被害者は実名報道を望んでいました。
それは、学校側に隠蔽体質があり、被害者名を伏せることによって、被害を小さく見せようとしたからです。

警察関係者が被害者の場合もあります。直接的な事件としては被害者ですが、その事件の発端となった犯罪（もしくはそれに近い悪いこと）があり、それを隠蔽するために被害者名を伏せることもあります。

また、尼崎ＪＲ脱線事故では、被害者名が死亡者に限られていました、このため被害者が団体となって行動するための組織作りが遅れ、ＪＲ側が被害者名簿の提供を拒否したため、さらに困難になったようです。（この情報は直後の内容ですので、その後はわかりません）

このように、被害者だからといって、必ずしも可哀相では済まない問題が含まれていることがあるのです。

そのため、後で隠された事実がないかどうか調べるために、実名報道は大切なことなのです。
もちろん、実名を出したくない被害者に配慮は必要ですが、現在は警察が実名・匿名を判断できるので、とても危険だと思います。