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示差熱分析の分解能について

HDDRの回答

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回答No.2

分解能ですか・・・DTAですと、どんなけ小さな温度差を分析できるか、つまり熱電対の性能を表すのかな?  発熱・吸熱が大きければ分解能が低くても検知できるでしょうから、装置に決められた試料量で極微少の発熱・吸熱しか示さないような場合に、分解能が~という話にはなると思います。  分解能はそのままで、この極微小の吸熱・発熱を検知するには、    (1)試料の量を増やす    (2)昇温速度を早くする  といった対策が考えられます。分解能が低くても、試料を増やしてやれば発熱・吸熱の量は大きくなりますから、検知しやすくなると思います。  どれだけ、吸熱・発熱するかが、検知できるかどうかの決め手になります。吸熱・発熱の量は試料量に依存するので、試料量と分解能に関係が有ると言えるのかもしれませんが・・・少し乱暴な気がします。

9157671
質問者

お礼

とてもわかりやすくて参考になりました。 なんとか測定を無事に終えました。 どうもありがとうございました。

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