• ベストアンサー

水素原子の向き他

私は高校3年です。今、MRIの動作原理について説明し、いかなる質問にも答えられるようにならなければならず、困っています。 本題ですが、MRIの動作原理についてはひととおりわかっています。 以下質問です。 1.水素原子は通常様々な方向を向いているとありましたが、なぜそれがわかるのですか?また、なぜ(磁場によって)一定の方向を向いたと言えるんですか? 2.吸収したRFパルスが放出される方向はきまっているんですか?決まっていないとすれば、どうやって電波を受信するのですか? 3.検査中の音が大きさは、具体的にどうすれば軽減できるんですか? (以下の質問は無視していただいても構いません。) 4.RFパルスの周波数、波長はどのくらいですか? 5.なぜ磁場によって水素原子は方向を変えるのか? 6.傾斜磁場について詳しく教えてください。 回答よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.2

#1様と同様に、「MRIの動作原理についてはひととおりわかっています」ならこういう質問はない、というか少なくともこういう掲示板でさらさらとわかるようなものではないということもわかっているんじゃないかと思うのですが。 とりあえずごく易しい(それでは到底ことの真相はわからないとしても)入門書をざっと見てからのほうが妥当です。本来は大学で理工系を学んだ上でさらに年単位の学習が要ります。 が、とりあえず簡単に。 1.たくさんの原子核が特定の方向を向くと考えるほうが不自然では?いったいどの方向を向く?熱運動でこづき回されていれば、そのこづき回す力にまさる外力を加えない限りばらばらです。その外力が、1.5テスラなどの静磁場です。それでもこづき回す力のほうが優勢で、静磁場の方向を向く傾向がほんの少し出てくるという程度です。 2.放出される方向は決まっているというかいないというか。何をもってそういうか次第ですが、MRIの情報を含んでいるRF信号の向きには特定の癖があります。受信方法はファラデーの電磁誘導現象です。 3.傾斜磁場コイルが音の発生源ですが、傾斜磁場コイルを真空容器で囲むなどすれば音の伝搬が減ります。 4.静磁場強度に比例です。1.5テスラなら64MHzです。波長は光速を周波数で割った値。 5.水素原子ではなく水素原子核です。スピンという性質により小さな磁石の性質を持っているので、外から加えられた磁場に影響を受けて、多少ながら向きを変える。1で述べたとおり。 6.どこも同じ磁場強度だと、水素原子核からの信号はどれも全く同じ周波数になり場所の区別がつかない。どの場所から来ているかは、場所毎に少し磁場が違うようにしてやると、周波数を調べれば区別をつけられる。これだけじゃないですが。 蛇足ですが、別質問の「MRIの欠点」は閉じるか何か処理をされては??回答者としては理解されたのかどうかわかりません。聞きっぱなしはよくないです。

その他の回答 (2)

回答No.3

質問の内容はMRIの話というよりは、その基礎の1H NMRの話ですね。 NO.2の方もお答えの通り、はっきり行って高校生レベルの物理できちんと説明するのは無理だと思います。 たとえ話の形でなら説明はできますが、それで完全に理解できるわけはありません。 最低限、光(電磁波)の吸収と放出、スピンと磁気モーメントの話くらいは分かっていないと何をいっとるんだ状態になってしまうと思いますよ。 質問者さんは何かで勉強されたのでしょうが、どのような書物をご覧になったのでしょうか?またその内容は理解できたのですか? NO.1にも書きましたけど、高校レベルで作動原理を理解し説明するのは範囲を逸脱しすぎだと思いますが・・・ どの程度の説明をこちらがしても大丈夫か判断がつきかねます、現状では。

回答No.1

動作原理についてわかっている、というのなら、1,2,5のような原理的に誤ったしつもんは出ないでしょう・・・ 高校生ということですが、水素原子の核スピンというものをちゃんと分かっていますか? MRIの動作原理について全て答えるというのは大学レベルの量子力学および多次元NMRの知識が必要だと思いますが、そこまでの知識を必要とする課題なのですか?

関連するQ&A

  • MRIでのRFパルスについて

    MRIでの原理的なことなんですが,均一な磁場でRFパルス(90度パルス)をかけると磁化方向が90度傾くのはなぜなんですか。

  • 水素原子を光でイオン化させるという問題について

    水素原子を光でイオン化するには波長いくつ以下の光を用いればようのでしょうか? R=1.097×10の7乗 m-1乗   と与えられています。

  • 水素原子の量子数 他

    水素原子の量子数についての質問です。 n:主量子数 l:副量子数 ml:磁気量子数 のとき水素原子において n=3 l=2  のとき、mlに該当する数値を示せ。 という問題なのですが、僕の理解だと、答えは複数あって、 ml=-2,-1,0,1,2の五種類あると思うのです。 これは僕の理解が間違っているということでしょうか。 それとも、水素原子の場合には何か答えが束縛される条件のようなものがあるのでしょうか。 それからもう一問、 電子顕微鏡に用いる波長0.00510nmの電子線を得るには電子は何m/sまで加速されなくてはならないか。 この問題も教科書を読んだだけでは理解できず、求め方もわかりません。 どなたか詳しい方、ご教示願います。

  • MRI 磁気共鳴 ラーモア について

    MRIについての質問です。 教科書、参考書などを読んでも分からなく困っているので質問いたします。 今、勉強しているMRIのテキストに記述してある内容で、ラーモア(larmor)方程式に関する質問です。 ラーモア方程式は ω=γB0 となっています。 今、1.5TのMRIの場合を考えると共鳴周波数はω=42.6×1.5≒64MHz/Tとなることは分かります。 分からないのは、RFパルスを加え90°フリップさせる場合を考えます。 そのとき、静磁場の1.5Tに加え、電磁波(RFパルス)によるB1(B1<<B0)という磁場がプロトンに影響を及ぼすことが考えられます。 (実際テキストには『RFパルスの磁場(B1)の軸を中心に歳差運動させる』と表記してあります。) そこで疑問に思ったのですが、1.5Tの磁場内に置かれたプロトンに共鳴現象を生じさせるために共鳴周波数である約64MHz/Tの電磁波(RFパルス)を与えた場合、 プロトンはこの電磁波(RFパルス)によるB1の影響を受け、共鳴周波数が64MHz/Tから変化し、64MHz/Tの電磁波(RFパルス)では共鳴現象が生じないことは考えられないのでしょうか?? また、Z軸に平行状態であるプロトンにX軸方向から90°パルスによってX-Y平面にプロトンをフリップさせた場合、プロトンはX軸を中心に歳差運動を行うと表記してあります。 これでは明らかにB1の影響を受け、共鳴周波数にも影響がありそうに感じますが如何でしょうか?? 的外れな質問、疑問かも知れませんが、解決の糸口が見つからず困っています。 どなたか、宜しくお答え下さい。宜しくお願いいたします。

  • スペクトル

    水素放電管からは限られた波長の電磁波しか放出されないのに、太陽からはすべての波長の電磁波が放出されるのはなぜですか? ただし、太陽はほとんど水素原子から構成されているとしてください。

  • パルスと磁化の傾き

    NMRなどでRFパルス(例えばπ/2パルス)をかけると磁化方向が90度傾くとありますが、『RFパルスというのは(短時間だけ)回転する磁場と同じだからです。』という記述をみたのですが、よく理解できません。 パルスの幅つまりπパルスやπ/2パルスと、それをかけられた磁化の傾きの関係について教えていただけないでしょうか?

  • γ線の波長と原子核半径

    調べたのですがよくわからないので質問します。 実験でγ線の波長を測りました(実際にはエネルギーを測りました)。 それで、結果がなんとなく原子核半径に近いような気がします。 γ線の波長と原子核半径には何か関係があるのでしょうか? ものすごく当たり前のことなのでどこにも載っていないのでしょうか。 それとも全く関係ないのでしょうか。 γ線は原子核内の核子のエネルギー状態の遷移により放出されるそうなので、 関係があるような気がするのです。 よろしくお願いします。

  • 曲線グラフのかきかた (MRIのパルス、エコー)

    MRIの原理を簡単に説明するためのスライドをつくっています。 書籍に載ってるような、RFパルスやエコーの形を曲線で描きたいのですが、 どうしたらよいのでしょうか? 教えてください。

  • 水素原子内の電子の動きについて

    『岩波ジュニア科学講座〈1〉すがたを変える物質』という本に、水素原子に関する以下の記述があります。 「直径240mの球を考えてください。中心部分に直径1mmの球状の陽子があります。その動く範囲は、たかだか数cmです。一方電子も直径1mmの球ですが、こちらの方は直径240mの球の内部全体をくまなく走り回っています」 「原子の中の電子の動きはとらえにくく、あらわしにくいものですが、ここでは1s状態のときの電子の動きを直進軌道としてえがいてみましょう。電子と陽子の間の電気の力は、距離が近づけば近づくほど強く引き合います。電子は陽子に向かってまっすぐ進み、速度を増して、陽子の中を通り抜けます。そのときにだけ、電子は方向や速さを変え、こんどはまっすぐ陽子から離れていきます。そして速度を落としながら原子の端の方まで行って、また同じ直線上を陽子の方に加速されながら戻っていきます。こんな運動を1秒間に10の15乗回の何倍も繰り返しています。そして、この電子の動いたあとを積み重ねてみると、見た目にはタンポポの綿毛のような球になります。進行方向と速度に適当なゆらぎを与えると、実際の水素原子の電子密度とほぼ同じものが得られます。これが水素原子の1s状態の電子の動きの直進軌道モデルです」 一つ目の文章についての質問は、水素原子の直径を240mとしたとき、陽子と電子の直径は1mmとのことですが、陽子と電子の直径の長さは同じなのでしょうか?質量に関しては、本書の中で、「陽子は電子の1836倍」と書かれています。ならば、直径も電子の方がはるかに小さいのではないかと思うのですが、どうなのでしょうか? そして、二つ目の文章についての質問は、電子の動きを直進軌道として説明していますが、これは正しい説明と言えるのでしょうか? これまで、電子の動きについて、こういった説明を読んだことがないので、当惑しています。原子核の周りを電子が回っているという古典モデルの説明はよく読みますが、「陽子の中を通り抜ける」なんて説明は初めてです。 ちなみに、この本は三人の共著なんですが、質問で取り上げた部分を書いている人は、電気通信大学の中川直哉という人です。 また、この本は、内容はけっこう本格的なんですが、「~はあるかとおかあさんに聞いてみてください」という文章が出てきたり、ひらがたが多用されていたりと、子供向けって感じです。なので、子供向けに簡略化しているのかとも思ったのですが、たとえ簡略化であったとしても、このような説明に出会ったのは初めてなので、とても当惑しています。 よろしくお願いします。

  • 水素原子の波動関数

    以下の二つの問題が解けません。アドバイスお願いします 1,水素原子において、原子核からr離れた位置で電子を見いだす確率はr=a(a:ボーア半径)で最大となる。これは、電子密度が原子核の位置r=0で最大になる事実と矛盾しないか。 電子密度というのは確率動径密度のことでしょうか。 あと、電子を見いだす確率というのは、確率密度に体積をかけてえられるものなのではないのでしょうか。つまり、電子の存在確率を計る指定された空間があってはじめて「~の空間で電子を見いだす確率が・・・である」ということが言えるのであって、問題で言われている「原子核からr離れた位置」というのは空間ではないために混乱しています。。確率密度と確率の違いというものがよく理解できていません。。 2,幅dの無限に深い一次元の井戸型ポテンシャルの中に電子が4つあるとする。基底状態から第一励起状態へ移るときに吸収する光の波長はいくらか。 幅dの無限に深い一次元の井戸型ポテンシャルの中にある1つの粒子についての波動関数を求めることはできるのですが、それをどう応用すればいのかわかりません。。 初歩的な質問ですみません。よろしければアドバイスのほうよろしくお願いします。