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融点と純度の関係について
純度が低いほど融点が低くなる理由はなぜですか。 以下、自分なりの考えを書きます。 純物質Aと、不純物BがまざったA’(A+B)があるとして、 不純物質A’が液体のとき、 A’を、AにBがとけた溶液と考えると、 凝固点降下でA’の凝固点はAの凝固点より下がりますよね? A’の凝固点と融点が同じなら、 A’の融点はAのよりも低くなると思うんですが、 不純物質(A’)でも凝固点と融点は同じと考えてもいんでしょうか。 また、以上の私の考え方全体におかしな点があれば教えてください。
- PenguinNeko
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> 不純物質(A’)でも凝固点と融点は同じと考えてもいんでしょうか。 Wikipediaでは、凝固点は『ヒステリシスがない場合には融点と一致する』と 説明されていますが、混合物の場合はこのヒステリシスが「ある」場合に 相当すると思います。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%87%9D%E5%9B%BA%E7%82%B9 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%82%B9 どういうことかというと、「液体(溶液)→固体」の場合は溶液は均一のため、 状態の再現性が比較的よいのに対し、「固体→液体(溶液)」の場合は固体の 状態は必ずしも均一ではないためにヒステリシスが生じ、融点と凝固点が 一致しなくなる(ことが多くなる)、ということです。 (例えば、初期状態が「かき氷状」か「シャーベット状」かで、解けやすさが変化; 溶媒と溶質が分離している為、粒状などがその再溶解のしやすさに影響、と) とはいえ、「純度が低いほど低下」という傾向、およびその低下のメカニズム 自体は、凝固点の場合と同じと考えてよいと思います。 (上記のようなことがあるため、混合物では凝固点に比べ、融点の再現性は 悪い(≒特定できない)ものと推測しますが)
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あの、済みませんが、「凝固点降下」のお勉強をしてください。 自分で自分の説明をしているトートロジーになっています。 ^o^
補足
>自分で自分の説明をしているトートロジーになっています。 一応、凝固点降下について再び勉強してみましたが、 どの辺りがトートロジーになってしまっているかよく分かりません…(汗) 参考書は大学受験用の物を使っています。 知識が足りないのでしょうか? そもそも凝固点降下についての理解が間違っているのでしょうか? もう少し詳しいアドバイス、もしくは質問に対する回答を頂きたいです…。ごめんなさい(汗)
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