広島・長崎原爆におけるアメリカの責任はどうなっているのでしょう。

質問

たいへんバカな質問であるかもしれません。40歳を過ぎた私は勉強もしないでこんなことを考えるようになりました。日本の侵略戦争展開の中で、アメリカが日本に打撃を加えるのは戦争というものだから仕方ないのかもしれません。しかし、軍人だでなく、子供、老人もすべての人が、原爆の被害を受けて、死んだ事実は、大変な犯罪であると思われる。アメリカはその補償、責任をどうしたのか、日本は原爆の怖さを知り、戦争をしないと宣言したが、アメリカは日本を立て直してはくれたが、その原爆の使用についての責任をどうしたのか？どなたかわかりやすく教えていただけないでしょうか。お願いします。

回答No.6

buchi-dog · ベストアンサー

戦争中に生じた事象は、講和条約等が結ばれれば清算されます。日本とアメリカの間では、サンフランシスコ平和条約(日本政府の公式呼称は「日本国との平和条約」が結ばれました。

http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/heiwajyouyaku.htm

第19条【戦争請求権の放棄】
（a）日本国は、戦争から生じ、または戦争状態が存在したためにとられた行動から生じた連合国及びその国民に対する日本国及びその国民のすべての請求権を放棄し、且つ、この条約の条約の効力発生の前に日本国領域におけるいずれかの連合国の軍隊又は当局の存在、職務遂行又は行動から生じたすべての請求権を放棄する。

により、日本国は例えば広島・長崎原爆に係るアメリカ合衆国へのすべての請求権を放棄しています。よって、アメリカに謝罪や賠償を求めることはできません。このため、例えば広島や長崎での被爆者への援護は、アメリカ政府ではなく日本政府がこれを行っています。

なお、「講和条約等が結ばれて請求権が清算される」のは、日本と中国や韓国との間でも同様です。

日韓基本条約の関係諸協定、日韓請求権並びに経済協力協定 http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/nikkannkyoutei.htm
第２条 (1)　両締約国は、両締約国及びその国民（法人を含む。）の財産、権利及び利益並びに両締約国及びその国民の間の請求権に関する問題が、１９５１年９月８日にサン・フランシスコ市で署名された日本国との平和条約第四条（ａ）に規定されたものを含めて、完全かつ最終的に解決されたこととなることを確認する。

日中共同声明 http://www1.parkcity.ne.jp/gentyuei/rzgtsm.htm
五　中華人民共和国政府は、中日両国国民の友好のために、日本国に対する戦争賠償の請求を放棄することを宣言する。

お礼

たいへんクリアな回答ありがとうございました。かなり頭が整理できました。そうすると、また韓国や中国は現在どういう視点でいるのかという疑問がわきおこって参りました。

回答No.14

questman

軍事専門の話はマニアの方々にお任せ致します。文化人類学的に申しますとアメリカの原爆支持者の論拠は

・アングロサクソン流のジェノサイド思想（要はジャップに対する人種差別）

・新種の兵器に対する実験欲

・パールハーバーに対する報復（しかし兵士を攻撃した真珠湾に比べ、一般市民を中心に殺した彼らの残虐性は指弾されてよいと思います）

・ソ連が宣戦布告したので原爆使用を急いだ為、結果的に日本の降伏を早めさせた自信（ひいては日本領土をソ連の占領から守ったとアメリカは言いたい）

などが挙げられると思います。同時に国際的に目を向けると、ロシア・中国を始め韓国・北朝鮮に到るまで広島長崎への原爆の使用を支持しております。各国共様々な思惑に基づいているのですが、いずれも原子力の恐ろしさに対して幼児のように無知であることは言うまでもありません。北朝鮮のような「核保有＝大国の証」のように思っている馬鹿もいます。そのような無知な彼らが「大国のおもちゃ」のように核兵器を弄ぶ事は、今後の脅威であります。

温和な日本人ですから現在このような状態ですが、もしも韓国に原爆投下があったらと想像すると興味深いです。
多分彼らは「アメリカに復讐する恨みの日」として原爆記念日を迎えることでしょう。

回答No.13

ewyr-05

>という話は初耳です。ぜひ情報ソースを聞きたいですね。
NHKですので、ほぼ間違いはありませんよ。

雑誌では奇麗事（嘘）が横行します。

日本人が好み、喜んで購入する。
こう言う編集しか認可されません。

零戦とグラマン、
１対１なら余裕で勝てた。
２対１だと互角であった。
３対１だと苦戦であった。
（軍事専門誌より）

分かりますね。大嘘だよ。
１対１でも勝てないよ。

日中共同声明は、ようやく終戦協定を結んだだけです。国交が正常化したのと、全て解決済みとは違います。

解決済み。

しまいに、尖閣諸島も、竹島も、全て占領、
この問題は全て解決済みとされます。

良く考えましょう。
＞風船爆弾に毒ガスを入れることは日本に圧倒的に不利となります。

この問題を解決済みとすれば、尖閣諸島も竹島も、軍事力を背景に、半占領。
全て解決済みにされてしまいます。

十分考えられます。
残念ですが既に交渉の余地は残されてはいません。
です。

解決済み。
あんたは後先考えずに平気で言ってのけた。

日本軍は、平気でやってのけようとしたんだよ。
後先考えずにね。
釘をさされてようやく気が付いたんだろうね。

回答No.12

buchi-dog

第二次大戦史には詳しいつもりですが

「日本政府は原爆の落ちる事を十分予測可能でありました。ニカワ、布、こんにゃくを使った風船爆弾に毒ガスや細菌を使おうともくろみます。この時アメリカ政府は、毒ガス、細菌兵器を使用した場合、原爆を使用すると厳しく通達をしたようです。」

という話は初耳です。ぜひ情報ソースを聞きたいですね。

そもそも、第二次大戦当時には、毒ガスの使用は戦時国際法で禁じられておりました。毒ガスの保有は禁じられていませんでしたので、日本もアメリカも毒ガスを保有して毒ガス戦の準備を整えていました。相手が毒ガスを使えば直ちに報復するためです。仮に日本が風船爆弾に毒ガスを入れてアメリカに飛ばせば、アメリカは本土空襲時に毒ガス弾を投下して、あるいは沖縄戦で日本軍陣地を毒ガス攻撃して報復したでしょう。アメリカの方が優勢な戦況ですから、アメリカのやりたい放題となります。

現実の風船爆弾は、アメリカ西部の森林に落ちて山火事を起こすことを目的にして焼夷弾を搭載したものです。一方、広大なアメリカのどこに落ちるか分からない風船爆弾に毒ガスを入れても効果はゼロです。、森林の中で毒ガス弾が破裂しても、森の野生動物が数匹死ぬ程度でしょうか。一方、Ｂ２９が日本の都市に毒ガス弾を投下すれば、焼夷弾攻撃以上の悲惨な被害が生じたかもしれません。そこには必ず人間がいますから。

風船爆弾に毒ガスを入れることは日本に圧倒的に不利となります。細菌兵器についても同じです。ですので日本軍もそういう無駄なことは考えませんでした。

「韓国や中国は現在どういう視点でいるのかという疑問がわきおこって参りました。」
韓国や中国の発想では、「日韓基本条約や日中共同声明で過去が清算済みである事実」は自分たちに都合が悪いので消去されているようです。

回答No.11

eroero1919

本当は、原爆の使用のみならず、東京大空襲を始めとした都市への無差別爆撃そのものが国際法違反です。アメリカの表面上の言い訳は「そっちから売ってきたケンカだ」「真珠湾の卑怯なだまし撃ちをしておいてその言い分は通じない」というようなものです。

日本政府がアメリカ政府に補償を求めないのは他の方も書かれているとおりサンフランシスコ条約のためですが、一方、日本がポツダム宣言を受け入れて「無条件降伏」を受け入れたこともあります。無条件降伏は、相手から何をされても言うことをきく完全敗北宣言です。例えば、戦勝国から「日本人は日本から出て行け」といわれても従わなければならなかったのです。

戦争の不条理は別に戦闘による残虐さや非人道行為だけではありません。戦後、東京裁判で戦犯が裁かれましたが、彼らが起訴された罪状は戦後作られたものです。例えば、質問者さんの会社で社則が変わり「新しい社則に君は10年前違反していたことが分かったからクビ」ってそんなムチャクチャが通じるわけないですよね。でもそのムチャが通じたのが東京裁判です。
弁護団とインドの判事が「東京裁判そのものが事後法による裁きで無効である」と主張したのですが却下されました。なぜ却下されたかというと、裁判長が「却下」といったからです。また当然のことですが、戦勝国の政治家や軍人が起訴されることもありませんでした。つまり、勝者が敗者を裁く裁判だったんですね。
これと同じことはNATOによるミロシェビッチ元大統領に対する裁判、イラクにおけるフセイン元大統領に対する裁判でも同じことが起きています。

また、日本に対する無差別空襲を主張し、指揮したのはカーチス・ルメイという将軍です。はじめアメリカは軍事施設に対してのみ空襲をしようとしたのですが、なかなか効果があがりませんでした。ルメイ将軍は「しちめんどくせえことしねえで焼夷弾で全部焼いちまえ。どうせ日本人の家は木でできてるからよく燃える」と強硬に主張し、やらせてみたら大成功だったので日本中を焼きました。
このルメイ将軍、なぜか戦後に日本政府から勲章が贈られています。これは軍事マニアでも知っている人は少ないんですけどね。

回答No.10

noname#38340

有史以来、戦争で勝った国というのは負けた国にたいして何ら
責任を取ったことがないのではないでしょうか？
人間は半神半獣といいますが（ｂｙパスカル）
いかにヒューマニズム、人権を標榜する国家でも
戦時には半獣の部分がむき出しになります。（弱肉強食）
負けた側の国は、愚将だけではなく名将も国民さえ
ひどい仕打ちを受けます。
殺人、略奪、強姦、放火など日常では凶悪犯罪とされることが
全て見過ごされるか肯定されます。
戦争が恐ろしいと言うより、戦争で負けることが一番恐ろしいのです。
そこの所を平和主義者はちっともわかってないのです。

お礼

コメントありがとうございます。戦争というものは、人間を変えてしまうのではないかと思います。負けても勝っても。人間は本能的に殺人、略奪、強姦はできない生物だと思います。それを行うような状態にしてしまう戦争とは、やはり過ちというしかないのではないかと思われます。どちらにしても恐ろしいです。

回答No.9

ewyr-05

日本政府は原爆の落ちる事を十分予測可能でありました。

ニカワ、布、こんにゃくを使った風船爆弾に毒ガスや細菌を使おうともくろみます。

この時アメリカ政府は、
毒ガス、細菌兵器を使用した場合、
原爆を使用すると厳しく通達をしたようです。

もちろんこの場合、
目標は帝都、千代田区中央に照準を定めたに違いありません。

この為に日本軍は細菌兵器や毒ガスの使用を断念します。

負けを認めない場合、ドイツのように首都まで占領しなければなりません。
これは仕方の無い事です。

ドイツは国家全土が崩壊しました。
その結果、１億マルク紙幣はコーヒー１杯の価値すら無くなりました。

お金以外の財産を持たないサラリーマンや工場で働いていた人はどうしたのでしょうか？
想像出来ますか？
責任は降伏しなかった戦争指導者にあります。

日本の場合、講和ポイントは
ミッドウエー
サイパン
フィリピン

いくらでもポイントがあります。
逆らう余力も残さず全部使う。

本土決戦など勇ましいですが、国土は占領されます。
子供でも分かります。

そして、今更北方領土など言い出すの事自体おかしいです。
なぜならば、前もって北方領土、日本固有の領土を守る努力をしませんでした。

軍隊とは、
日本国民を守る為に存在します。
かけがえの無い緑の国土を守るために存在します。

日本軍はこれを履き違えます。
日本人に銃を向けます。２．２６
諜報活動による満州国建設。
その後、占領、戦争をあくまで目的とします。

原爆を落とされたのは、指導者が悪いからです。
国家の再興を考えれば、サイパンが限界ラインです。

お礼

日本軍の毒ガス、細菌兵器というのもそれに対抗する原子力爆弾という図式を作ったのでしょうか。たいへん勉強になる解説でした。ありがとうございました。

回答No.8

noname#24488

NO.7です。訂正します。

アッツ島は、ほとんど全員玉砕しましたが、キスカ島は米軍が上陸する前に見事に撤退しました。

回答No.7

noname#24488

>軍人だでなく、子供、老人もすべての人が、原爆の被害を受けて、死んだ事実は、大変な犯罪であると思われる。

　おっしゃるとおり、大変非人道的なものですね。「アメリカは日本だから落としたんだろう、黄色人だからだろう、相手が白人の国だったら落とさなかったのではないか」という説がありましたね。
　まあしかし、どなたかがおっしゃるように、戦争なんですね。
　勝った国が負けた国を裁きます。勝ったアメリカにも実際に戦争犯罪人はおりますし、米国の軍事法廷で裁かれ罰を受けています。しかしそれは米軍人の個人的犯罪に限りますね。
　原爆を投下するという、国家が一大意思決定をしたものを裁く者がいません。米国を裁く者がいません。
　戦争末期、日本が最後まで徹底抗戦したら、本土上陸作戦やその後の掃討戦で、米軍は相当な人的被害を受けていたことでしょう。一般の銃後の人が、皆竹槍で刺突訓練をしていたほどですから、
　トルーマン大統領は、民間人も含めた日本の死に物狂いの抵抗を恐れたのでしょう。原爆を使わなくても、１００％勝つことは、わかりきったことなんです。しかし、アッツ、キスカや南方島嶼、硫黄島、沖縄などの日本軍の玉砕攻撃を経験し、これが日本本土で起こった場合を想像して、投下を決断したんでしょうね。
　広島長崎へ投下した結果、日本はすぐに終戦降伏の決断をしました。
　もし、原爆投下がなく、本土上陸作戦が実行されていたら、日本人、米軍とも多くの死者を出していたでしょう。
　当時、私はほんの幼児で、山の中のお寺に疎開していましたが、米軍が上陸していたら、命の危険にさらされていたでしょう。
　そういうことで、多くの日本人の命が、広島長崎の人々の犠牲により助けられたのではないかと思います（合掌）。
　また、当時もし日本が原爆を持っていたら、やっぱり使っていたでしょうね。
　戦争というものは、ひどいもんです。法も正義も人道もヘッタクレもありません。
　私も若いときから、あなたと同じように、この問題について自問してきましたが、以上のようなことで、心の整理をつけました（アキラメですけれど）。

お礼

どうもありがとうございました。「戦争というものは、ひどいもんです。法も正義も人道もヘッタクレもありません。」戦争は何かを子供たちや子孫に伝えていかなくてはなりませんね。本当にそう感じました。そのことが戦争の精算の一部であれば、それは永遠に必要なのだろうと思いました。

回答No.5

komes

当初の戦争は軍人、または兵士だけで戦われるものでしたが近代になって総力戦になり民間人も戦争に駆り出される事になりました。

従って当事者にとっては民間人であっても、敵国人に変わりはありません。　子供であっても招来兵士になる可能性があります。

戦争も経済観念で行うものです。　少数の損害で敵に最大の損害を与える工夫をするのが常識の世界です。

とくに欧米は自国の人命損失に敏感な国柄で自国の人命損失をいかに少なくするかが大きな問題です。

従って原爆の使用理由に「これで１００万の米軍兵士が救われた」というのが正当化の理由にあげられています。

戦時中民間人が殺傷されたのは原爆だけではありません。　
戦争では敵も味方も死傷します。　その保証、責任をいうなら、お互い同じ立場になります。
このため終戦の平和条約でお互いに一切の要求権利を放棄する事を定めているのです。

原爆は確かに悪魔の兵器です。　　しかしそれを怖がって非戦の宣言をしたのではありません。
戦争そのものを否定する宣言をしたのです。

歴史は勝者によって語られ、敗者の言い分は水面以下に埋もれるのが常です。

お礼

解説ありがとうございました。「保証・責任」等といったいたら戦争などありえないのですね。保証や責任の概念なくして行うのが戦争なのかもしれません。日本の戦争は後先を省みない、無謀な行動であったと思いました。

回答No.4

hengtop

こんにちは、
私も♯１さんと同様かつては父が被爆者でありましたが、（既に父は他界しておりますので、かつてという表現にさせていただきます。）その父からアメリカに対する怒りの言葉を聞いたことがありません。
個人的な意見ですが、確かにアメリカには原爆投下の重大な責任はあると思うのですが、その当時庶民レベルでいえばアメリカが日本を軍国主義から救ってくれた功績の方が大きかったのではないでしょうか、原爆投下後の長崎にもアメリカの進駐軍があったそうですが、そのことに対して長崎の人々は非難するとか軽蔑するようなことはあまりなかったそうです。私がこの目で見たわけではありませんので全ての人がそうであったかは分かりません。
私の知り合いに戦中派の方が何人かおられますが、その方達の中に興味深いお話をされる方がおられます。
その方は終戦後進駐軍が長崎にやってきたときのことを詳しく話してくれるのですが、
その当時は日本の軍国主義によりアメリカ軍がいわゆる鬼畜米兵と呼ばれたことに代表するように、アメリカ軍がやってくるということに非常に危機感があったそうですが、実際アメリカの兵隊に接したとき、その危機感はすぐに消えてしまったそうです。アメリカ人の紳士的な対応と親切な態度、それに付け加え豊富で有り余るような物資、そしてその物資をおしげもなく飢えた子供達にあげる寛容さ、「これでは日本が負けるのは当たり前だ」と感じたそうです。
その長崎に来た進駐軍（アメリカ軍）はその後朝鮮戦争へ出兵しほとんどの兵士が戦死したそうです。他の回答者の方々が言われるように、これが戦争なんだということをつくづく感じさせられました。
アメリカの兵士にしてみれば、やっと太平洋戦争が終わって一息ついたらまた朝鮮戦争・・・・
確かに原爆という兵器は人間が使ったてはならない兵器だとは思います。しかし発明されてしまった以上それを抑止するのは発明以上に難しい問題だと思います。
日本軍もかつては原爆を開発しようとした痕跡があります。日本も核を持とうとしていたのです。開発途中で中止されたようですが、こういったことを総合的に考えると、万国共通最終兵器を持つことが最大の武器であるかのように錯覚するのが人間のエゴではないでしょうか、
終戦からの復興、現在の日本の繁栄、全てアメリカ抜きでは有り得ないことだったと思います。そういった意味で考えると小さい島国である日本を他国の侵略から守って繁栄させてくれているのもアメリカだと思います。もちろんアメリカの打算もありますが、結果的に日本をどん底に突き落としたのもアメリカ、助けてくれたのもアメリカです。話がそれましたが、原爆の被害で今も尚苦しんでおられる方がたくさんいます。その方々に私の意見を述べることはできません。私にはその権利がありません。ただ、原爆で被害にあわれた方々が、アメリカの協力によってもたらされた日本の繁栄により手厚く保護されていることも事実です。
私は原爆に対して、アメリカを断罪する前に降伏を遅らせた当時の指導者に対していきどうりを感じます。

お礼

どうもありがとうございました。ご回答を読ませていただきながら、原爆の悲惨さ、つらさは落としたアメリカではなく、それまでの日本の軍事主義への虚しさと後悔の念として認識が変わってきました。
　多くの人々が命を落としたわけですから、アメリカに非がないともいえないと思いますが、その非をせめる日本ではないことをよく知っておかなくてはならないと思いました。