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念書の書き方について
1ヶ月前、自転車に車を傷つけられました。当方は停止しており、相手も車の修理代金を支払うと最初は言っていました。 しかし、払うと言いながら修理代が高いだの、お金がないだのと毎回言い逃れをし、ちょっと待ってと繰り返すだけで結局1ヶ月が経ってしまいました。 本日、相手の勤務先(ホテル)の支配人と話すことが出来き、会社としては立替えることが出来ないが、毎月本人の給料から天引きして、私の口座に振り込むことはできると言われました。 どうやら加害者は以前、消費者金融から借入れをして、トラブルになり、会社側が立替えたことがあったそうです。それで今回は立替えられないと言われました。 明日、支払期日等を記入した念書に記入、捺印してくれるよう支配人と話をつけましたが、支配人からは「念書は書いても効力がないからね。気持ちの問題だから、それであなたの気が済むのなら書きますよ。」と言われました。 会社で天引きして振り込むと言っているので、間違いなく回収できるかと思いますが、一応念書に記入してもらおうと思います。 念書の書き方、注意点等ありましたら教えてください。 それから、署名欄は私と相手と、立会人?として会社(支配人)にも記入してもらっていいのでしょうか?その場合、3通になりますか?当事者の2通で大丈夫ですか?
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「念書」自体の効力は、公正証書として手順を踏んだ上で法的効力を持たせた物と、本人同士が作成する確認書(契約書)とする物があります。 ただ、金額、返済期日、返済方法が明記された当事者間の念書は、民法上の契約として確認する訳ですから、法的な効力が全くない訳ではありません。 いわゆる少額訴訟等の証拠として十分に効力を持たせる方法があります。 なお、返済方法に会社が介在する訳ですら、3者契約としての体裁を整えておいた方がよろしいかと思います。 この場合、内容を箇条書きとする事となると思いますが、その中に、会社の役割をはっきりと書きましょう。 もしも、「会社側の落ち度で」天引きがなされなかった時に、代位弁済を主張する事が出来るかもしれません。 記載事項は、 ・債務の起因(何に対する債務か) ・債務の金額 ・支払い期日 ・支払いの方法 ・債務不履行に対する確認事項(訴訟における準備:上記事項への3者同意) これだけ確認しておけば、あなたが不利になる事は無いと思います。 ま、公正証書に準じて作成しておけば、後の手間も省けるでしょうね。