≪少年エース≫
●新世紀エヴァンゲリオン
(貞本義行)【(10)】
かの有名な、エヴァンゲリオン。
2015年。20世紀最後の年に、大質量隕石が南極に落下。世界各地で紛争も発生し、総人口の半数以上が死に至った頃から暫く経ち、経済等が戻りつつある頃。第3新東京市(旧箱根山中)に、正体不明の巨大生命体『使徒』が攻めてきます。この事態に14歳の少年・碇シンジが、使徒に唯一対抗し得る、『汎用人型決戦兵器・エヴァンゲリオン』に乗り込み、使徒を倒す、というものです。最初の頃(良くて、10話まで)は、普通のロボットアニメとして楽しめますが、回を追う度に話が暗くなっていきます。又、キャラも一人一人がとても濃く、みんな閉鎖的な性格だったり、暗い過去やトラウマを引きずっていたりと、内容が途轍もなく重厚です。
●ササメケ
(ゴツボ×リュウジ)【5/完】
イタリー帰りの天才サッカー少年・長浜楽市が、地元の高校でサッカーしたりしなかったり・・・って感じの、脱力系青春グラフィティ。むちゃくちゃな展開と地方色MAXなところがイイのかな(?)。 よく、「I'll」の劣化版と言われます。ちなみに、登場人物のほぼ全てが、滋賀の地名やら何やらがついます(例えば、楽市は滋賀のスーパーの名前そのまんまetc)。
≪ヤングガンガン≫
●死がふたりを分かつまで
(原作・たかしげ宙/画・DOUBLE-S)【2】
少女漫画的な題ですが、アクション好きにはウケるかと。 画も奇麗です。
●戦線スパイクヒルズ
(井田ヒロト)【3】
原田宗典=著『平成トムソーヤー』原作。天才的なスリの能力がある高校生・ノムラノブオが、仲間のキクチとスウガク二人と共に超難関大学の入試問題をカッパらうという話。時代設定は1991年で、その時代を意識した描写が多く出てきており、1990年代に生きてた人には楽しいかも。
●少年探偵犬神ゲル(ゴツボ☆マサル)【3】
●マンホール
(筒井哲也)【3】
十二月七日、夕刻の商店街で全裸の男が血を吐いて死亡した… 単純な「怖い」ではなく、体の奥を逆撫でされるような、そんな恐さがあります。かなり酷な描写が多いですが、その奥に『人間らしさ』を描いたものだと私は思っています。非常にショッキングな漫画ですので、ニガテだったら読まない方がいいです。
●BAMBOO BLADE
(曽我篤士)【2】
女子剣道漫画。怪しい漫画ではないです。「今更 剣道漫画?」と思われるかもしれないですが、楽しいですよ、コレ。キャラが皆いきいきしてます。
●DUDS HUNT
(筒井哲也)【ヤングガンガン】
元々WEBコミックだったのを、コミック化したものです。街中で繰り広げられるゲーム『DUDS HUNT』このゲームは、敵のケータイを奪って賞金を得るゲーム。ゲームの設定には様々な疑問が湧いて来るのですが、それが最後に一気に「そうだったのか!」見たいな感じで解決します。又、全く別々の話が最後に交差していき、1巻完結にしてはなかなか読み応えがあります。
≪アフタヌーン≫
●寄生獣
(岩明均)【完全版8/完】
右手に寄生生物が侵入し、その寄生生物と暮らすことになってしまった主人公。彼は、互いを守る為に寄生生物と協力し、人間を食べる他の寄生生物と戦い始める。長編ですが、ストーリーに殆ど矛盾が無く、かなり読み応えのある漫画です。グロいけど、感動できたり泣いたりすることもできます。
●ジパング
(かわがちかいじ)【23】
海上自衛隊の最新鋭イージス艦が、大東亜戦争直前の時代にタイムスリップしてしまうという話。日本軍・連合軍どちらかに味方する訳ではなく、両軍の被害を最小限に留めつつ、日本の無条件降伏を避けようと自衛隊員が奔走します。連合艦隊の大和と遭遇するシーンは、ニヤッとさせられます。
●バガボンド
(井上雄彦)【22】
宮本武蔵を描いた有名な漫画ですが、本当にカッコいいです。ホントに「1コマが一つの『画』として完成」してます!
≪その他≫
●夕凪の街 桜の国
(こうの史代)【双葉社】
昭和30年、灼熱の閃光が放たれた時から10年。ヒロシマを舞台に、一人の女性の魂が大きく揺れる。最もか弱き者たちにとって、戦争とは、原爆とは、何だったのか。100Pちょっとの短く、濃い漫画。第8回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞・第9回手塚治虫文化賞新生賞受賞、「このマンガを読め!2005」で第3位ランクイン、月刊誌ダ・ヴィンチで編集者総出で勧める「絶対はずさないプラチナ本」掲載、朝日新聞が2週にわたり絶賛等、各方面で大反響を呼んだ作品。更に韓国で翻訳版が出版され、米・独・仏・台湾でも出版が検討中。
●あひるの空
(日向武史)【サンデー/(12)】
高校のバスケ漫画。身長149センチの主人公が、クセのありまくる仲間達とインターハイを目指す脇役も見事に描かれている。
●よつばと!
(あずまきよひこ)【電撃大王/(5)】
少しフシギな女の子、よつばの日常を描いたもの。初めての引越し、父ちゃんと行った動物園、みんなで行った海水浴・・・。普通の日常なんですが、それが微笑ましいんです。
●20世紀少年
(浦沢直樹)【BCスピリッツ/21】
あの頃、彼らは少年だった。今、人類は滅亡へ。20世紀を生きた彼等は、いかに世界を救ったのか。
●PLUTO
(浦沢直樹)【BCオリジナル/3】
人の痕跡がない殺人事件、謎のメッセージ…その先にあるものとは!? 鉄腕アトムの名作エピソード『地上最大のロボット』をモチーフにした話題作。心が満たされるような回もあったり、シリアスで泣ける回もあったりで。心揺さぶる漫画です。
●いでじゅう!
(モリタイシ)【サンデー/(13)/完】
高校の柔道部員達の話。といっても、彼等の日常を主体に描かれているラブコメ(?)です。むっちゃくちゃ笑えます。私が読んできたギャグマンガで、最高傑作の一つです。
●死刑囚042
(小手川ゆあ)【ヤングジャンプ/5/完】
死刑制度廃止が検討されている日本。刑務所の外で無償労働をする代償に、殺意が芽生えると爆発するチップが脳に埋め込まれた「死刑囚042号」と、それを取り巻く人間達を描きます。出てくる人みんながいい人。画は奇麗ですが、グロい描写は容赦なくグロく描かれてます。設定がちょっとムリがあるような感も否めないですが、『死刑』について考えさせられる作品です。
●バジリスク ~甲賀忍法帖~(せがわまさき)【アッパーズ/5/完】
お礼
どもありがとござました!参考にシマッス