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電子の構造
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窒素原子の最外殻電子数は5です。 そのうち2コが非共有電子対、残り3コがそれぞれ不対電子になってます。 まずはこれら不対電子がH+と共有結合してNH3になります。ここまでは大丈夫ですよね。 通常このままでNH3として安定なのですが、更にプロトンH+が存在する環境下(例えば水)では話が変わってきます。窒素原子は電気陰性度が高いため負のチャージをもっており、H+が静電的にひき付けられます。この時窒素原子の非共有電子対のうち一つをH+に供与してしまうのです。ところがこうなると窒素原子と水素原子にそれぞれ不対電子ができてしまうのでお互いがひきつきあって共有結合のようなものをつくるのです。 しかしこの結合は今述べてきたように共有結合とは異なり、結合の過程に電子の供与を踏んでいるので共有結合とは分けて考えて配位結合と呼んでいるのです。
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- kiyocchi50
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その図に書いてある窒素原子は、NH4の状態での窒素原子ですよね? それであれば、電子式には元々窒素原子の持っていた最外殻電子数5つに、水素3つにあった電子3つで合計8つの電子を共有しています。 配意結合は確かに共有する電子を片方が出す結合ですが、結合してしまえば他の水素原子との区別はつきません。 また、NH4全体で電子は共有しています。
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