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高校物理についての意見を聞かせてください
単刀直入に言うと,「物理の本質を理解するためには高校で学ぶ物理は不可欠か」ということです.これは大学で専門的に学ぶ物理では高校で学んだ物理と根本的に違うことをやっているような気がしたからです.もちろん高校物理で学んだことも予備知識として役に立ちますが,ここではあえて「物理の本質」ということだけを考えて高校物理がどの程度役立つか皆さんの意見を聞かせてください.
- eco-message
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- 物理学
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質問者が選んだベストアンサー
個人的意見ですが・・・。 物理に限らず、中学校で習う科目は全て高校受験のため。 高校で習う全ての科目は大学受験のため。 ・・・こんな感じです。 ですから質問者様が言われるようなレベルではなく、物理の本質とはかなり次元の違うようなものを、「高校の物理」としているような感じを受けます。 本来物理にしても何にしても、「本質」は大変興味深く面白いものと思っています。 そりゃ、得意・不得意、好き・嫌い、などがあって、一概にすべてを理解しろ!。・・・と言うのは不可ですが。 ここではあえて「本質」だけを考えるのであれば、高校物理は決して役に立たないとは言えません。むしろやっててよかった!と言う方のほうが多いのではないでしょうか。 でもその方々は恐らく、学校での教え方の路線から少し外れて、自分なりに解釈して努力された方々だと思います。 人間がこの宇宙の中で生きていくためには、必ず「物理法則」の中で生きていくことになり、理系を目指す方であれば、世の中の物理現象を定量的に理解する必要が必ずあります。しかもかなり複雑な世界です。 ですからこう言う学問は、教えられて学ぶものではなく、自分で興味を持ち、自ら掘り下げていく学問だと思います。 ところが前述した通り、本質からははずれ、上位の学校に入るための「手段」として、「形式的」な授業をやっている。・・・に過ぎないと思われる以上、各個人の考え方で役に立つ、立たないに仕立て上げる必要があると思います。 ちょっと話しは違いますが、「微分・積分」も学校ではとにかく「公式」の問題ばかり!と言う印象があります。本来はそうではなくて、どう言う時に、どのようにしてそれを使うか!。なんですねェ。 私の場合、社会に出てから「微分・積分」の本質が理解できました。実は物理もそうでした。 今では書店に行くと、まんがや図解で大変わかり易く、しかも興味を引くような書き方で、物理などの「本質」に近いことが書かれている本がたくさん出ています。 まずはこれを読んで自分なりに理解して行き、身の回りの物理現象を自ら定量的に掴む。と言うくらいに興味が持てれば、学校で習うことは「参考書」程度に考えて参考にして行き、自分なりに「物理」と言う学問を理解して行けば良いと思います。 少なくとも、学校はすべてを決して教えてはくれませんし、「指標」すら示してもらえませんョ。 自分なりに役立つ物理を学んでください。
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- leo-ultra
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#4さん>物理に限らず、中学校で習う科目は全て高校受験のため。 高校で習う全ての科目は大学受験のため。 #2さん>大学以前の教育は、大学で学ぶための基礎ではないでしょうか? わりと「高校の物理」に否定的な意見が多いように感じますが、むしろ僕は「高校の物理」「中学の理科」が、感性として自然現象を理解するのにために(このことを質問者は「物理の本質」と呼んでいるのかもしれませんが)極めて重要だと思います。 数式を使った理論的な物理は大学に入ってからできますが、感性は若くないと難しいですよ。 是非、この点は高校や中学の先生方にがんばっていただきたい点だと思います。 #3さん>これは物理に限った事ではないと思うんですが、高校以下の勉強で実際に役立つ事って、「国語教育」か「初等算数」ぐらいしかありませんよね。 よくこういうことが言われますが、仕事をするとなると専門知識って重要なんですよね。やはり楽で給料のいい仕事につきたいじゃないですか。肉体労働はやだし、年取ったら難しいでしょう。 あとになって気づいたのですが、仕事をするための専門知識の基礎って中学や高校で習ったことですよ。
お礼
ありがとうございました.
- omi3
- ベストアンサー率20% (72/359)
企業は大学に、「遊ばせててもいいからウソを教えてくれるな」 と言うように 大学は高校に、「誤解させてしまうような事は教えてくれるな」というでしょう。
お礼
ありがとうございました.
- 4951snk
- ベストアンサー率28% (155/547)
本質で考えれば、おそらくそんなには役に立たないでしょう。せいぜい、大多数の人に必要な物理的に物事を考えるきっかけを作っただけじゃないのでしょうか?「物理はイメージ」を前面に押し出した予備校の売れっ子講師がいますが、確かにイメージ重視の方が大多数の人にとっては物理を少しでも考えやすくしてくれます。ちなみに、物理の「天才」と呼ばれるような人には無意味なものに映るのかもしれません。 「物理の本質」というのは、実は物理を主眼において研究する仕事に就く人や物理の教師にでもならないと不要だと思います。私を含めたそれ以外の人は、せいぜい教養の物理があれば十分なのです。いえ、場合によっては物理がわからなくても物理教師はやっていられるのです。そのくらい深い内容なので、本質に迫るのは通常の人間にはまず不可能です。 一般向けにわかりやすく書いてある物理の本も、相当に初歩であり、本質に迫っているとはいえません。
お礼
ありがとうございました.
- Scull
- ベストアンサー率26% (248/951)
これは物理に限った事ではないと思うんですが、高校以下の勉強で実際に役立つ事って、「国語教育」か「初等算数」ぐらいしかありませんよね。 どの教科も「基礎という名の暗記」になっています。これは全体としてどういう学習をさせるかという「ビジョンが欠落している」からといえます。四の五の言わずに生徒は勉強するのが本文という前提があるので、学習意欲のわかない、興味の持てない内容になっています。 まずは「公式の暗記といった本質ではない事から離れ」て、物理に対する興味、意欲がわく事(物理の本質)を学ばせて、大学ではそれらに対する理解を深める為に微分だので証明すればよろしいでしょう。 「基礎として公式を暗記させなければならない」という先入観そのものを打破しなければいけないでしょうね。どのように物理学が進歩してきたかを追いかけていけば、公式の暗記が「いかに重要ではないか」はすぐ解ると思うんですけどね。
お礼
ありがとうございます.確かに高校以下の勉強は大学で学ぶ上で役に立つものが少ないような気がします.まずは,高校とのギャップを埋めることからですね.
- qaz_qwerty_me
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大学以前の教育は、大学で学ぶための基礎ではないでしょうか? ですから、貴方が非常に優秀なら大学でゼロから出発しても問題ないと思いますが、大学での教育を円滑に進めるためには高校などでの練習が必要と思います。 確かに微積分を使って説明すれば簡単になる場合でも、大学以前は、公式を覚えさせています。しかし、大学以前には、基本の公式と微積分による説明では理解できないので仕方がないと思います。 物理ではないですが『球』の体積を求める公式も積分すれば簡単ですが・・・大学以前では、積分自体を教える事が難しいので公式として暗記させ、大学に入って積分を使って公式を証明するというステップを踏んでいると思います。 参考 http://homepage2.nifty.com/otsu/travel/kyu.html
お礼
ありがとうございました.
- ken_dosanko
- ベストアンサー率30% (257/838)
根本的に違うとは思いません。基本になっていることは確かです。ただし、高校の教え方が悪すぎます。これは先生の責任というより、文部科学省の指導要綱に問題があります。「指導要綱が高校物理を役に立たないものに変えている」、というのが正しいと思います。そのため、高校物理は断片的な記憶科目になっちゃってますね。大学の物理では1つの基本から次々にいろいろな現象を導出します(いわば、知識の連鎖のようなことをやります)。大学の物理では、覚えることは少なく、いかに知識の組み合わせを工夫するかが大事です。 もう少し高校の物理の教科書は、断片的、抽象的な表現をやめるべきです。高校生がちょっと哀れですね。方程式などを使うよりも、四則演算だけで理解できるよう、説明を工夫すべきです。欧米などでは、ほんとにカラーで説明も丁寧でわかりやすく、だれでも興味を持てる内容になっています。力学から原子力まで、すべての分野が偏りのない量で記述されてます。日本の教科書は厚みもなく、説明も方程式ばかり。あれじゃ、興味失うのも当然ですよ。これは文部科学省の頭かちかちの役人に文句いいたいぐらいですね。
お礼
根本的な問題は文科省にあるのかもしれないですね.ありがとうございました.
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