• ベストアンサー

掛け持ちで武術を習うことは…

地方から東京に週1回のペースで通い、中国武術を習います。金銭的に、現状では週1回がやっと(往復¥10000弱の交通費)、引越しも無理です。 その為、できるだけ1日の練習量を増やしたく、道場の掛け持ちをしようと考えております。(計4時間~6時間になります) これはあまり、好ましくないことでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.5

Gです。 補足質問を読ませてもらいました。 >以前、ジェット・リーに関する質問の件で そうでしたね。 参考になったと言うことを知り大変うれしく思っています。 >実は、早く武術を習得したく(しかもわざわざ東京に通う為)このような質問をした次第です。 その熱意には敬服します。 ただ、私たちが初心者と言われる人たちに教えることはまず、死ぬまで使える土台作りから始まります。 いわゆる「級」の教えなのです。 「段」を上る土台を作る、ということなんですね。 「段を上る」ということはこの基礎的なことが出来上がっているから出来るわけです。 しかし流派・武道によってこの土台作りの方法が変わっています。  クロストレーニングということは今やろうとなさっている平行トレーニングではないのです。 あくまでもクロス、つまり、ひとつの流れである流派を「合流」させると言うことなのです。 そのためには本流が必要となるのです。 私の流派の流祖はまずはじめの流派を「跡継ぎ」になるまでやり、先生に許可を得てからもうひとつのまったく違う空手を習ったのです。 よって、この流派は二つのまったく違う種類の空手をミックスしないある程度別々に教えます。 よって、空手流派の中で一番難しいとされる流派なわけです。  つまり、今アメリカに多くある、いわゆる自己流派が「この流派のいいところ、あの流派のいいところ」をとって作った流派だからいいものだ、と3-5年やっただけで自称師範になることはおかしいと言うことなのです。 3-5年で「一見使えそうも無いこと」を「すばらしい訓練方法」だと分かるはずは無いのです。 つまり、表面的に「使えそうな」物しか見えないわけです。 どの流派でも「すべての教えること」は土台して「自分のものにしなくてはならないもの」なのです。 決して無駄なことを教えてはいないわけですね。 それが分からなくては「無駄なところがある」と思い込んでしまうわけです。 (今の多くの武道をいっているのではなく系統付けられた完成度の高い武道のことを言っています」 だからこそ、voicesもおっしゃっているように、まずひとつをものにするようにするべきだ、ということになるわけです。 中国武術であろうと日本武道であろうと結局頂点はまったく同じものなのです。 同じでなくてはいけないものです。 そして土台さえ作り上げれば必ず同じ頂点にたどり着くのですね。 >全くの初心者で、1も2も解らないような状況で、このようなことは無謀かどうか教えて頂ければと思い、質問致しました。 無道と言うことではなく、結局「習うべき土台作り」の幅が広すぎてしまうことになり土台が崩れることになるのです。 私は私の流派のほかに流祖が後で習った流派の北米本部の最高師範からその流派の段を受けました。 しかし今ではその段位を返上しています。 その流派を認めないと言うことでは決してありません。 いとこ同士である流派でもクロストレーニングの難しさ、また、自分が生きる流派に違う流派の「流れ」を組み込むだけの実力は無いと私は判断したわけです。 つまり、私の流派にはそれだけ無限のものを含んでいて、自分の数少ない人生の年月を考えると私には無理と感じたわけです。 しかし、ひとつのアドバイスとして、半年ほど両方をやってみてはいかがでしょうか。 両方の武道を習うと言うことを重点とするのではなく、どちらの流派の先生が自分を死ぬまで導くことの出来る武道を教えてくれるかを見極めてはどうでしょうか、ということなのです。 私にとって、流派が導くのではなくその先生が導くと信じてやみません。 よって、一生の師範を見つけることはまず大事だと言うことなんですね。 日本に先生と呼ばれる人たちの中に今どれだけ「一生の武道」を教えられる師がいるのか残念ながら疑問に感じるのです。 教えられない人が悪いのではなく、教えられるように教えなかった先生が悪いと私は言います。 武道の道は厳しいものであります。 しかし武道なしで今の私は存在しなかったと信じています。 ではまたの機会に。

giraffe-elephant
質問者

お礼

Gさん、度々、丁寧な回答ありがとうございます。何度も読ませて頂きました。これからも何度も読ませて頂きます。 とりあえず、どちらも見学、体験入学して考えてみようと思います。そして、どちらの先生にも、このことを相談してみようと思います。 また、お会いできれば嬉しいです!

その他の回答 (4)

  • voices
  • ベストアンサー率26% (26/99)
回答No.4

 洪家拳を学んでいる者です。 giraffe-elephantさんは学び始めたばかりですか? なら、好ましくないですね。  同じ中国武術でも門派が違うだけで力も使い方が全然違います。 どこを掛け持ちするつもりかは知れませんが今学んでいるものを 身につけるって意味では弊害を起こす恐れが有ります。 あせらず、練習する事です。近道は有りません。

giraffe-elephant
質問者

お礼

アドバイス、ありがとうございます。これから学び始めるところです。道場を探していたところ、2箇所、私が惹かれる所がありまして…折角、東京に行くのに、1箇所で2時間そこそこの学習では物足りないと、始める前から考えてしまいまして…「あせらず」「近道はない」そうですよね。気持ちばかり先走ってしまっているようですが、やはり、沢山の時間、学びたい気持ちが抑えられません。

  • familial
  • ベストアンサー率41% (33/79)
回答No.3

ある意味すごいですね。熱心というか、身体が頑丈であるというか。 2種類以上のことを混乱せずに、覚えられればなんとかなるかもしれません。 アドバイスとしては、まず「身体を壊さないように」ということ。 膝や肩を故障すると1ヶ月以上練習ができなくなってしまいます。私が膝を痛めたときは、完治まで3ヶ月間何もできませんでした。 もう1つは、2つの先生の指示を別々に素直に聞き取ること。 流派の思想が違うので、同じ形でも意味が違うことがあります。理解が深まる少なくとも2年後、できれば3年間は、まぜこぜに考えないようにしてください。理解ができれば、「何を混ぜていいのか」「何を応用変化させてよいか」がわかるようになってきます。それまで、我慢してくださいね。私のときも勘違いをしたことがあり、技の意味を取り違えてしまったこともありました。実際気付くのは、さらに数年たってからでした。 それと自宅練習をバランスよく行ってください。月水がAで火木がBという風に、全部を一度に練習するには時間がいくらあっても足りなくなります。 最後に、私が「2つ同時に掛け持ち」を何故、否定しないかというと、私自身が習得する順序を間違えた苦い経験があったためです。あのときBを先に習得していれば、きっと私の拳風はかなり変わっていただろうという思いがあるからです。まずは、気になった拳種を練習してみましょう。そのうえで、1つに絞るもよし。順序付けを変えるもよし。途中で片方を中断するとしても、先生に再復帰することを伝えて中断しましょう。表向きの理由は、家庭の事情で良いですよ。

giraffe-elephant
質問者

お礼

回答ありがとうございます。経験談、非常に参考になります! 生半可な気持ちで掛け持ちしたいのではありません。そうでなければ、わざわざ東京にまでお金をかけて行きませんし…でも実際には、週1回しか通えない為、交通費の面も含めて、元を取りたいような気持ちがありました。体力面も含めて、もう少し考えてみます。

  • navis777
  • ベストアンサー率15% (11/70)
回答No.2

正直、意味がわかりません…。 練習量を増やしたかったら、習ったことを、近所の公園ででも練っていけばいいじゃないですか? 武術は誰かに強くしてもらうのではなく、自分で強く鍛えるもの。 本当にそこの道場で強くなれるか、疑問を持っているために、いろんなところに行くのは、いいと思います。 自分は雨が降らない限り、仕事を終えた後、ほぼ毎晩、近所の公園に出かけ練習しています。 (みんなやってるあたりまえのこと、自慢でも何でもありません) それでも、練習しなきゃいけないことが多く、週1でも多いくらいです。 お金もかかんないですよ。

giraffe-elephant
質問者

お礼

アドバイス、ありがとうございます。武術は自分で強く鍛えるもの…そうですよね。 地元で中国武術を習えるところが、どう探しても見つからず、東京に通う決心をしました。早く武術を習得したい気持ちと、交通費も掛かるので、元を取りたい的な、卑しい気持ちが出てしまったようです…お恥ずかしいです。

回答No.1

アメリカで使える伝統空手と護身術を教えている者です。 すべてあなたの今までのトレーニングとその結果、と今から教えてくれる先生の指導力によります。 クロストレーニングにはいいところと悪いところがあります。 悪いところがあるからと言って教えられないと言うことでは決してありません。 しかし、教える側からしてみればそれなりの知識と経験と指導力が無ければ必ずと言って悪い面が出てきてしまいます。 ということで、クロストレーニングが「好ましい・好ましくない」ではなく、あなたが習える土台のレベルと先生の指導力のレベルですべてが変わると言うことを私の回答とさせてもらいます。 これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。

giraffe-elephant
質問者

お礼

回答、ありがとうございます。以前、ジェット・リーに関する質問の件で、Gさんにはお世話になりました。また、回答頂けて嬉しいです。 実は、早く武術を習得したく(しかもわざわざ東京に通う為)このような質問をした次第です。 全くの初心者で、1も2も解らないような状況で、このようなことは無謀かどうか教えて頂ければと思い、質問致しました。

関連するQ&A

専門家に質問してみよう