- ベストアンサー
瞼裂斑と診断されたのですが…
こんにちは。どなたか教えてください。 先日、右目鼻側の黒目と白目の境界(でも黒目内側)に小さな白い点を見つけました。その部分から白目に向かって赤く充血していて、ハードコンタクトを常用していたので、眼科医に見てもらったところ、その白い点は「儉裂斑」と診断されました。その点にハードコンタクトが当たって、炎症を起こしていたようです。 当分ハードの装着はやめて、与えられた点眼液(植物性消炎剤 1mL中水溶性アズレン0.2mg含有)で炎症が治まり次第、コンタクトレンズを装着して様子を見ましょうと言うことでした。ただ、コンタクトレンズもかなりタンパクが付着していたようで、落としてもらうのに15分ぐらいかかりました…^_^; 何が心配なのかと言うと、私の視力は左1.0、右0.1で、右目だけコンタクトで矯正しているんです。儉裂斑て、大きくなったりするものなのでしょうか?もしそうなるとしたら、コンタクトレンズなんてとても装着できないし、ずっと眼鏡を常用するしかないのでしょうか?眼鏡ですと、コンタクトのようなぴったり装着感がないのと、美容的な面でもイマイチです。もしかしたら、コンタクトの汚れも原因しているのではないかと考えられるのかもしれませんが…。 なんだか、私の右目はどうなってしまうのか…。将来的にものごく不安です。 どなたか、よろしくご指導願います。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
基本的に、翼状片と瞼裂斑はまったく別のものです。 これは正しくは、組織診断と言って細胞の一部を切り取って顕微鏡下(この場合は生体顕微鏡ではなくて、実験室で使用する方の顕微鏡)で、観察すると一目瞭然です。 翼状片は、腫瘍細胞ですので、生理的な瞼裂斑とは別の形態をとります。 つまり瞼裂斑は、そのまんま瞼裂斑として大きくなり、翼状片は小さなうちから翼状片なのです。 ただ、翼状片のなり始めが、外見上瞼裂斑と紛らわしく、外来診療で、瞼裂斑と間違う可能性は0ではないでしょう。 しかしそれは、年の単位で観察すると、翼状片は成長してちゃんと翼状片の特徴を出してくるのでたいした問題はありません。 何度も申し上げますが、翼状片は怖い病気ではないからです。 いつでも10分程度でほとんど痛みもなくお取り出来ますよ。 手術の時期が、早過ぎず遅すぎずというタイミングだけが肝心です。 年齢50歳台、黒目の端から瞳孔中央側に約2分の1を越して、でしゃばって来た時でしょうか。 トホグラフィという角膜の等高線のようなものをコンピューターで計測して、その乱れが大きくなった時も手術の対象となります。 >「コンタクトは洗うのに目は…?」ってCMで言ってますが、 とんでもない宣伝文句だと眼科医会でも問題視されてます。 コロッと、引っかからないで下さいね。 日本人は、清潔依存症だと言われる所以です。 ますます、ひ弱な人類になっていくということで誉め言葉じゃないですよ。 ぜひ賢い選択をしてください。 薬剤が後から、悪者に変身した例は数え切れないほどあるでしょう? ドライアイ対策には、医師処方のヒアルロン酸点眼がベストなんですが、一般では手に入りません。 市販では、涙ロートやマイティアの一番安いもの=300円くらいの添加物が少ないものがベストでしょう。 メントール系(つけるとスーっとするもの)は避けます。 なお、点眼薬は開封後は必ず1ヶ月以内に使いきるか、余ったら捨ててください。 冷蔵庫に入っていても、防腐剤が開封後は蒸発するので1ヶ月以上経つと汚染されている可能性があります。
その他の回答 (3)
- unyako
- ベストアンサー率85% (82/96)
『瞼裂斑』は、生理的なもので、結膜(白目)の部分に収まります。 『翼状片(よくじょうへん)』は、良性ですが腫瘍ですので病的変化と言えます。 この二つの外見上の違いは、瞼裂斑が角膜(黒目)の水平方向、つまり時計の3時と9時方向の両側に出来るのに対して、翼状片は、角膜の鼻側に黒目に覆い被さるように出てきます。 翼状片も、やはり若い頃に手術すると再発率が高いですが、大変簡単な手術です。 私は外来で毎月行ってます。 また、翼状片は健康保険が利きますので、瞼裂斑で手術希望の患者さんにもカルテ上には翼状片の病名をわざとつけて、保険で手術をしています。 本来病気ではない瞼裂斑は、保険適応外ですので、美容整形外科等で自費で手術すべきなんですが、それでは可愛そうでしょう? 保険でなら自費分は1万円も掛かりません。 自費だと7~8万はかかることになりますので・・・。 また白目の出血は、結膜下出血と言ってやはり生理的なものです。 瞼裂斑や遺伝とも関係ありません。 これについては下記のサイトをご参照ください。 なお私は、ア○ボンのような液で目を洗う習慣を勧めていません。 今の眼科に受診されるとどこでも洗眼をしないのに気が付かれると思います。 私たち眼科医は、洗眼行為は、手術前と薬液等の異物の洗い流しにしか用いていません。 使用しているのは無色透明の生理的食塩水です。 色の付いた液体など決して使いません。 毎日のように洗眼行為をすることは、涙液層を壊しドライアイを助長するだけでなく、ウィルス感染の危険性や、使う液によってはアレルギー性結膜炎を引き起こすとが学会で警鐘されています。 厚生省が眼科医に外来での安易な洗眼禁止の命令を出して20年くらいになります。 洗眼を処置としてレセプトに記入すると点数を引かれる位 徹底してます。 その厚生省がア○ボンのような薬液販売を許可したことが不思議で、今も反対の立場の眼科医は後を絶ちません。 ご参考までに・・・。
補足
ご回答ありがとうございます。 翼状片って言うんですね…(^^ゞ 瞼裂斑が大きくなったり、翼状片に変化してしまうことはあるんですか? 今はそれが心配です…。 それと、ア○ボン使ってました…汗 「コンタクトは洗うのに目は…?」ってCMで言ってますが、 コンタクトを外した後の目はそのままでも特に問題はないんですか? 結構痒かったりするんですけどね。(笑) 毎日洗眼行為をするのって逆に眼を悪くしてしまうんですか…(-_-;) それと、目薬も常用していると、いずれ血管が伸縮しなくなり、 充血が取れなくなるということを、このサイトで知りました。 でも、パソコンを仕事で使う以上、どうしてもドライアイと 戦わなくてはなりません。なのでコンタクトレンズを装着したまま、 ずっと常用できるお医者様お勧めの目薬をご存知でしたら、 教えていただけませんか? 宜しくお願い致します。
- unyako
- ベストアンサー率85% (82/96)
眼科医です。 瞼裂斑は、中高年になると誰にも見られる加齢現象の一つとお考え下さい。 全く顕微鏡下でも見られないのは10代まで、20代に入るとコンタクトの使用の有無に関わらず少しずつ発生してきます。 加齢と紫外線等が原因のようです。 40代以降になると、ご本人が気になさる大きさでない為自覚されないものの、 顕微鏡下で観察すると、ほとんどの人に小さなものは認められます。 つまり病気ではないのです。 ただし、これが充血してゴロゴロした時は点眼薬を処方してます。 また美容的に気になる場合は手術でもお取りしています。 10分くらいの簡単な手術ですが、術後は充血が一ヶ月間くらい残ります。 手術後にまた再発もあるので若い方にはお勧めしていません。 大体50歳台の女性に希望者が多いですネ。 フッティングの良い、手入れされたコンタクトレンズをお勧めしていますが、どうしてもハードコンタクトで充血が取れなければ、柔らかいハードのソフィーナDXや本物のソフトに交換することもあります。 主治医とよくご相談ください。
補足
お医者様から、ご回答いただきありがとうございます。 私の瞼裂斑は、本当に小さいものなのですが、 これって大きくなったりするのですか? 又、その時診断してくれたお医者様がおっしゃるには、 翼状裂(字が違うかもしれませんが)になることもあるなんて言われたんですよ…。 翼状裂って黒目の方に伸びてきて、放置できないものなので、 手術して除去するんですよね? 要するに瞼裂斑は良性で、翼状裂は悪性なのですか? 手術で切除しても再発すると本に書いてありました…。 私の右目のこの白い点も、いつか黒目の方に伸びてきて 視界を妨げたりする可能性があるのでしょうか? それと、聞きついでで申し訳ないのですが、 今週月曜日にお風呂からあがったら、 同じ右目の鼻側の白目に真っ赤に出血したような痕がありました。 今日まで少しずつ治ってきておりますが、 これと瞼裂斑と何か関係があるのでしょうか? ちなみに、白目が出血するという同じ症状は父にもあります。 祖母にもありました。祖母は動脈瘤破裂で亡くなっておりますし、 父は昨年夏に心筋梗塞でバイパス手術をしております。 祖母も父も循環器系の病気を患っております。 これと私の目の出血と何か関係ありますか? それとも遺伝でしょうか? お時間のある時で構いませんので、是非教えてください。お願い致します。
- anokonosono
- ベストアンサー率18% (13/72)
こんにちは。 私は専門家でないのでごめんなさい。先に謝っておきます。 私も去年、ハードコンタクト使用歴約20年でchokomakaさんと同じ診断を受けました。同じような指示を受け、多分同じ種類の薬をもらいました。 眼裂斑(ごめんなさい、字が違うかな)については、コンタクトを着けるようになってまじまじと自分の眼を観察するようになってから、気がついてました。だから約20年前から気がついていたと思います。でも、炎症を起こして眼科に行ったのは初めてでした。よくある症状だとも眼科の先生に言われました。 だからそんなに珍しい病気ではありませんよ。あまり心配しないでくださいネ。 以前からあった眼裂斑がなぜ炎症を起こしたか、ですが私の場合思い当たるのは、元々めんどくさがりで、「こすり洗い不要、つけておくだけ」タイプのコンタクト洗浄兼保存液を使い出したころから眼がゴロゴロする感じになりました。やはり洗浄が足りなかったのだと思います。 現在はメーカー純正の洗浄液、保存液を使ってます。あまり長時間の装着もしないようにしました。あと、レンズをはずしたあと市販のカップで眼を覆って洗うタイプの目薬を使ってます。でも目薬の使いすぎは涙の分泌がおかしくなるそうです。 眼は入れ歯のようには取替えがききませんものね。お大事にしてください。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 私もanokonosonoさんと一緒で、1週間つけておくだけのタイプを使っていました。 なにせ、めんどくさがり屋なもので…(^^ゞ けど、先日眼科医に指摘され、純正の洗浄液、保存液に変えるようにいわれました。つけおきタイプは、洗浄液が汚れてくるので、つけておく期間内の後半は、落ちにくくなるのだそうです。 市販のカップで目を覆い、洗浄するタイプも使っていましたが、これもあまり長期間使えないんですね…。 意外でした…泣 それと、目薬の常用期間が長いと目によくないのは、ここで調べてわかりました。 私は、仕事でパソコンを使用するので、どうしても目に負担をかけやすいです。 ドライアイとも戦わなくてはならないし…。ずっと使用できる目薬ってないものなのでしょうかね? 私とほとんど同じ状況のanokonosonoさんにアドバイスいただけて、「やっぱり!?」って思えること、たくさんありました。 炎症が治まり次第、しばらくはコンタクトの洗浄液を変えて様子見ようと思います。 大変親切なご指導、ありがとうございました!!
お礼
ア○ボン……捨てることにしました。 結構好きで使ってる人多いんですよ。 怖いですね…。 目薬もメントール系は駄目なんですか… 結構点眼してました…。あれが目の疲れにいいのだと思っていました…(汗) でも、毎日つけてても、半年ぐらいもってましたけど… もう開封して一月以上経つので、あれも捨てなければ…^_^; ヒアルロン酸点眼液は、眼科に行けばもらえるのですね? 今は涙ロートを使用しているので、これはとりあえずセーフと 言ったところでしょうか(汗) 今の瞼裂斑は、本当に小さいものなので、 もう少し様子を見た方が良さそうですね…。 瞼裂斑から始まり、いろいろと質問させて頂きましたが、 素人で知らなかったために、とんでもなかった…ってことが わかり、未然に防げそうです。 薬って怖いですね…。あんなに明るく宣伝して 消費者を不安にさせるくせに、実はとんでもない物だったとは…(汗) そろそろ、コンタクト入れてみようと思います。 炎症も治ったし。(笑) 丁寧なご指導感謝いたします。 ありがとうございました。