- ベストアンサー
オープンソース、ベンダー企業にとってのメリット
利用する側にとってのオープンソースを使用することのメリット・デメリットはよく見かけますが、 サービスを提供する側(ベンダー企業やシステムインテグレータ)のオープンソースを使用することのメリットはなにかあるでしょうか? また、逆にデメリットもあれば教えて下さい。 よろしくお願いします。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
akiemotion様 OSS導入にあたってのメリット・デメリットですが、ユーザーにとって導入費用が安くなる事で、多くの一般企業が業務のIT化に踏み込む材料になると思います。その事からベンダー企業にとってのメリットですが、ベンダー企業がOSSを使用したソリューションを提供でき、システム導入に際し利益を得られます。さらに導入に伴いハードウェアの販売台数が増えハードウェアメーカーが利益を得ます。上記のシステム導入によりそれに伴う保守契約をし保守費用を得て利益が発生します。 デメリットとしては、ベンダー企業が独自に開発したアプリケーション等が売れなくなると言う所ですね。 例えばIBMは自社でAIXと言うUNIX系OSを開発してRS6000と言うサーバにバンドルし販売してきましたが、Linuxと言うUNIX系OSが人気を博し、今ではその開発も殆ど行われずバージョンが更新されていません。 しかし、IBMはハードを売る為にLinuxを導入しLinuxの搭載されたサーバの販売台数を伸ばしております。 サン・マイクロソフトは自社の商用UNIX系OSのSolarisを一部オープンソースにする事で、自社で生産するサーバと保守費用をメインに経営の要とシフトしています。 OSSはIT業界にとってIT化を進めていく上でとても大事な事だと思います。さらに今後ベンダー企業やSI企業は顧客に対して幅広いソリューションを実現する必要があると思います。