- ベストアンサー
欧米での子供の携帯電話の普及率は?
以前、文化庁長官の河合隼雄氏がヨーロッパへ行った時、向こうの子供たちが時計を持っていない(親が持たせない)のにびっくりしたと語っていましたが、携帯電話はどうなんでしょう? 日本では中学生はかなり持っているようだし、小学生低学年では10人に1人、高学年では5人に1人が持っており、ますます増加しているとテレビのワイドショーで言ってました。 欧米では、子供が何かの仕事をしないと絶対に親は子供にお金を与えないとも聞きました、子供をスポイルすると将来よくない結果が出るということを欧米人は知っているようですが、日本人はそれを知らないようです。 で、欧米と一口に言っても一様ではないかもしれませんが、まあ、アングロサクソンやゲルマン族を基調とする諸国家と考えていただいて結構です。 子供が携帯電話を持つことにに対する欧米人の考え方とその普及率を知りたいので、よろしくお願いします。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
アングロサクソン基調の国では全然ないので、お役に立てれないとおもいますが子供をスポイルしているのは日本人だけではないとお思い、投稿させていただきました。 イタリアの場合なのですが(アメリカ人でもイタリア系移民にもすこし当てはまるのではないでしょうか?)、親が子にべったりの国です。日本より甘やかしがひどいと思います。 小さい子に食後の後片付けをさせるのを、かわいそうだ といってやらせない親までいます。 なので子の物に対するせがみに親がすぐ負けています。そのせいか携帯電話の普及率はすさまじいです。 小学校低学年はさすがに30人1クラスに1-2人ほどですが、高学年になるほど増えていき、中学生になると持ってない子の数が持っている子の数を下回ります。イタリアでは契約すれば携帯がタダでもらえるという制度はなく、一番安いので6000円くらい、大体子供がもっているのが2万円くらいのものです。 携帯を子に持たせている親の言い分は、 子供の誘拐や失踪が多いので心配なため。(イタリアの大都市では子供の一人歩きはキケンなので学校、ならいごとには送り迎え要) 子供が友達から仲間はずれになるといってせがむので。 子供に文明の利器?を持たせてないと時代おくれになる。ハイテク機器に親しみをもたせる。 という意見があります。(これがすべてじゃないですけど。) 子供(高校生ときには大学生も)が働いてものを買うことはまずありません。大抵親のすねをかじります。25-27歳くらいまで大学に通うので親は大変ですが。メンタリティー的にそうなのと、失業率が高い為、ちょっとしたバイトのポストもすぐに埋まってしまうためです。 質問者様には余談だったかもしれませんがちょっとでも参考になればと思いました。
その他の回答 (4)
- pinktulip
- ベストアンサー率20% (5/24)
聴いた話ですが、アメリカの場合は携帯電話を持たせるにしても明確な理由、 持つべき正当な理由を述べられない限り、 また親がその理由に全面的に納得しない限り持たせないそうです。 なので日本の中高生に比べると普及率は低いそうです。 ただアメリカと一口に言っても貧富の差がわりとありますので、 どの層を指しての話なのかは・・・すみません、わかりません。 でも携帯電話が持てる層というのはきっと中流以上でしょう。 以下は、アメリカではこうらしい・・という話です。 携帯電話の本来の目的は「電話」ですが、 ある調査によると日本の小中高生の場合は メールやインターネットといった話すこと以外の使用頻度が圧倒的に多いそうです。 親は緊急時に連絡が取れるからという「電話」の目的で持たせてしまうそうですが (子供もそう言ってねだれば親が許すことを知ってるわけです)、 でも子供たちは本当は「インターネット・メール」のために携帯電話が欲しいので、 実情と理由がかなり乖離しているのが現状です。 子供にパソコンでインターネットをさせる時に 有害サイトなどを見れないように守ってるはずが、 携帯電話の世界では野放しです。 有害サイトが簡単に見れてしまいます。 この実情を聞いたアメリカ人は、 なぜ日本人の親は子供に簡単に「インターネットが出来てしまう電話」を持たせてしまうのか、 理解不能だそうです。 なぜならパソコンで規制しても携帯電話でインターネット出来るなら本末転倒、 危険な誘惑の中へ子供を守るどころか、 投げ入れてるような状態だと捉えているようです。 (だから携帯電話を使った事件が起きたりした訳ですね。出会い系とかが一番分かりやすい例です。) そしてこれが一番最初に書いたことに繋がっていくわけです。 といっても、携帯で写真が撮れたりメールできたり インターネット出来たり、これほどの多機能を備えた携帯電話は日本くらいなものです。 もちろんアメリカにもこれと同様の機能を備えた携帯電話はありますがビジネスマンが使ってるのが主で、 子供が普通に使える携帯電話にこれほどの機能が搭載されてるのは少ないのではないでしょうか? ↑これについては実情は知りませんが、 欧米の携帯電話は本来の「話す」機能が主になってると聞きました。 写真が撮れる機能が付いた機種はわりと多くなってるのかもしれません。 確かに携帯電話を持ってる海外の子供はよく見かけますが、 日本のようにメール機能を駆使してる姿はあまり見かけないですね。 以上、インターネットの視点から答えました。 参考のHPもご覧になってみるとよりかもしれません。
お礼
知り合いのオーストラリア人が、日本の小学生が学校帰りに勝手に店に寄って買い食いをするのを、信じられないといった表情で非難していましたが、日本の親は携帯の有害サイトを子供が勝手に見るのにも無頓着なんですね。 回答ありがとうございました。
カナダ在住です。子供が小学生ですが、クラスメイトや学校全体の 生徒を見る限り、携帯電話をその子専用として持っている子はない と思います。 中学生高校生は、知り合いのお子さん方を見る範囲ですが、携帯を、 その子専用で持っているというケースはありません。 大学生は知り合いにはおりませんが、街では大学生くらいの人が 携帯で電話をかけている様子を見かけます。 大人でも、所持率は6、7割じゃないかなと思います。 私の住む町は、市内とその近隣の市への通話料が、無料という事も 関係があるかもしれません。 あくまでも私の知りえる周りという事ですので、カナダ全体において という事ではありません。
お礼
回答ありがとうございます。貴方の周りということですが、ひょっとしてカナダではそれが一般的なのかも知れませんね。まあ、速断は禁物ですが・・・。
- nidonen
- ベストアンサー率55% (3658/6607)
私の知る限り、欧米でもティーンの携帯電話所有率は 決して低くありません。さすがに10歳未満の低学年だと わかりませんが、中高生ならけっこう持ってますよ。 ●米国 : 12~17 歳では 45% が携帯電話を所有。その率は 年々上昇中。携帯を持たせる余裕のない貧困層が少なからず いることから考えると、中間層以上では半数以上と思われる。 ●イタリア : 中高生ならほとんど持っている。特徴は 親がプリペイド式の携帯を持たせていること。日本風の プリケーではなく、いわゆるモバイラーズチェックの ような仕組みで、子どもが携帯を使いすぎないように している。 ●北欧 : 全国民が携帯を持っていると言われている。 とくに冬場は屋外で迷子になったりすると凍死するという 現実があるので、子どもが携帯をもつのは当たり前。 なお、携帯メールの普及率は、おそらく日本がダントツです。 欧米でもSMS(ショートメール)は普及していますが、日本の ようにあらゆるやり取りをメールで済ますことはありません。 これは予想ですが、日本語が携帯メールくらいの長さの文章に 向いているからと思われます。 アルファベットに依存する欧米言語は携帯による文章入力が メンドウで、長文は書けません(知り合いの米国人もそう言って ました)。いっぽう、漢字だけの中国語は入力が大変です。とこ ろがいざとなればカナ書きも可能で、発音が少ないことなどから 予測変換機能の信頼性が高い日本語は、メールに向いているのです。
お礼
回答ありがとうございます。北欧の事情が興味深いですね。
- milky2222
- ベストアンサー率59% (344/576)
子供がいませんので、あまり詳しくはないのですが。 アメリカでは、12歳以下の子供に1人で外出や留守番をさせると罰せられます。必ず大人の監督下に置くことと法律で決められており、スクールバスやお稽古には送り迎えが必要です。だから、小学生に携帯を持たせる必要がありません。 また、一般的に、アメリカの親は子供に1万や2万もする贅沢品を持たせる風潮はありません。 高校生や大学生にブランド物のバックを買ってやるのは、よほどの大金持ちで子供に甘いユダヤ系やセレブの家庭くらいかしら。だから、中学生くらいでは、携帯は贅沢で不必要だと思う親が多いでしょう。 アメリカで携帯電話が一般人に爆発的に普及し始めたのは、ここ数年のことです。遅れてますね。 特にテロ以降、子供の安否が心配なので、家族プラン(毎月の基本料金に1人分10ドルほどを足す料金制)を使って子供に携帯を持たせる親も増えてきています。 ただ、アメリカの高校生は長電話します。 以前は、親が料金が高いとか話中が多いと文句を言うので、高校生になれば、自分でバイトして、自分用の電話回線を引いて好きなだけ長電話する代わりに電話料も自分で払うという話をよく聞きました。 最近はティーンたちも携帯に移行しつつありますが、携帯の電話料は一般回線よりも割高で、家族用プランに入っても、子供たちの長電話で高額の割り増し料金が取られると親たちは文句を言います。 だから、携帯を持っている子供は未だそれほど多くありません。 そこで、子供の携帯の長電話を防止するために、ティーン用にプリペイド携帯やトランシーバタイプの携帯が普及し始めています。 また、登録した相手数人となら一定料金でいつまでも話せるという携帯プランも出てきています。 アメリカという国は、子供を余り甘やかしません。基本的に自分の趣味で使うお金は自分でバイトして払え、です。 高校生の大半が携帯を持つには、もう少し時間が掛かるでしょうし、小学生や中学生が携帯を持つのはもっと先の話になると思われます。
お礼
遅い御礼で申し訳ありません。でも、アメリカの事情がよく分かりました。アメリカの高校生ってそんなにおしゃべりなんですかね?
お礼
随分お礼が遅くなってしまいました。イタリアのことはおおよそ予想がついていましたが、具体的な話を聞かせていただきありがとうございます。イタリアがそこまで、シツケをしない民族だとはあらためてびっくりした次第です。