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養液栽培肥料と一般肥料の組成の違いについて
トマトなど果菜類のNPKの吸収量は、K>N>Pの順で多いといれれています。おおざっぱに比率で表すとN:P:K=10:5:20くらいでしょうか。養液栽培の肥料では、おおよそ、このような比率で肥料の組成が決められていて、作物の吸収量にあわせた施肥設計になっているように見受けられます。一方で、農協やホームセンターで販売されている果菜類用の肥料はNPKの比率が同じであったり、養液栽培用の肥料とは大きくNKPの比率が異なります。栽培方法の違いはあれ、同じ作物を育てるために作られた肥料の組成に大きな違いがあるのはなぜでしょうか?
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溶液栽培の場合、肥料成分が溶け込んだ溶液が直接根に触れる事になるので、吸収率を考えての組成になっているのだと思います。 畑だと、もともとの土中の栄養分(畑によって異なる)や地域の土壌特性や肥料の効き方(緩効性・遅効性。即効性)を考えて施肥量を変化させます。 畑では「土」という大きな緩衝能力持ったものを介して水や養分のやり取りが行われているので、この能力を理解して施肥量を決定しています。
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- qryoec
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回答No.2
まず,肥料袋に書いてあるNPKの数字は実際のNPKの量とは異なることを認識しましょう。N以外は酸化物の重量%です。 次に,施肥量と吸収量の間には正の相関はあるものの,等しい,あるいは等しいのが望ましい,という考え方は誤りです。 最後に,養液栽培肥料と一般肥料の間に本質的な違いはありません。養液栽培に於いては完全に溶解しないと困るので一般に無機の水溶性肥料を使うだけです。
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