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宮沢賢治さんに詳しい方!教えて! 月 サンタマリア etc...

オツベルと像 と シグナルとシグナレス で 月を サンタマリア と呼んでいますが、 月を サンタマリア と呼ぶのは何か元ネタのようなものはあるのでしょうか??? ネットで調べようとするとユースケ・サンタマリアばっかり出てきてうまく調べれません。。。助けて~ どなたか知っている方お願いします。 あと 銀河鉄道 という発想は宮沢賢治さんがオリジナルと思ってよいのでしょうか??? つまり 銀河鉄道999 は 銀河鉄道の夜 からヒントを得ていると思って良い? あと オツベルと像 の最後と 風の谷のナウシカ の最後はなんとなく似ている感じがしますが、これも宮崎駿さんは オツベルと像 からヒントを得たと考えて良いでしょうか?(まあこれはこじつけかもしれない。というか宮崎駿さん本人にしか分からん質問ですね。オツベルと像 よりも前にこれに似たようなものがあったら知りたいです。外国のものでもよいので)

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回答No.1

サンタマリアとは「聖マリアさま」ということです。 象は苦しくなって、月に向かって祈りの気持で、マリアさまに「苦しいです、聖マリアさま」、「もうだめです。さようなら、聖マリアさま」と言ったのではないでしょうか。 その祈りが通じて、童子が出てきて象の願いを仲間たちに伝えたのでしょう。

noname#32078
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 サンタマリアとは聖マリアさまのことだったのですね。全然分かっていませんでした。言われてみれば常識のような気もします。はずかしー! 月の名前がサンタマリアというのかと思ってしまいました。聖マリアさまと分かってもう一回読んでみると意味がしっくりしました。ありがとうございました!

その他の回答 (3)

noname#73834
noname#73834
回答No.4

こんばんは。 ご質問に、私も好奇心を刺激され、ちょっと調べただけですが…… まず、宮崎駿氏は、インタビューで「宮沢賢治はやっぱり偉い人ですよ! 僕はとんでもない人だと思いますよ。」とか、「あの人は偉い人ですよ、とにかく(笑)。とにかく日常生活そのものがやっぱり偉かった人ですよ。それは大したことですよ。」と語っています。(『風の帰る場所』ロッキング・オン、あるいは、『黒澤明・宮崎駿・北野武』ロッキング・オン) かなり傾倒しているようです。 じっさい2人とも(宮崎&宮澤)、農業・田園に対する強い愛情がありますしね。 そう見ると、「オツベル」と「ナウシカ」の最後が似ているというだけでなく、「オツベル」の最初と「もののけ」の最初だって似ている、そう思いませんか?(機械化された第一次産業の光景) それから『グスコーブドリの伝記』のなかにも、「日が変にくらくなり、こまかな灰がばさばさばさばさ降って来て、森はいちめんにまっ白になりました」という記述があります。 これも「ナウシカ」的ですよね? (ちなみに、この作品の松本零士ヴァージョンは、すごく感動的です。私は1ページ目から、いきなり、読んでいて泣きそうでした。) また「風の又三郎」の「風の」といったタイトル、ごうごう風の吹きまくるイメージも「ナウシカ」を連想させます。 とにかく、宮崎―宮沢のラインは確実なようです。 月とサンタマリア(聖母マリア)については、推測の域を出ませんが、熱心な法華経信者の賢治にとって、「月=名月(みょうげつ)天子」「金星=普香(ふこう)天子」といった仏教の知識や、「月=女性的(月経・出産に関係がある)」という感覚、さらには、キリスト教でマリアの昇天の祝祭日が8月15日であるといった事実が、すべて渾然一体となり、生まれてきたイメージなのでは?  宮澤賢治は、若くて多感な時期に、英語を学ぶために教会に通ったので、その関係でしょう。 月との対話については、最大の親友でもあったインテリの妹が、病死してしまった後、天に昇った彼女と「交信」するため、わざわざサハリンまで出かけ、しかし「交信」できずに深く傷ついた賢治の体験と関係があるようです。(板谷栄城氏の説) それから、松本零士氏も、賢治に強く影響されています。 「子どもの頃、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』を、ラジオの放送劇で聞いたのと、学校で影絵になったのを見ました。これが賢治との出合いでした。」 と話しておられます。幼い頃の体験は強烈ですしね。(参考URL) 私自身も、小学校時代に、国語の授業で丸1時間、先生が皆に『銀河鉄道の夜』を読み聞かせてくださったのを、忘れずにおぼえています。

参考URL:
http://www.tk-telefilm.co.jp/gusuko.html
noname#32078
質問者

お礼

丁寧な回答ありがとうございます。御礼が遅くなってすみません。なぜ遅くなったかというと、風の又三郎 と グスコーブドリの伝記 を読んでました。 風の又三郎 は子供の頃読んだのですが大人になって読み返すとまた超良かった。又三郎が飛ぶ所が最高だ。グスコーブドリの伝記 は読んだことがなかったので今回はじめて読みました。なんといい話なんだろう。最後は悲しいけど。 宮崎駿さんも賢治にかなり傾倒しているのですね。確かに言われてみれば もののけ の最初と オツベル の最初も似ていますね。グラスコーブドリ と ナウシカ も確かに似ていると思いました! 風の に関してもそうですね。するどいですね! 実際そこからヒントを得たかどうかは分からないけど、こういうことを考えるのは楽しいですね。 グラスコーブドリ 読んでたら、クーボー博士が小型の飛行船に乗っている所が出てきて、なんか宮崎駿っぽい!と思いました。順番逆か(?) あと 風の又三郎 を読んでいたら、子供の目線で見た世界の描かれ方がすごく トトロ に似ている感じがしました。風の又三郎 には空想の生物とかは出てこないけど、自然をみる目とかなんか感動してしまいます。両方とも童話なんだから子供の目線の描き方が優れているのは当たり前なんですけど。影響を受けたかは別にしても両方とも素晴らしいです。 月に関しては、サハリンに出掛けたりした体験など教えていただいて嬉しいです。というか知らなかったのですが、賢治を理解するには妹とその死はとても重要なようですね。知らなかったことを恥じながら 永訣の朝 など読んでみました。胸が痛いです。 今後も宮沢賢治さんに詳しくなっていこうと思います。

noname#32078
質問者

補足

わたし グスコーブドリ を グラスコーブドリ と書いてしまってますね。 読んでる時、グラスコーブドリ と間違えて読んでしまって、途中で気付いたんだけど、このお礼を書いてる時も、最初は間違えないように気をつけなきゃと思っていたけど、途中で忘れて、グラスコーブドリ になってしまった。ハズカシー!

noname#37852
noname#37852
回答No.3

>あと オツベルと像 の最後と 風の谷のナウシカ の最後はなんとなく似ている感じがしますが、これも宮崎駿さんは オツベルと像 からヒントを得たと考えて良いでしょうか? わあ、それは全然考えたことなかったです・・・ 王蟲の暴走と象の突入が似ているということでしょうか。 『風の谷のナウシカ―宮崎駿水彩画集 ジブリTHE ARTシリーズ』という本が出ています。 私は三鷹のジブリ美術館に行ったときに買ったのですが(笑) これにナウシカというキャラクターおよび物語が誕生するまでの過程が載っています。ナウシカというキャラクターが生まれるまではかなり試行錯誤が重ねられたのだな・・・というのが分かります。 それを見る限りでは、宮沢賢治からの影響はありません。 ただ、『オツベルと象』は有名な話ですし宮澤賢治も有名ですから、宮崎さんも読んだかもしれないし、そのへんは分からないですね。 それと、物語というのはある程度パターンがあるものだと思います。 たとえば「再生と破壊の物語」とか「救出劇」とか言ったら、多くの作品が含まれるでしょう。そういう風に比較すれば、影響を受けていなくても似ている作品というのはあります。 神話や昔話なんかには多いですよ。ユング心理学の人たちがそういうのを研究してます。 サンタ・マリアはスペイン語とかラテン系の言い方で、英語だとセイント・メアリー、日本語なら聖マリア。 マグダラのマリアなどもいらっしゃいますが、最も有名なマリアは聖母マリアです。 (実際には英語では聖母のことをあまりセイントメアリーとは呼ばないと思いますが。the Virgin Mary とか Our LadyとかHoly Motherとか呼びます 賢治さんは仏教に惹かれた人ですが、『銀河鉄道の夜』にもキリスト教的なイメージが出てきますし(十字架とか)、物語の中では東洋・西洋、宗教がいろいろ混ざっているようです。 『銀河鉄道999』の成り立ちについてはよく分かりませんが、やっぱり影響は受けているようですね・・・・。 ウィキペディアを読んで思い出したけど、作者が若い頃に汽車で上京してくるときの体験も影響している、というのは私も何かで最近読みました。期待と不安とか、夜汽車とか。    ↓

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8A%80%E6%B2%B3%E9%89%84%E9%81%93999
noname#32078
質問者

お礼

回答ありがとうございます。そうです子供を助けるために巨大な動物が突撃してくるイメージが似ていると思いました。 僕は誰は誰に影響を受けている。というようなことを知るのが好きなので質問してしまいました。

noname#204885
noname#204885
回答No.2

宮沢賢治がオッベルと象でサンタマリアと呼ぶ理由は、確かそれで一冊の評論本が出ていたように記憶している。昔立ち読みしただけなので、表題を覚えてないんだけど、著者は清水正(日大文学部教授)だったんじゃあないかなあ・・・。 宮沢賢治の評論は下のサイトに一覧が載ってます。 清水正と言う人は宮崎駿の評論もやってるので、調べてみればオッベルと象と風の谷のナウシカの関連性についても述べているかもしれないよ。

参考URL:
http://www.kenji.gr.jp/library/annual/annual3.html
noname#32078
質問者

お礼

回答ありがとうございます。サンタマリアとは聖マリアさまだと分かったのですが、確かにそれでも何で月に向かってサンタマリアと祈るのかという疑問はありますね。宮沢賢治さんの深層心理というか。 でも聖マリアさまに祈っているのだということで、普通のレベルでは疑問は解けました。ありがとうございます。URLも見ました。宮沢賢治研究の本はこんなにいっぱいあるのですね。僕もこれから研究していきたいです。宮沢賢治を最近とても好きになりました。宮沢賢治は最高です。

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