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大学教授のメリット、デメリット
職業として大学教授(研究者)を考えていますが、大学教授(研究者)を職業にすることによって生じるメリット、デメリットを教えてください。また、その内容を知ることの出来る本、サイトなども出来ればお願いします。ちなみに私は哲学科の学生なので文系の場合の話でお願いします。
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- sionn123
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able555さん こんばんは 大学と言う教育機関を含めた全ての事業は何らかの形で商売をして売り上げを上げ、その売り上げの中の利益で社長(大学の場合は学長)以下全ての従業員(職員)の給料を支払うわけです。従って一般企業の研究者はどんなにその研究者がしたい研究が有ろうとも、その研究が売り上げに繋がる可能性が有ると判断されない限り会社から研究費が出ないわけです。 大学の場合は、研究所で有ると言う側面以外に教育機関という側面もあるわけです。言い方が変かも知れませんが、大学にとって学生はお客様なわけです。従って受験生の受験料や学生の学費が売り上げになり、ある意味研究そのもので売り上げが繋がらなくても良い訳です。例えば早稲田大学の吉村作治教授が研究されている「エジプト考古学」は、学問上エジプトの歴史を解明する上で意義のある数々の発掘研究をされていますが売り上げに繋がる研究とは思えないわけです。また慶応大学の吉田博一教授を中心として研究開発している電機自動車の「エリカ」は、将来的に実用化される可能性のある数々の技術が盛り込まれた既にレースで活躍出来る位の能力がある車ですが、使用しているバッテリーだけでも現在は2000万円位するらしく実際の販売には繋がらない価格になっているわけです。そう言う研究成果が売り上げに繋がらなくても、学問的に意義があり将来の技術開発に意義のある技術研究なら研究費を提供して頂けるわけです。 一般に大学での研究は基礎研究、企業での研究はそう言う基礎研究を元にした商品開発に繋がる研究と言われています。私自身薬剤師で薬科大学卒業者ですから文系の事特に哲学となると良く解りませんが、理系みたいに即商売に繋がる技術開発が少ない文系の研究者としては大学の教師(将来は目指せ教授)として研究されるのが良いと思います。以上がメリットだと思います。 一般の企業での研究者は、売り上げに貢献できる研究なら研究に専念出来るわけです。しかし大学の研究者は、研究者で有ると同時に教師であるわけです。ですから授業をしなければなりません。そして授業の為の準備もしなければなりません。また学生の成績判定会議等やもし就職担当の教授と言う仕事を受けた場合就職斡旋とまでは行かないまでも学生の就職相談を受ける等の就職の手助けをしなければなりません。と言う様に研究だけをしていれば良いと言うわけには行きません。内容はともかく(売り上げに繋がらなかろうとも)学問的に意義があればご自身の専門の研究を有る意味好き勝手にさせて頂く事との取引条件みたいな部分が有ります。従って使える時間の内一部は研究に全く関係ない生徒に対して(例えば授業等)または大学での仕事をしなければならないのが、大学の研究者です。これがデメリットだと思います。 私なりにメリット・デメリットを纏めて見ました。何かの参考になれば幸いです。
- REDTAILCAT
- ベストアンサー率15% (40/254)
大学教授は、世間が狭いというか、人間関係も狭く感じます。 結婚も難しいようです。 わたしはあまりおすすめしません。