• ベストアンサー

お勧めの英米文学を教えてください。

niederlandeの回答

回答No.3

現代文学はいかがでしょうか。 ジョン・アーヴィング(米)は19世紀イギリス的に長大な長編が多く、特に『ガープの世界』がお勧めです。ジェンダーをはじめとする数々の現代特有のテーマが盛り込まれているのが魅力です。 ちなみにこの人は「小説は面白くなければ(あるいは長くなければ)いけない」と言っています。 トルーマン・カポーティー(米)は一般に「お洒落」と評されている事からも分かるように、洗練された会話文と表現が魅力です。しかし彼の諸作品には「お洒落」だけでは済まされない鋭さがあります。その鋭さはしばしば人間の孤独だとか虚栄といったテーマを鋭くえぐります。読んだ後に静かな余韻が残るのが特徴です。 彼の『ティファニーで朝食を』は映画化作品が有名ですが、原作を読んでみると映画のような楽天的な単なるラブストーリーではなく、とても哀しい話です。 まず最初は『夜の樹』という短編集をお勧めします。新潮文庫から出ています。 他に僕が好きな作家はオースター、フィッツジェラルド、ブコウスキーなどです。 英米文学の翻訳者では柴田元幸が好きです。翻訳者をもとに選んでみるのも良いかも知れません。 僕も文学について学んだりした事はないですが、一度好きな翻訳家を見つけてしまうと一気に世界が広がりました。

tsutsu
質問者

補足

ジョン・アーヴィングの「ガープの世界」は気になっていたのですが 「そのうち…」と思って忘れてました。読んでみようと思います。 カポーティーはまさに「ティファニーで朝食を」だけ読んだことがあります。 「夜の樹」チェックしてみます。 言われてみれば翻訳って重要ですよね。 子供の絵本を読んで翻訳のすばらしさに感動したり、 原文の魅力が損なわれてると感じたことがあるのですが 自分の読む本となると原文は読みこなせないので気にしたことがありませんでした。 ありがとうございました。

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