• ベストアンサー

DPD法について

遊離残留塩素と全残留塩素の測定がそれぞれ違うみたいなのですが、(遊離残留塩素は中性で酸化させて、全残留塩素はKIで処理してから、測定する)どうしてこのような反応になるのか理解できません。とても飲み込みが悪い方なので、簡単に説明していただければ幸いです。

  • 化学
  • 回答数1
  • ありがとう数13

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#62864
noname#62864
回答No.1

遊離残留塩素というのは、Cl2やそれを水やアルカリに溶かした際に生じるHClOおよびClO-を意味します。 これらは酸化力が強いために、測定前にKIで処理する必要がありません。 それに対して、全残留塩素というのは遊離残留塩素と結合残留塩素の合計です。結合残留塩素というのは、モノクロラミン(NH2Cl)、ジクロラミン(NHCl2)、トリクロラミン(NCl3)などの窒素と結合している塩素のことです。 これらの結合残留塩素は酸化力が弱いために、通常の測定にはかかってきません。したがって、酸化されやすいI-を加え、それがI2に酸化されることを利用して測定しているわけです。 クロラミンの場合の反応式は下記のようになります。 NH2Cl + 2KI + H2O → NH3 + KCl + I2 + KOH

関連するQ&A

  • 遊離塩素の増加

    海水系の排水を、水道水で5倍程度に希釈したものを酸化処理して、CODの処理実験をしていますが、酸化処理前より処理後のほうが遊離塩素が増加していて、COD値が正しく測定できません。 なぜ、遊離塩素が増加するのか教えていただけませんか? また、遊離塩素だけを除去したいのですがいい方法はありますか?

  • 遊離残留塩素と結合残留塩素はどう違うのですか

    遊離残留塩素と結合残留塩素はどう違うのですか?出来たら、分かりやすく簡潔に教授していただけると幸いです。

  • 残留塩素濃度について

    大学の実験で水道水の遊離残留塩素濃度、総残留塩素濃度、結合残留塩素濃度をPDP法残留塩素測定キットを使って調べました。すると遊離残留塩素濃度は0.50 mg/Lで総残留塩素濃度は0.55 mg/L、結合残留塩素濃度は0.05 mg/Lでした。 水道法では「遊離残留塩素を0.1mg/L(結合残留遊離塩素の場合は0.4mg/L)以上保持するように」と決まっているそうなのですが、この結果はどう見ても結合残留塩素濃度が基準を満たしていないように思えます・・・先生が実験の後に10回ほど残留塩素を測っても同じように結合残留塩素濃度だけ低く出たそうです。これは、原水がきれいなのでそんなに塩素を入れなくてよい代わりに、水は腐敗しやすいということなのでしょうか?ちなみに原水は福島県の猪苗代湖の水だそうです。 どなたか、この実験結果が何を意味するのか教えてください。宜しくお願いします!!

  • 残留塩素測定の単位が解りません。

    残留塩素測定の単位が解りません。 残留塩素測定を実施していますが、これまで下記(1)で測定していましたが、 (2)で測定すると、測定結果が合致しません。 色々調べたんですが、測手結果について以下の意見があり、どう判断すれば いいのか解らないので、教えて下さい。  「mg/L=ppmと考えて良い」  「mg/Lとppmは同じではない」 (1)ポータブル残留塩素計(測定方式→遊離残留塩素)の単位がmg/Lです。  本日測定結果 0.06mg/L (2)試薬(DPD No.1を使用)を使用して溶液の残留塩素の単位がppmです。  本日測定結果 0.13ppm  (比色計の単位が0.1と、0.2なので溶液の色から0.13位と判断) どちらの値が正しのでしょうか? 宜しくお願いします。

  • 高校化学(無機) さらし粉と塩酸の反応

    教えて頂きたいことがあります。 塩素の実験室的製法のひとつにさらし粉と塩酸の反応がありますが、この反応では、先に次亜塩素酸イオンと塩酸による弱酸遊離反応により次亜塩素酸が生じ、生じた次亜塩素酸と塩化物イオンとの酸化還元反応が進むとあります。 なぜ、次亜塩素酸と塩化物イオンとの酸化還元反応よりも先に次亜塩素酸イオンと塩酸による弱酸遊離反応が進むのでしょうか。 宜しくお願い致します。

  • ミネラルウォーターを通電させると遊離残留塩素が検出されました。なぜですか?

    水の残留塩素を調べる実験中、市販のミネラルォーターに通電したところ、一部のミネラルウォーターからDPD試験とO-トリジン溶液に反応し遊離塩素が発生しているという結果でました。 飲料メーカーに問合せましたが、ミネラルウォーター中にNaClやKClなどが含まれていないので、遊離塩素が発生する原因がわかりません。 ちなみに、通電電極はプラチナ製です。 時間は5~30分通電させ、反応試験をしました。 反応が出る水と出ない水に分かれました。 通電時間が長いほど遊離残留塩素が発生する確率が高いです。

  • KIデンプン紙の変色

    湿らせたKIデンプン紙によって酸化剤の検出ができるということですが、「湿らせたもの」でなければいけないのはなぜでしょうか? たとえばKIデンプン紙と塩素の反応では、 〔反応式〕 2KI + Cl2 ⇒ 2KCl + I2 という反応が起こり、ヨウ素デンプン反応によって試験紙は青紫色になると思います。 しかし、この反応は湿らせた試験紙でしか起こりません。水で湿らせることによってどのような効果があるのですか? KIの電離が関係しているのでしょうか・・・。 どなたかお答えいただければ幸いです。よろしくお願いします。

  • 遊離シアンについて

    当、事業場は亜鉛メッキの前処理にてをシアン化カリウムを使い排水処理を次亜塩素酸ナトリウムによる酸化分解をしています。 排水基準のCNをパックテストにて「遊離シアン」を測定しているのですがその「遊離」という意味がわからないので簡単に教えていただけないのでしょうか? ググってみたのですが 「めっき浴中の金属分をシアン錯塩にするの必要な量以上のシアン。」とありましたが さっぱり意味がわかりません。 分解しきれないシアンという意味ではないですよね? よろしくお願いします。

  • CL+イオンの説明

    以前にCL+イオンの説明があったのですが、水道水とかに含まれる残留塩素が電離してCL+とcl-に分かれて、CL+の酸化力で殺菌とか反応に使われるときいています。でも、そのメカニズムが納得できなのですが。なぜ共有結合をきって、イオン状態になるかです。よろしかったら教えてください。

  • 次亜塩素酸ナトリウムの定量添加

    いつもお世話になります。 工場で使用する水(井水)の次亜塩素酸濃度を管理する者です。 毎日就業前と終業後に蛇口から出る井水の 遊離残留塩素を測定しているのですが、 その濃度が日々かなりバラツキます。 高い日は1.5ppmになったり、 逆に低い日は0に近くなってしまいます。 計算では0.5ppm付近のはずなんですが。 添加の方法は、タクミナ社の汎用定量ポンプで 中継タンクと貯水タンクの2カ所から それぞれ約4%と約2.4%の次亜塩素酸ナトリウムを 注入しています。 次亜塩素酸ナトリウムの残量を毎日見ているのですが、 減り方はほぼ一定量で違和感はありません。 バラツキが生じる可能性としては何が考えられますか? ちなみに結合残留塩素も遊離と同じくバラツキます。 井水とはいえ、そんなにも原水の水質は変わるのでしょうか? よろしくお願い申し上げます。