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グリニヤー及び求核置換反応

loveoboの回答

  • loveobo
  • ベストアンサー率48% (102/210)
回答No.1

2級のスルホナートに対する求核置換は一般にきれいにいかないことが多い ですね。1位のシリルを落とせば立体障害は多少ましになるでしょうが、 ヒドロキシが出てくるので、Grignardが潰れてしまうでしょう。 求核剤と求電子剤を逆にする(umpolung)ルートはいかがですか? お使いの1,2-diolと同じ骨格のカルボン酸誘導体のα水素を引き抜いて 臭化プレニルでアルキル化、最後に還元して1位をアルコールに。 #考え方は「経験者、自信あり」のつもりですが、はずしたらゴメンナサイ

ty-net
質問者

補足

お返事有難うございます。ヒドロキシ基でGrignardはつぶれてしまいますかね!(参考ですが、JACS,109,24,1987)p7489で炭素数14の1,3ジオールの1位をトシル化し、3位をOH基のままでで臭化アリルマグネシウム(5当量)と反応させて収率96%で得られている文献があり、この場合はヒドロキシ基が逆になっているためどうなのかな?と思っています。 今回、1ポットで行っためグリニヤー試薬が出来ていないのか(ヨウ素を1かけら加えたのですが、茶色~黄色に変化した所で)反応させました。 教えていただいた方法ですが、ラセミ体の場合はこの方法で、プレニルブロミドをマロン酸ジエチルと反応させ、更にアルキルブロミドと反応、脱炭酸、LAH還元で目的の物が出来るのですが、自分の目標が、アルキル基が、キラル体のものを合成しており、反応の検討でこのようなルートで行っています。一応、(E)-2-hepten-1-olをSharpless 不斉エポキシ化により、不斉基を導入、DIBAL還元により、 1,2ジオールにし、1位、2位を上のように置換し、反応をお粉というとしている所です。(現在ラセミ化合物で反応検討を行っている所です。) 自分としては、シリル基を除いてから同様の求核置換反応を行おうと思っているんですが・・・。合成もいい所まで来ているので、アドバイス等ございましたらよろしくお願い致します。

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