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三重塔、五重塔はあるのに四重塔はどうして少ない

お寺に行くと三重塔、五重塔はよくありますが、四重塔は寡聞にして聞いたことがありません。 あるのだと思いますが数が少ないのでしょう。 どうして四重塔は少ないのでしょうか? 四という数字は縁起が悪いのでしょうか。 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • yuhkoh
  • ベストアンサー率48% (350/723)
回答No.6

まず、塔ですが、これはインドのサンスクリット語の「stup<長音>a」を漢字に音写して卒塔婆(そとば)。またはプラークリット語の「thu<長音>va」の音写して塔婆(とうば)の略称です。塔は本来は釈尊の遺骨(舎利<しゃり>)をお祀りした塚のことです。 参照:(後方に見えるのがstupaです)http://gokuaku-web.hp.infoseek.co.jp/kusinagara/Kusinagara05.html  初期仏教では釈尊の姿も卒塔婆で表現し、そこから転じて「悟り」を象徴するものとなりました。そのため寺院にも卒塔婆は建立されるようになりました。  塔の形式はさまざまありますが、日本では多宝塔・五輪塔などの形式がありますが、ご質問の層塔は現存する物では三重塔が最も多く、次いで五重塔です。ただし、奈良時代に創建された東大寺・国分寺の塔は九重塔、百済大寺は七重塔がありました(現存せず)。十三重塔は談山神社にのみ現存します。  支那の陰陽思想では、奇数を陽。偶数を陰とします。陽は能動的働きで陰は能動的働きを表しますが、建築においてもその影響は受け、塔のように上昇する形の物は陽で表現されます(これは仏教思想とは関係ありませんが、文化というのは多層的に影響を受けて形成されます)。  なお、単純に“陽がよくて、陰はダメ”と多分に誤解されていますが、あくまでも陰陽の和合によって宇宙の安定が保たれるという考えなので、どちらかに偏重されるというものではありません。   参考「陰陽思想」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%99%B0%E9%99%BD%E6%80%9D%E6%83%B3 (No.5さん、勝手な思いこみで適当な発言は差し控えましょう。質問者さんは別段、あなたのアジテーゼを聞くために質問されているのではないのですからね)

その他の回答 (6)

  • yuhkoh
  • ベストアンサー率48% (350/723)
回答No.7

誤記がありましたので訂正いたします。 (誤)「陽は能動的働きで陰は能動的働きを表しますが」 (正)「陽は能動的働きで陰は受動的働きを表しますが」

  • alpha123
  • ベストアンサー率35% (1721/4875)
回答No.5

いくつか残っているでしょう。徳川幕府の記録では4重の塔再建となっていていまは観光地になったお寺があれは3重の塔とほざいている例はありますけど(^^) 勝手に人に差別的な戒名つけて迷信で庶民からお金巻き上げていた「産業」が考えそうなことです。 ご自分で判断してください。 これは4重の塔です! 子供ならそういうと思うが(^^) http://www.nihonkai.com/ogino/ueda/anrakuzi/

回答No.4

塔には、三重の塔から始まって十三重の塔まであります。失われた奈良の大官大寺などは九重とか言われてますね。ちなみに、十三重の塔は多武峰の談山神社にあります。 そして、塔が全て奇数です。 例えば宗教のお布施なども奇数十万円です。香典の金額も9を除いた奇数金額が一般的です。 奇数月を吉とするのはローマ時代からありますので、そにったところから始まってるのかなって思います。 七草、桃の節句、端午の節句、七夕、重陽もそうです。節句は、すべて三月三日、五月五日のように、縁起が良いと言われる奇数の重日におこなわれています。 他の例では盆栽の席飾りも奇数飾りが原則だとか。 日本だけでなく、世界の歴史の中で奇数数字が吉とされてます。バリの寺院も奇数の塔ですよ。 3・5・7・9・11の塔になっています。 http://www.suka2-bali.com/suka2-tour/pura/taman-ayun.html http://www.suka2-bali.com/suka2-tour/pura/pura-batukaru.html http://www.suka2-bali.com/suka2-tour/pura/besakih.html 私自身とても興味深いところです

  • o_tooru
  • ベストアンサー率37% (915/2412)
回答No.3

こんばんは、疑問はつきませんね。 さてご質問の件ですが、私自身門外漢なので、ピントはずれな回答になるかもしれません。中国では奇数をおめでたい数字として考えてきました。ですので、1月1日・3月3日・5月5日・7月7日と節句の日となっています。(9月9日は日本ではあまり有名ではありませんが。重陽の節句として、奇数の中では一番大きな数字なので、陽の数字が重なる、「重陽の節句」として中国では昔、随分お祝いしたものです) そんな影響が残っているのではないでしょうか?ちなみに5重の塔は「木・火・土・金・水」の五行思想を反映したものだと、聞いています。

回答No.2

偶数は割りきれる(割れる)数字で古来から縁起が悪いとされてきたからではないでしょうか。 七五三にしろ縁起の良いのは奇数ですから。 八だけは末広がりで縁起が良いとされましたが。

  • geyan
  • ベストアンサー率32% (524/1592)
回答No.1

確かに少ないですね。 あなたが言うように縁起が悪いからでしょう。 それで、四重塔を調べてみましたが、調べられたのは下記の1件でした。  「春秋閣」(台湾 高雄市) 四重塔に見えるが、実は三重塔だというのはいくつかあるようですね。これは一番下に庇(ひさし)状の裳階(もこし)が付いているためで、塔としては三重塔として分類するようです。

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