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整数論 合同≡

「自然数mが奇数とし、xi:=2i(1≦i≦m)とおく。このとき、任意の整数yに対して、y≡xi(mod m)となるようなiがただ一つだけ存在することを証明せよ。」 証明をしたのですが、以下のようでいいのですか? 添削して気づいたことを教えてください。 (証明) y≡xi(mod m)(1≦i≦m) 【1】m=1のとき、y≡x1≡2(mod 1)より、明らかに成立。 【2】m≠1のとき、i≠jとする。   xi≡xj(mod m)と仮定すると   2i≡2j(mod m)    i≡j(mod m)    i≠jよりi≡/j(mod m) (←≡/は合同でない)   従って矛盾よりxi≡/xj(mod m)   今、m子の整数x1,x2,…,xmをmで割った時の余りは全て異なる。   また、整数yをmで割ったときの余りは0,1,…,m-1のm個。    よって任意の整数yに対して、y≡xi(mod m)となるようなiがただ一つだけ存在する。

みんなの回答

回答No.2

それでは、お言葉に甘えて添削しましょう。勿論、私の流儀で書かせてもらいます。 y≡xi(mod m)(1≦i≦m)  (1行目) いきなりこれだけ書いても意味が不明です。yは何?mは何?と私なら言います。 問題からわかると言いたいなら、そもそもこの1行目は不要。 あえて書くとしたら、私ならば次のようになる。 奇数mが与えられたとき、任意の整数yに対しy≡xi(mod m)(1≦i≦m)を満たすiが一意に存在することを示す。 また、証明本体の構造は次のようになるでしょう。 「まず、存在することを示す。    存在証明を書く。 次に一意性を示す。    一意性の証明を書く。」 #1のかたの仰るように、確かに正しい存在証明 は書いてないですが >また、整数yをmで割ったときの余りは0,1,…,m-1のm個。 は、存在証明を意図してるような感じですね。これを、きちんとした形にすればいいです。 一意性の証明は、#1の方に同感。

  • eatern27
  • ベストアンサー率55% (635/1135)
回答No.1

>【2】m≠1のとき、i≠jとする。 >  i≠jよりi≡/j(mod m) (←≡/は合同でない) まず、ここ。一般的には、i≠jならばi≡/jは成り立ちません。例えば、2≠5ですが、2≡5(mod 3)です。 したがって、1≦i,j≦mであると言う必要があるでしょう。 しかし、ここのi,jは「i≠jとする」という風に定義していますので、一般には1≦i,j≦mが成り立ちません。(もちろん、この範囲のを考えているのでしょうが)なので、最初から、1≦i<j≦mなどとしておいた方がいいかと。(i,jの対称性からj<iの場合は考えない) >  また、整数yをmで割ったときの余りは0,1,…,m-1のm個。 細かいですが、ここも。 整数yをmで割った時の余りは「余りの定義」から1つしかありません。(例えば、4を3で割った余りは1のみです) まぁ、おそらくは、yを整数全体で動かした時、「整数yをmで割った時の余り」は、0,1,…,m-1のm種類の値を取りうる、という事を言いたいのでしょうが、それは不要です。(もちろん、書いてはいけない、というわけではないですが) 例えば、yをmの倍数全体で動かしても、「任意のyに対して、y≡xi(mod m)となるようなiがただ一つだけ存在する」はやっぱり成り立ちますよね。だから、yがm種類の余りをとる事は重要ではありません。 で、一番重要なのは、 「y≡xiとなるiが少なくとも1つは存在する」という事が書かれていないことでしょうか。 もちろん、この事は >今、m子の整数x1,x2,…,xmをmで割った時の余りは全て異なる。 から直ちに分かることです。が、この証明で示すべきことは 「y≡xiとなるiが少なくとも1つは存在する」 「y≡xiとなるiは存在したとしても1つだけ」 の2つですよね。 なので、「整数x1,x2,…,xmをmで割った時の余りは、0,1,…,m-1の並び替え」など、2つをまとめて書いた形でも何でもいいですが、「整数x1,x2,…,xmをmで割った時の余りが全ての余りを網羅している」という事を明らかな形で書いた方がいいと思います。 他は、問題ないかな、と。多分。 大枠は、45hanさんの方針でOKですので、参考程度ですが、 この問題に限らず、「ただ一つだけ存在する」を示す場合には、 「具体的に一つ提示する」(←この方針は使えない場合もある) 「2つあったら、その2つは同じもの」 の2つを証明する事が多いです。 前者の方はこの問題で言えば yをmで割った余りが2kの時は、i=kとすればよいし、 yをmで割った余りが2k+1の時は、i=(2k+1+m)/2とすればよい。 のように、具体的にiを一つとる、という方針ですね。 (具体的に見つからない場合は、別の方針で「少なくとも1つ存在する」を示すことになる) 後者の方は、割とよくやる証明ですね。この問題で言えば、 y≡xi≡xjとすると、2(i-j)≡0。0≦i-j≦m-1よりi=j という感じの証明になるでしょうか。(xi,xjの2つが条件を満たせば、xi=xjでなければならない、って事) 長文&乱文失礼しました。

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