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シャンソン上達法
シャンソンの練習を始めて6年になる中年女性です。 シャンソンの上達法など何か参考になることありましたら、ご教授いただけませんでしょうか。 宜しくお願いします。
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6年もお続けでしたらさぞかしかなりの実力と推察します。 わたしごときがあまり偉そうなことを言えるほどでもありませんが、やはりシャンソンといえば「詩」が命でしょうから、その意味と感情と光景をまずご自分のものにしてしまうことが大切なのではないでしょうか。 もちろん、感情を込めた雰囲気を感じさせる歌い方は大切なことでしょう。その歌が持つ感情と光景を口から描き出すように歌いたいものです。でも、あまり感情を盛り込みすぎると、思い入れの強いエッセイのように、他人には辛いものになってしまいやすいもの、このあたりが難しいですよね。 あとは、フランス語にしろ日本語にしろ、一番最初の歌いだしの音と歌詞をハッキリ口にすること、フレーズごとに2つ目の音が曖昧になりやすく、これをしっかり歌うこと、韻を大切なものと考えること、歯切れを良くすること、フレーズごとに譜面に忠実に伸ばすところをしっかり伸ばせるように呼吸を整えること、ひとつひとつの発音をハッキリさせること、ことに「イ」の音にははっきり口を横に開いて......。実はこれらすべていつも先生から注意されていることの受け売りなんです。 ついでに言いますと、出だしの半拍遅れや8分の1遅れでの歌い出しとか、譜面の上での8分の1の練譜の部分などの自分なりの微妙なリズム表現のしかたなんか.....これが簡単なようで難しいですよね。こんなちょっとしたリズムのアレンジがとても歌を色彩豊かにする......んだそうですが。 シャンソンといえばやはりパリ、仕事で行きますと、わざと右岸の庶民的な街にある小さなホテルに投宿して、肌でパリを感じる......なんてこともしていますが、最近は本物のフランス人が減って移民の方々が多くなってしまったことから、実際にはなかなかシャンソンの舞台といった雰囲気が味わえなくなってしまいました。 こうした書いてみますと、至極当たり前のことばかりで、かえって失礼かと考えてしまいます。
お礼
今まで漠然と把握しておりましたことが具体的なアドバイスを頂いたお蔭で、明確に自分の考えを整理することが出来ました。 パリの街をご一緒に散歩し、おしゃべりをしながら聞かせて頂いたようなアドバイスでした。 どうも有難う御座いました。