”竹島、尖閣諸島”領土問題その後・・・・・

質問

韓国、中国、台湾、などと、領土問題があった、
　　”竹島、尖閣諸島”ですが・・・今現在どうなっているのでしょうか？
　　日本の領土になっているのでしょうか？まだ問題になっているのでしょうか？

　　尖閣諸島は無人島のようですが・・・
　　竹島には、韓国の軍隊が常駐しているとか言われていますが、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　実際にはどうなのでしょうか？
　　　　　常駐しているなら、日本政府は何も言わないのでしょうか？　
　また、双方の近海の、どのあたりまで、
　　　　　　　一般の漁船などが近づいたり、操業などができるのでしょうか?
　　　　やはり、領土になっていると、漁業海域などが変わるんですよね？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ご存知の方、教えてください。

回答No.1

whitehole · ベストアンサー

竹島のことを韓国では「独島（ドクト）」と呼び、韓国軍が実効支配しています。ちなみに日本海を、韓国では「東海（トンヘ）」と呼んでいます。また世界にもそう呼ぶよう名称変更を主張しています。日本の侵略性を現す言葉だから止めろとの事ですが、元々西洋人（ロシア人だったかな？）が日本海と名付けたのですから、勝手な言い分です。それに韓国からは「東」海でも、他国から見れば別の方角なのですが…韓国人の身勝手さが分かる話です。
今のところ島に駐留しているのは軍人だけとのことですが、韓国政府は近い将来一般住民を登録し、自国化を進めていくと言われています。

尖閣諸島は1970年代後半に近海の地下資源の存在が言われてから、中国（及び台湾）が自国領土と宣言しました。中国の法律には中国領であると定義されているようです。昔から中国領であったのならば、日本の敗戦後直ぐに中国への「返還」があったと考えるのが常識ではないでしょうか？なにせ、中国は沖縄の米国から日本への返還も未だ承認していません（琉球が冊封体制下にあったことから、沖縄は中国領だという認識があるようです）。米軍基地が沖縄にある理由の一つに、中国による軍事的な沖縄「解放」を阻止するというのがあるかもしれませんね。

尖閣諸島の領土問題が起き始めた頃、昭和天皇は側近に次のように尋ねられたようです。「尖閣諸島にソテツは生えているか？」と。
それに対し側近は「生えています」と返答したところ、陛下は「それでは我が国の領土だ」と言われたそうです。
これはどういうことを意味するのかと申しますと、ソテツは元々沖縄に自生しており、昔から沖縄からの人の行き来があったが故に、尖閣諸島にもソテツが生えたとのことです。ソテツは台湾には生えていなかった植物だそうです。植物学者らしい昭和天皇のお言葉です。

ところで竹島ですが、もちろん日本政府は、自国領なので返せと「言っている」のですが、言うだけで、結局軍事力を（少なくとも交戦権のある軍隊は持っていない）持たないために相手国からは完全になめられているのが現状です。これは竹島に限らず、北方領土もロシアに実効支配されているのを見れば一目瞭然です。
沖縄は米国から返還できたではないかという意見が聞かれますが、これは人類の歴史上非常に稀なことで、一度領土が敵国に支配されれば、諦めるかもしくは軍事力によって解決するしかないというのが現在の人類のレベルです。もちろん米国が民主的だから日本に返還したと考えるのはおめでた過ぎます。彼らの「世界戦略」上、日本に返した方が得策だと考えた上での決定に過ぎないでしょう。
話し合いで物事が解決するというのは（それができれば素晴らしいことですが…）、日本人だけが持つ幻想で、実際には腕力が物を言うのです。

お礼

早速の回答ありがとうございます！！
　たいへん知識が豊富な方のようで、前回の回答に続き、勉強になりました。

　　竹島はやはり、韓国の軍隊が常駐しているみたいですね、
　　日本政府もそれなりに対応してるようですが、頼り無いみたいですね・・・
　　　　　　このままでは韓国の領土になってしまいそうですね・・・
　　　　　　　しっかりとした対応、外交を日本政府にしてほしいですね・・・

　　一方の、尖閣諸島も、まだ問題は解決していないみたいですね・・・
　　　「昭和天皇・尖閣諸島・ソテツ」の話は、初めて聞きました。

領土問題は国同士の問題ですし、なかなか簡単には解決しないみたいですね・・