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「萬葉假名」が使われなくなった理由
こんばんは。 現在日本は、平仮名とカタカタと漢字と数字を使って会話していますよね。 昔は、萬葉假名という種類を使っていたそうですが、どうして今は萬葉假名が使われていないのでしょうか? 萬葉假名をネットで検索したところ阿=あ 伊=い 宇=う、と決められていたそうです(?_?) ご存知の方が居られましたら回答よろしくお願いします
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万葉仮名だと書くのに時間がかかるからです。 (「万葉仮名」を旧漢字で書くと「萬葉假名」になります。どっちでも同じ) 「むかしむかしあるところに」を「牟可志牟可志阿留土古路尼」なんて書いていたら大変ですよね。 そのため,漢字を崩して書いた結果,それがひらがなになったのです。 >阿=あ 伊=い 宇=う、と決められていた これは違います。たとえば「あ」なら「あ」でも複数の漢字が使われています。 たとえば,こちらをご覧ください。 http://www6.airnet.ne.jp/manyo/main/notes/kana/home.html (なお,表の中で「甲」「乙」とあるのは何かというと,万葉仮名が実際に使われていた時代には,「き」「け」「こ」などは2種類の音があったので,それを区別しているのです) ああ,そうだ。 暴走族が道路脇の塀などに「夜露四苦」などとスプレーで落書きしていますが,あれなど現代風の万葉仮名といえるかもしれません。 それと, >平仮名とカタカタと漢字と数字を使って会話していますよね と書かれましたが,文字で会話というのはちょっと妙に感じられます。 確かに,チャットや携帯での文字のやりとりは一種の会話といえるかもしれませんが,ここで書かれたような場合は,むしろ「平仮名とカタカナと漢字と数字を使って文を書き表している」というべきでしょう。 (カタカタじゃなくて,カタカナですね) さらには,現代の日本語表記を考えた場合,使う文字の中にアルファベットも入れていいと思います。
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- o_tooru
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こんばんは、疑問はつきませんね。 さてご質問の件ですが、いわゆる漢字かな混じり文というのが完成されたのが、鎌倉時代です。それまでは、公式な文章は漢文で書かれていました。 一方、私文書はさまざまな形で書かれて今いた。初めて平永で日記を書いたのが、紀貫之の「土佐日記」であることは有名ですが。 もともと万葉仮名は、日本の音を中国語(漢字)であらわそうとしたものですから、結構アバウトとでした。「A(あ)」という音を表すのにもいろいろな文字を使ってあらわしていました。(安・安)(以・伊)<ちょっと手元に本がないので正確ではありません。 また、万葉のころの音韻は鎌倉時代などの発音とはずいぶん異なっていました。万葉の時代の発音を表したのが、万葉仮名なのですが、鎌倉時代になると、ある発音をどうしてその漢字で表すか対応が不明になってきてしまいました。(「今日は」の「は」などもひとつの例です) また、すべてひらがなでかかれますと読みづらい文章になってしまいます。そこで漢文の要素が入ってきて、漢字かな混じり文が完成されました。現代ではひらがなと漢字が適度に混ざり、読んですぐ意味がわかる文体になっています。 (ちょっと寝ぼけていますので、不正確な記載があるかもしれません。お気づきの方はご訂正ください) ・・失礼しました。
お礼
貴重な情報をありがとうございます。 日本語は、時代と共に形を変えていったのですね。 日本人でも読めない漢字が多数ありますよね。 日本語・・・奥が深いです。
お礼
回答ありがとうございました。 また誤字の指摘をして頂きありがとうございますm(__)m正しくはカタカナです。 参照URL、とても参考になりました。