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レコードのクリーナーについて

2005/09/04 00:55

先日、７０年代フォークソングの中古ＬＰを購入いたしまして、ホコリ等がひどいので、クリーニングをしようと思うのですが、なにかオススメのクリーナーはございますでしょうか？検索してみたところ、スプレー式はレコードに悪いと書いてありましたので、ブラシ？などのクリーナーを使いたいと思っております。どうかご教授、よろしくお願いいたします。

867fleet
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楽器・演奏
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altosax
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2005/09/04 02:17 回答No.2

#1の先生もお薦めのとおり、昔から「ナガオカ」が老舗で日本中のレコードファンはお世話になりました。 CD普及でいったん会社は解散したのですが、根強いファンのために社内の有志が現在の会社を引き継ぎしてくれてるんですね！ありがたいことです。ところで、私も３０年あまりレコードファンを続けて、正統派クリーナーから、いろんな珍品までありとあらゆる変な物にも手を出してみました。いろんな噂の聞きかじりや、メーカーの説明書の鵜呑みや、きちんとした本での勉強や、自分だけの実験などを経て、こういう法則がわかりました。１：レコード原料のビニールは、「溶剤」のたぐいには弱い ∴レコード用品専門メーカーの製品でも、溶剤が入った品物はレコードを少なからず痛める一因となってしまう。（これは一番困る販売術ですね・・・）スプレーや、ゴム製粘着ローラーなど２：レコード溝を針がなぞるとき、ごく微小な不純物やほこりは、石をタイヤで乗り越えるような衝撃として伝わる（水に含まれるミネラル要素や、洗浄液のふき取りが不完全だと不純物が残って雑音要素や劣化要素になってしまう）３：これが一番ポイントなのですが、そもそもビニールの静電気によって汚れが吸い付いてしまうのがほとんどの主原因なので、静電気さえ起きないように考えればよい（ということで様々な静電気防止珍グッズが売り出されました＾＾；）・・・ということで、私が延べにしてみると莫大なおこづかいを注ぎ込んでいたレコードクリーナー関連グッズを思い起こしてみると、カネかえせ～！と叫びたくなってきてしまいますが、これも月謝、なんですね・・・その結果として私が行きついたのは、めがね拭き等に用いる超極細繊維布＋薬局の蒸留水という組合せです。これだと合計で数百円です。布さえ百円ショップなどで買えれば、合計１８０円ぐらいでしょうか。極細繊維布は、表面がつるつるの生地ですと音溝の中に入ってくれないので困りますから、少し毛羽立った生地のものを見つけ次第、買って置いて損は有りません。そんなに簡単に都合の良い極細繊維生地が手に入らない場合は、お化粧用に売られている柔軟繊維のソフトティッシュでも良い結果でした。これで溝に食い込むように微妙に力を加減しながら、水拭きしてあげるのです。水分の浸しかたは、ふき取り直後にすぐ乾燥して水分が飛んでしまう程度に固く絞っておきます。これを、中心から外側に向かって、溝の中にたまったゴミを出口に寄せて排出してあげるような要領で何度か繰り返すのです。静電気の問題は、水分がつくことで一気に解決です。気になるノイズ関係ですが、基本的に水分でふやかして落す考えです。しかし合成樹脂とくっついてしまったしつこい汚れは真水だけでは取れません。そう言うときの必殺「諸刃の剣」が、無水アルコールです。これは一瓶で千円ぐらいしますが、超強力クリーナー液となります。その代わり、あくまで「諸刃の剣」ですので、使いすぎるとレコードのビニール成分がどんどん侵されることになってしまいます。「キタナイ中古盤だけど、めったに見つからないお宝だし、これ買うしかない！」とか、「うっかり不注意でカビ生やしてしまった！！」などという時の最終兵器として重宝します。４０年ぐらい前の、ナガオカ製の最高級英国生地ベルベットブラシクリーナー、というのが両親が愛用していたのですが、深紅の美しい生地が水に濡れるとなんと色落ちしてしまいました・・・なんか笑っちゃいますよね＾＾と言う訳で、私は蒸留水＋極細繊維派で安上がり安泰を１５年ばかり維持しています。

質問者