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電動工具の回転数を落とすのに電圧降下する方法は駄目?

電動工具類の回転数を落とすのにスライダックなどで電圧を下げて使うと工具を傷めると聞きましたが、どういう原理で傷めるのか教えてください。 また、集塵機などでも同じ事が言えますか。

質問者が選んだベストアンサー

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  • PTAVV
  • ベストアンサー率45% (42/92)
回答No.1

特に専門家というわけではないので、100%の自信はありませんが悪しからず。 どのような電動工具か、ちょっと分からないのですが、交流モーターを使用するタイプの電動工具(ボール盤、旋盤など)であれば、スライダックで電圧を下げるのはまずいと思います。 交流モーターは、電源の周波数に同期して回転しますので、スライダックで電圧を落としても基本的に回転数は変わりません。変わるとすればトルク不足で脱調を起こしている場合ということになりますが、この場合モーターが異常発熱することになります。(モーターは、停止すると逆起電力がなくなり、巻線に大電流が流れるので。) 直流モータを使用した電動工具であれば、スライダックで電圧を下げること自体には問題はないでしょう。 ただ、回転数と同時にトルクも減少しますので、使用中に回転数が低下し、モーターが異常発熱する危険が増大する点には要注意です。 もし「太いドリル刃を使用するために回転数を落としたい」といった場合であれば、スライダックを使うべきではありません。(ドリル刃が太い分、工具のモーターに要求されるトルクは増大しているので。) 集塵機などであれば、モーターのトルクが減っても極端に低速になることは考えがたいので、スライダックで電圧を下げても問題はないように思います。

rood
質問者

お礼

大変的確なご回答ありがとうございました。大変参考になりました。

その他の回答 (1)

  • mac_res
  • ベストアンサー率36% (568/1571)
回答No.2

使っているモーターの種類と、冷却状態によります。 ボール盤などインダクションモーターを使っているものは、電源周波数に同期して回転する仕組みなので、電圧を買えて回転数を制御するとトルクが極端に落ちて発熱します。 電気ドリルのような、ブラシモーターを使った器具は、スライダックで回転数を可変できますが、モーター自身の冷却ファンも回転数が下がると風量が落ち冷却効率が下がる問題があります。 また工具も想定された回転数から極端に低い回転数で使うと、慣性力でセンターを保持する仕組みや、切削箇所が回転に合わせて移動させ部分的に集中して発熱を避ける仕組みなどが働かず、工具を傷めます。 ホールソーをハンドドリルで使った場合を想像すると分かりやすいと思います。 集塵機の場合、モーターの種類、集塵機自身の冷却について同じことが言えます。ブラシモーターで集塵機自身の冷却に問題を生じない程度なら可能、それ以外は不可です。

rood
質問者

お礼

大変勉強になりました。ありがとうございました。

rood
質問者

補足

ホームセンターで売られているような掃除機型の集塵機の場合、やはり電圧を下げて回転数を落とすという方法は薦められないということなんでしょうね。

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