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エアコンガス R410Aの全量充填方法
フレアナットの締め過ぎで、フレア部を破損したため、その後室外機をちょっと動かしたことで、数日で全量漏れてしまいました。フレア部は再加工しますが、下記について、どうかよろしくご指導下さい。 (1) ガスと共に、オイルも漏れていますが、オイル不足でコンプレッサーに悪影響を与えることはないでしょうか。 (2) 規定量の充填方法を具体的に教えていただきたいのですが、自分なりの解釈は下記の通りです。間違っているでしょうか。 なお、コントロールバルブ、チャージングスケール、液冷媒をミスト状にするクイックチャージを使用します。 まず真空引きは、ストップバルブが低圧、高圧共開いた状態で、 [低圧側のサービスポート]-[コントロールバルブ]-青-[マニホールド]-黄-[真空ポンプ]という接続で真空引き後、ハンドル(Lo)を閉じる。 ガス充填の準備は、真空ポンプの代わりにガスボンベを接続し、コントロールバルブで三方弁のサービスポートを閉じた後、マニホールドの出口にクイックチャージを接続し、黄、青のホース内のエアパージは、コントロールバルブの接続部を緩め、ガスボンベのガスで行う。 ガス充填は、コントロールバルブでサービスポートを開く。 以上で規定量が全部入るでしょうか。 (3) 配管長は約3mですが、真空引きの時間はどの程度必要ですか。 (4) 逆流防止アダプタは、付いていないのですが、作業途中で電源が切れるとか、先に真空ポンプを止めてしまう等のないように注意すれば、無くてもいいものなのでしょうか。 以上よろしくお願い致します。
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こんばんは ガスの充填手順ですが、真空引きは室外機内まで真空にしますので1時間ぐらい掛けた方が良いでしょう。 そして、ポンプが回っているうちにゲージマニホールドのバルブを閉じ真空ポンプからホースを取り外します。この時、先にポンプを止めてからホースを外すと、ホース内が真空ですのでポンプ内の油を吸い上げてしまいますので、逆流防止器が付いていないポンプでは、先にホースを外してからポンプを停止します。 そして、今度はボンベを黄色いホースにつなぎますが、ホースにポンプの油が付着している可能性があるので、できれば他のホースに取り替えた方が良いと思います。 ボンベをつないだら、黄色のホースのエア抜きを行い、ボンベをはかりに乗せます。ボンベは液体が出る状態にします。 ボンベのバルブを開け、はかりを確認しゲージマニホールドのバルブを開け、定量まで充填します。この時クイックチャージは取り付けません。 この時配管内の圧力が上がってしまい充填できなくなってしまったら、できれば10分ほど置いてから冷房運転を行います。そして今度はクイックチャージを途中に取り付け残りの分を充填します。 クイックチャージを最初から取り付けていても問題はないのですが、配管内の圧力がすぐ上がってしまい充填にかなり時間がかかります。 ポンプは逆流防止器が付いていなくても大丈夫だとは思いますが、真空引きの間、ずっとそばに付いていなければなりません。もし、停電などで止まってしまった場合。すぐにバルブを閉じホースを外して油を吸い込まないようにしなければなりません。 冷凍機油も漏れているとのことですが、数日かかって漏れたならそんなに漏れているとは思えませんし、配管長も3mと短いので大丈夫でしょう。 チャージングスケールとはシリンダーの事でしょうか。 R410のシリンダーは無かったと思うのですが、もしR22の分でしたら使わないでください。シリンダー内に冷凍機油が付着している可能性があります。普通はボンベを電子秤に乗せて計量します。 ボンベもサイフォン管が付いていると思いますので、液が出てくるのを確認してください。知り合いでボンベを逆さまにしてガス状で充填してしまった人がいました。もちろんやり直しましたが。
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- yumakun
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R410は混合冷媒なので、液で充填。 R22より水分や不純物にとても弱い性質なので、今回の質問の場合 ドライヤーの交換も必要になるかと思います。重サービスなのでメーカー に依頼することをお勧めします。 そのまま真空引きで充填でも大丈夫かもしれませんが、しばらくすると ダメになるかも。 逆止弁はその方法ではマニホールド内に逆流する恐れがあります。個人的には問題ないとはおもいますが。 R410のシリンダーってありましたっけ?グラム計りながらいれないといけないような気がします。 とりあえず、お客→店の修理ではなさそうなので自分の判断でやってみたらいかがですか?単純に真空引き→冷えるまで充填。これが素人レベルなら一番楽な方法。 R22ならこれでもよかったんだけど。R410出始めのときに勉強してめんどくさいのしってたから、取付のときは、ガス漏れ、フレアの大きさ、トルクには気を使います。
お礼
ドライヤーの件、参考になりました。ありがとうございました。
- R48
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R22を使っていた頃の経験ですけど基本は変わらないでしょう。 (1)多分大丈夫でしょう、追加できませんしね。 (2)3方弁にゲージの低圧側をつないで、真ん中に真空ポンプを接続。 サービスポートとゲージを開いて真空ポンプの電源を入れる。 (3)ゲージが真空を指さなくても漏れがなければ30分くらいで大丈夫でしょう。 ゲージを閉じて真空ポンプを停止。 真空ポンプのホースをシリンダーにつなぎ変えてシリンダーのバルブを開きます。 ゲージ側のホースの接続部を緩めてホース内のエアパージを行います。 その後はゲージを開けば冷媒が入りますので規定量入れてゲージを閉めてから3方弁を閉じます。 (流量の調整はゲージ側で行います) もし規定量まで入らなかったら、仕方がないので冷房運転させます。 そして少しずつゲージを開いて冷媒を流します。 液圧縮状態になるので少しずつです、一度に流すとコンプが壊れます。 (4)使ったことないです。 以上、参考までに。 結果は自己責任でお願いしますね。
お礼
早速のご回答、ありがとうございます。
お礼
手順のひとつひとつに含まれている、実際の要点を、手に取るように解りやすく的確にお答え下さいまして、さすがにご経験の深さを感じます。 クイックチャージは初めて使いますので、使うタイミングも教えていただきとても参考になります。 説明不足でしたが、チャージングスケールは電子秤です。 早速、ご指導を頭に入れてチャレンジしてみます。 ほんとうにありがとうございました。