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「観るにそが…」?

相馬御風の「文芸上主客両体の融会」に次の文章があります。 「情緒主義の事は暫く措き、一方知識客観を主とした写実主義の努力について観るにそが知識過重の結果は知識が教うる現実そのものを写して足れりとする極端にまで走って、終に科学主義の一派さえ成した。」 この文中の「観るにそが」はどのような意味なのでしょうか。 (1)「観るに、そが」と分けるのか。 (2)「観るにそが」と続き、「そ」が何か意味をなすのか。 (3) 或いは全く別の読み方をするのか。 辞書を見ましたが、全く意味が分かりません。 どなたか御教示をお願いします。

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回答No.1

古語辞典で「そ」を調べて見て下さい。  ◎「そ」(代名詞):それ     対義語=彼(か)、此(こ) などと書かれてないでしょうか? 今はあまり使用されなくなりましたが、代名詞や指示語です。 なので、「努力について観るが、それの知識加重の結果は……」という感じでしょうか?

Dauphin
質問者

お礼

広辞苑に代名詞の「其」とあったのは気がついたのですが、これでよいのか自信がありませんでした。 早速の回答ありがとうございました。

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