• ベストアンサー

弁護しようがない凶悪犯でも弁護する弁護士がいるのはなぜ?

オウム真理教の麻原彰晃こと松本智津夫被告や池田小学校乱入殺傷事件の宅間守被告など、弁護のしようがない凶悪犯でも弁護をする弁護士がいるのはなぜでしょう? こんな人達の弁護をしていてもやりがいを感じるのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • d-y
  • ベストアンサー率46% (1528/3312)
回答No.11

「弁護のしようがない凶悪犯」だと、誰がどうやって判断するのでしょう? 個人として自分なりの意見を持つのはもちろん自由です。 でも、刑罰を科すための判断であれば、公正な裁判手続きに基づく判断が必要だろうと思います。 もし、弁護士が自分の勝手な判断でいい加減な弁護をし、その結果死刑判決が出てしまったら、犯人や犯人の家族・友人に対してなんと言えばよいのでしょうか? 「被告人の権利も充分に保障され、弁護士もベストを尽くしたけれど、公正な裁判の結果、どうしても死刑にするしかないことになった」と言えるのでなければ、私は、刑罰を科す国の主権者たる国民の一人として、胸を張っていられません。 弁護士がベストを尽くすことは、科された刑罰が正当であることを保証するために、どうしても必要です。 極悪人の弁護は、その罪にふさわしい処罰をすることついて誰からも後ろ指を指されないようにするためにものでもあります。 そういう制度を支えているという意識は、弁護士の人たちにもあるのではないかと思います。

nozomi500gou
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >弁護士がベストを尽くすことは、科された刑罰が正当であることを保証するために、どうしても必要です。 確かにその通りだと思います。

その他の回答 (11)

回答No.12

憲法 第32条  裁判を受ける権利 何人も、裁判所において裁判を受ける権利を奪われない。 憲法 第37条3項  刑事被告人の諸権利 刑事事件の被告人は、いかなる場合にも、資格を有する弁護人を依頼することが出来る。 被告人が自らこれを依頼することが出来ないときは、国でこれを附する。

nozomi500gou
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 大変参考になりました。

回答No.10

 「真実の追求」というところに、弁護の価値が存在すると思います。一方的な見方では、どうしても判断を誤りがちになります。それを是正し、検察側と弁護側がやり合うことで真実をあぶり出すということです。  だから、基本的には、弁護人は被告人に悪知恵を授けるようなことはあってはならないのです。が、現実的には、被告人を無罪にするところにその価値が見出されがちです(例えば、殺人罪の被告に対し、「殺意は絶対に否定しろ」と助言するごとき…逆に真実から程遠い結果となる)。そのことが本来の弁護の精神に反する結果となっているものと思います。

nozomi500gou
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます. 被告の弁護の他に、「真実の追求」も弁護士の大事な仕事なのですね。

  • kaplan
  • ベストアンサー率50% (12/24)
回答No.9

推定無罪の原則と公正な裁判を受ける権利のふたつです.どんな凶悪犯罪であってもこれは変わりません. 例えば,仮に圧倒的な証拠があったり被告人が自ら罪を認めていたりしする場合でも検証,量刑などの面でプロの弁護人によるきちんとした弁論が必要になってきます. 公正な裁判を行うということは被告人個人のためだけではありません.刑事司法制度を運営する上で,被疑者の権利が実際に(つまり名目上だけでなく)保障されていることはシステムとしての信用問題です.やりたい,やりたくないに関わらず,法曹関係者には制度全体の信用を維持するため凶悪事件の被告人であっても適切な弁護(サービス)を提供する社会的職業的責任があります. やりがいについてはいろいろ意見があると思います.責任感,プライド,名誉欲,キャリアなど様々な要素が絡み合っていることは間違いありません.凶悪事件や”悪名”高い被疑者の弁護を専門にする人も少なからずいます.

nozomi500gou
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 公正な裁判を行うためにも、どういう事件であれ弁護士は必要という事ですね。

  • nomizoh
  • ベストアンサー率23% (14/60)
回答No.8

大きな事件であればあるほど、名前が売れ、その事件についてどこまで弁護できるのか自分を試しているって事も考えられますね。例えば死刑が当然とみんなが思っていても、弁護士の弁護で無罪、或いは無期の判決を得ることが出来れば、それは弁護士の弁護の腕と評価されますよ。勿論負けても当たり前ということで、マイナス点は無いわけですね。 社会正義の実現は、何も弁護士だけでは無く、検察、警察も同じですよ。  ただ、弁護士は、お金で動く人多いです。或いは名声ですね。

nozomi500gou
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 死刑が当然の事件で、無罪になれば弁護士の人は評価され、地位も名誉も手に入れることが出来ますね。

  • mio_design
  • ベストアンサー率25% (372/1457)
回答No.7

弁護士の仕事は、被告人を弁護する事だけでなく、社会正義のために事実の追求という面もあります。なので本当に起訴事実どうりの事件だったのか、その事件を起こすに至った被告の心情や環境を裁判の場で明らかにするという事も行っています。また検察の暴走を抑制するという使命も負っています。なので、どう考えたって死刑クラスの悪人でも、弁護側としては、その事件を明らかにすべく活動するのです。 とはいえ、本音としてはしょうがなくやってる場合も多いでしょうね。麻原のような大型の事件では、他の弁護士業務も滞りますし、マスコミなどの好奇心にも曝されますし、印象も悪いですから・・・かといって国選弁護では弁護士報酬も期待出来ませんし。

nozomi500gou
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 真実の追求も弁護士の仕事だから、どんな事件でも弁護士は必要ですよね。

回答No.6

裁判における被告人(犯人)の相手は、 警察官や検察官という法律の専門家であり、 また、国の機関ですから大きな権力を持っています。 凶悪犯はともかく、冤罪であったりした場合、 被告人はそれと戦って勝たなきゃいけないわけです。 そこで、被告人の権利を守るために、弁護人選任権が保障されています。 これは憲法が国民に保障した基本的人権の一つです。 やりがいを感じるかどうか、ですが、 凶悪犯の弁護をするというのは、見方を変えれば 有名な事件に関与できるわけですから 有る意味名誉なことというか、チャンスというか、であったりするのではないでしょうか。 本当のところはイヤイヤやってるとは思うのですが。

nozomi500gou
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 僕も仕方なしにやっている弁護士も多いと思います。地下鉄の駅にサリンを撒いて、何の落ち度もない人をたくさん殺してしまう様な人を、「助けたい」とは普通の人は思わないですからね。

  • gauryi
  • ベストアンサー率38% (23/60)
回答No.5

もし、「弁護のしようがない凶悪犯」には弁護士はつけないとなると 問題があるからではないでしょうか。 まず、弁護のしようがない、の基準が一般化しにくいでしょう。 誰もが納得する事件ばかりではないので、もし仮に冤罪だった場合取り返しがつかないと思います。 そして、裁判中その人は被告ですので、罪が確定したわけではないです。 現行の法律では、被告人には正当な権利として黙秘権と弁護士をつける権利があたえられていますから。曖昧な基準でつける必要がないとは一方的に決められないでしょう。 以上まとまらない文ですみません。

nozomi500gou
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 凶悪犯だからといって弁護士を付けなかったら、それはそれで問題ですよね。

  • sapporo30
  • ベストアンサー率33% (905/2715)
回答No.4

弁護士がいないと裁判ができません。 これが全てです。 担当の弁護士も、かなり苦労しています。 彼らは大変な仕事をなさっている方々です。 やりたくてやっているのではないですし 世間からの評価、報酬とも 報われることもありません。

nozomi500gou
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 確かに世間からは決していい目では見られないですよね。僕も悪い目で見てしまいますし。

  • chico-is
  • ベストアンサー率9% (35/357)
回答No.3

>凶悪犯でも弁護をする弁護士がいるのはなぜでしょう? 普通はしたくない、国選弁護人としての当番でしょう。 又大きな事件では、名前を売れますので白でも黒と一生懸命にやった分が、故名弁護士になるチャンス。 冤罪を真剣に考える人も折られる事を認識する必要は有ります。

nozomi500gou
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 確かに大きな事件の弁護をすると有名弁護士になるチャンスですよね。

  • o24hi
  • ベストアンサー率36% (2961/8168)
回答No.2

 こんばんは。  国選弁護人ですから、弁護士会の会員が順繰りでやっているんですね。好きでやってるわけじゃないと思いますよ。印象も悪いでしょうし。

nozomi500gou
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 順番でやっているのですか。それだったら仕方ないですよね。

関連するQ&A

  • なぜ、松本智津夫被告の弁護団は辞めるのに控訴するのですか?

    2/27にオウム真理教の麻原彰晃こと松本智津夫被告(4/8)の判決公判あり、小川正持(しょうじ)裁判長は求刑通り死刑を言い渡した。弁護団は同日控訴し、全員が控訴審の弁護は受任しない方針を明らかにした。 でも、なぜなのでしょう?辞めるんだったら控訴するのは無責任では? 被告が何にも言わないんだったら、このまま死刑を確定させれば良いのに。 そうなったら松本智津夫被告も焦って何かしゃべる気になるかもしれないのに。 なぜ、弁護団は辞めるのに控訴するのですか? 教えてください。

  • 麻原彰晃(松本智津夫)の死刑執行に賛成?反対?

    ご存じ、オウム真理教の教祖で一連の大事件を起こした首謀者とみられています。 死刑は確定していますが、いまだ執行されていません。 で、オウム裁判が終結を迎えたことで、麻原彰晃死刑囚ら13人の執行が現実味をおびてきました。 あとは時期や順番が焦点となってきます。 さて執行されない諸般の事情はともかく、この麻原彰晃(本名:松本智津夫)の死刑執行について賛成ですか? それとも反対ですか?

  • オウム真理教って?

    お世話になります。 本日(2018年7月6日)、オウム真理教の松本智津夫死刑囚の刑が執行されたようですね。 私は、同じ熊本県出身ということもあり、松本智津夫死刑囚(麻原彰晃)については、地下鉄サリン事件だけでなく、彼の生い立ちについても学校の授業で学びました。 ですが、正直なところ私が生まれた時にはもうオウム真理教のメンバーは捕まっていたので、オウムという組織がどれほど巨大でヤバい存在だったのかが分かりません。(^^;; なので質問としては、 1.「オウム真理教」ってどんな組織? 2.幹部もいなくなったんだし、もう活動してないよね?活動再開もないよね? 3.今現在、オウム真理教のような組織って日本に存在してるの? の3点です。 一応、ウィキペディアは見たのですが要領を得なくて…分かりやすく教えていただける方がいたら嬉しいです(^^;;

  • 今日の裁判の記事を読んでの疑問点

    今、オウム真理教の麻原彰晃こと松本智津夫被告の判決が行なわれていますがその記事を読んでいて疑問に感じたことがあります。 この裁判は7年10か月かかり公判回数は今日を含めて257回だそうです。ところがこれだけ長いにもかかわらず東京地裁では史上2番目の公判回数だそうです。 では東京地裁で公判回数が史上1番目なのは何の事件なのでしょうか?公判回数が多いということは大きい事件だと思われますが・・・?

  • オウム真理教がサリン事件を起こした時の麻原彰晃の年

    オウム真理教がサリン事件を起こした時の麻原彰晃の年齢を教えてください。 34歳だったのか確認したいです。 あの姿が34歳に見えますか?

  • 麻原彰晃と池田大作の違い たばこ税と公明党

    公明党が、たばこ税への奇妙な認識を示しました。オウム真理教の幹部連中が起こした殺人事件も古い記憶となりましたが、その事件が起きなかったとしたら、池田大作と麻原彰晃との間に違いがあるとは思えません。(宗教という名のマヤカシ、創価学会)の支店である公明党の間違いを誰か教えてください。

  • 麻原彰晃は音楽家なのでしょうか

    オウム真理教の麻原彰晃は自分で作詞・作曲をしたそうですが、 麻原彰晃は音楽家なのでしょうか。

  • 麻原彰晃こと松本 智津夫にのめり込みひこまれた人

    人がのめり込み引き込まれていく契機や原因、そして動機は多様でありましょう。 古い話で申し訳ありませんが、かのオーム真理教での麻原彰晃こと松本 智津夫にのめり込みひこまれた人は多様であったろうと存じます。 質問です:知的素養を備え、誠実な方もそういう中には多数おられたようですが、どのような動機や契機、心理からそういうのめり込みが生じたのかどんなことでもお述べください。 参考:補足 実は私も数度の戦災と水害を経てアジア地域での難民と同じような生活を強いられる中で、心中求めるものをある人に見出しのめり込んだ経験をしています。 それは高校に入ったばかりの事でしたが、今も彼への思いは強いものです。 多分今、現在会えばそんな心理や状況にはならないかと存じますが、オーム真理教の麻原彰晃こと松本 智津夫にのめり込んだ人を連想しているのです。

  • 弁護士が弁護する本音と収入の影響。

     松本智津夫被告の弁護団が控訴をしていたのか棄却されそうですが毎回、控訴されるたびに思う事があります。  弁護士は本当に被告の供述は無罪を信じて控訴しているんでしょうか?。もちろん冤罪という事件もあり、そこは弁護士の方に頑張って欲しい所ですが、松本被告の場合は私も具体的な事実確認はしていないものの、状況的に確実に事件を指揮した人間ですよね。  それでも弁護士の方が弁護につくというのはどうしてでしょうか?。最初は弁護士がなかなかつかないでご老体の横山弁護士が名乗り出たという事も話題になりましたが、松本被告の弁護団は国選弁護人でしょうか?。  国選弁護人でなければあんな事件の弁護をしませんよね。たしか、国選弁護人だと給料制で勝訴・敗訴に関わらずにお金が貰えるんだと思います。一般の弁護士の方だと確か勝訴しないと活動費用の元も取れないくらいしか貰えないという話を聞きました。  長々と書きましたが、お聞きしたい要点をまとめると。 1、明らかに有罪であろう被告を弁護する人は被告の無罪や減刑を信じてるの?。本音は「めんどくせ」と思ってませんか?。 2、松本被告の弁護団は国選弁護人?。 3、国選弁護人と一般の弁護士の収入システムの違いと一般の弁護士の勝訴・敗訴における収入の差。 という事です。 よろしくお願いします。

  • 写真を持っていた?

    オウムの高橋さん。 捕まったときにオウムの本とか、 麻原彰晃の写真とか、 そんなものを持ってたそうで、 なんだかニュースではこのことをしきりに報道してますが、 いったいこれは何が言いたいんですかね。 そもそも彼はオウム真理教信者の人じゃありませんか。 麻原彰晃が逮捕されようが、死刑判決受けようが、 彼にとっては、 なんの関係もないわけですから、 いまだに信仰心を持ってるのは当然だし、 信仰して何が悪いんでしょうか。 宗教ってば、日本では非常に優遇されていて、 どんなおかしな教義だろうと保護されているじゃないですか。 僕は宗教には全く関心はないんですけど、 いろんな宗教があって誰が何を信仰しようと勝手じゃないですか。 いったい彼が麻原彰晃の写真を持っていたことになんの問題が?