不動産のトラブルなのですが、困っています。
昭和39年に、亡き父親が土地付き一戸建ての住宅を購入しました。
戸建ての集合住宅的な感じで、30戸ほど集まっていた場所の一角です。
最初に購入した父を含めた3人(3戸)だけは、土地付きで売買したそうですが
残りは、大家さんの意図で賃貸としていたそうです。
時が流れ、建物も古くなったとことで、賃貸の建物を壊して、マンションを
建設する話となり、父の所有している土地もマンションの大きさに関係するので
「貸して欲しい」という事になり、近所のつきあいの事もあり、簡単な契約書を
取り交わして(大家さんと先に買っていた3人ともに)マンションが建ちました。
「契約の内容は、土地の賃貸料を払わない代わりに、家賃も貰わない」という
形の契約内容です。
その後、大家さんは亡くなって、大家さんの息子さんが家業を継いだらしいのですが
立ち行かなくなり、自己破産することになりました。
聞いた話ではマンションの建設資金の4割程度しか支払いが終わっていないとのことです。
そして、資金を借りていた金融公庫が、建物を競売に出して第三者が入札を行い
落札したそうです。途中経過は大家さんの息子さんから話を聞いていましたが
「落札する方には、ちゃんと話をして住める様に話をするから」といった話で
母が説明を受けていましたが、昨日、落札した方の管理委託者?らしい方が
訪問してきて、
「リフォームして賃貸として貸し出すので出て行って欲しい」
「借りて住むとすれば、新たに契約をして6万円/月で貸しても良い」との
話に、母は驚いてしまったようです。
土地の名義は、母の名義になっていますが(他の方も同様)
「それは既に何の効力もありません」
「名義変更もします」と説明されたそうです。
高齢で年金で生活している母からすれば、大変驚いたと思いますが
この様な場合でも、出て行かなくてはいけないのでしょうか?
当時の事で、大家さんに任せていた父も悪いのかと思いますが
もしかすると、大家さんが金融公庫から借り入れを行うときに
父の土地も担保に入れていたというのであれば、そういった事が
おこってしまうのか?と思ったりもしますが。
母も、狼狽えるばかりで私もなんと言って良いのか判らず
困っています。