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死海写本に付いて教えて!!
エルサレムで発見された死海写本に、ついてどんな事が、書かれ居てるのか教えて下さい。また、核戦争でも、破壊されない強靭につくられているそうですが・・出来ましたら詳しくお願いします。
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- ss79
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死海写本というのは死海の西北岸の断崖の洞窟のなかで偶然発見された羊皮紙文書及びその後考古学者が行った発掘の結果発見された羊皮紙文書類の現在クムラン文書と総称されるものです。 これはクムラン宗団と呼ばれた宗教団体が使用していた旧約聖書の写本や教団の宗派的な著作物の写本からなっています。 別にローマ時代の宝物の隠し場所を記した銅の巻物も発見されその総額は莫大なものであったとされています。 クムラン集団の住居跡もはなれた地区から発見され、焼かれたのが炭素アイソトープの分析で紀元前66年~115年とされています。 ローマとユダヤの間の戦争の際に焼かれたのでは?と 考えられます。 基本的には旧約聖書ないしその時代の宗教的文書の写本群といえましょう。 洞窟内にタールで封をした壷の中に隠されただけですからそんなに強固なものではありません。 詳しくは白水社のクセジュ文庫のE・Mラベルーザ著「死海写本」をご参考に。
- fitzandnao
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1947年以来、死海北西岸の岩山のクムラン洞穴群を中心とする各地で発見された、羊皮・パピルス等の文書の総称。 その数は700点以上。 狭義にはクムラン洞穴群から出た「クムラン文書」だけを指す。 前3~後1世紀のものと推定され、大半がヘブライ語・アラム語で書かれたユダヤ教文書である。 死海写本の大部分は現在エルサレムのイスラエル博物館内の「聖典殿」に保管されている。 クムラン文書は経典の写本、終末論的世界観に基づく経典の注解、終末時の戦闘の状況を描く『光の子と闇の子の戦い』など内容的に最も重要な非経典的な教団文書からなる。 「クムラン文書」を蔵していた共同体はユダヤ教エッセネ派に属したされる。 この世を光(真実の霊)と闇(虚偽の霊)との戦いの場とし、終末における光の勝利を確信し、厳格な戒めを守りつつメシアの到来を待ち望むという彼らの生活態度は、洗礼・聖餐という典礼とともに原始キリスト教会に引き継がれたと想定できる。 また、死海写本は旧約聖書本文の歴史や当時のヘブライ語・アラム語の解明のため、新しい光を投じた。 【平凡社世界大百科事典より】 >核戦争でも、破壊されない 常識で考えてありえないでしょう。