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株価指標の割安度が業種間で異なるワケは?
株価の代表的な指標にPERやPBRなどがありますよね。 株価を検索するのには大変便利なものだとは思うのですが、少し疑問点があります。 例えば同じPER15倍の銘柄でも、業種によってその割安度が異なる、という点です。 株の解説本などでも、業種によって基準となるPER・PBRなどの数値があるので注意する事、などの記述を見かけます。 例に挙げますと、大手では自動車関連株(ホンダ・日産など)はPER10倍程度、 電気メーカー(東芝・日立など)では30倍程度とその差は大変大きいと感じます。 にも係わらず、現在のところ自動車関連株が特に値を上げる様子は見られません。 (他にも鉄鋼など、素人には割安と感じられる業種がありますが同様に感じます。) このように、業種や銘柄で大きく指標の基準が異なる根拠を解説頂けませんでしょうか? また、この業種間の基準はその時々によって変わってきたのでしょうか? よろしくお願い致します。
- williams-go
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成長業種と成熟業種のPERの差はいつの時代も存在します。30年前は鉄鋼・造船・繊維などが成長業種でついで、自動車・電気にその位置を交代し、次はスーパー、コンビニ、通信などでしょうか。ドコモなどは成長産業からいまや成熟産業にはいりつつあるので、低いPERで取引される傾向にありますね。 10年前やバブル時代は日本の株価のPERは平均40以上で異常に高かったですよ。自動車株のPERなども現在よりはうんと高かったわけです。(業種間の差はもちろんあります)。この理由は、日本の企業は株式持合いが普通で、浮動株数が少なかったという需給面の特殊性によるものと、日本経済に対する期待が高かったという理由です。現在のPERの方が、アメリカ市場や海外と比べて標準的だと思います。 将来のことは、わかりませんが、現在のPERはやや割安な適切な水準だと思います。これ以上低くなったり、以前のように極端に高くなるということはあまり考えれらないのではないでしょうか。ということは企業業績が株価に直結するということであり、持ち合い解消による売りが日本株を押し下げるという需給面の問題はなくなっているということでもあります。
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- Trane37
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株価は主に将来の企業利益の期待によって決定されます。 したがって、主に成長期待の差によって、業種間のPERの差が生じます。鉄鋼・自動車などの成長産業はすでに企業規模も大きく、利益水準が倍になるのに何年もかかると予想されます。こうした業種では、現在の利益を基準に計算されるPERは低くなります。 逆に、情報産業などの成長産業や、特殊な要因で一時的に企業利益が落ち込んでいる業種では、将来の利益が期待されるのでPERは高くなる傾向にあります。 業種間でのPERの差は成熟産業と成長産業間では、過去も存在し、引き続き存在し続けると予測されます。しかし、成長産業も長い年月の間に成熟産業になるわけですから、そうした場合平均PERも低くなっていきます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 よくPERの指標は、あと何年その会社が確実に存続しうると考えるか、との記述を見た事があります。 そうするとホンダや日産があと10年しか持たないというのは有得ないなぁと思った次第です。 現在、指標が低めな業種は以前(例えば10年前)から低かったのでしょうか? やはり新たな成長産業が出てこないと株式市場が盛り上がりませんね。 ありがとうございました。
- nrb
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例に挙げますと、大手では自動車関連株(ホンダ・日産など)はPER10倍程度、 トヨタやホンダなどは会社は時価総額がでかいの もし20倍になるとしても時価総額は倍になりますね では水準訂正は起こるか・・・・・ 無理ですね そうトヨタなら倍になれば10兆円のお金がいります こんな巨額のお金 調達しようとすると 他に持ってるお金をつかう 他の株を売りお金を調達する こうなれば、10兆円分他の株が下がる お金は沸いてでてこないからね・・・・・ 他にも鉄鋼など、素人には割安と感じられる業種がありますが? 鉄鋼も時価総額でかいからおいそれとは上がりません それと、花形産業から転落して、この間まではどん底の産業でしたので・・・・・ それと、アメリカと中国が失速すれば・・・・・・ どうなるかを考えると・・・ おいそれとは買えません それと鉄鉱石やコークスなのど値段が高騰しているのうまく価格転換できないと利益が・・・減りますね 今年はこの価格だけで1兆円のとの話・・・・ もし、今の利益率が今後も続くなら価格訂正もありうる話ですね
お礼
ご回答ありがとうございます。 なるほど、業界自体が大きく、成熟産業は割とPER・PBR共に低めですね。 今後の大きな成長は確かに見込めないでしょう。 要は株式においては企業・業種の伸びが重要ということでしょうか。 ただ、特に鉄鋼株などにはPBRが0.5程度のものが多く見られます。 株価が解散価値の半分とはいくらなんでも低いような・・・ それでも放置されているということは、やはり伸びが期待されないから、 もしくは目先の業績に大変な不安があると言うことなのでしょうか。 ありがとうございました。
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お礼
再度のご回答ありがとうございます。 その時代によって、その業種の今後の成長度の期待が変わるのは当然でしょうね。 バブルの頃は平均40ですか!? すごいですねぇ。 一転、今の国内株は海外に比べて割安だといわれていますよね。 海外にくらべ低配当であるのも一因でしょうか。 今後、日経平均等、国内株・経済はどのように成長していくでしょうか? ご回答ありがとうございました。