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日本語だと、メロディー先行の曲作りになることについて

いつもお世話になっています。 昔、「日本語はその特色ゆえ、作曲する際はメロディー先行になりやすい」という記事を読んだことがあります。 記事には「ウルフルズのトータス松本は非常に珍しい歌詞先行型」とも書かれていました。 メロディーを先に作って、そこに歌詞を当てはめていくパターンが多い、と解釈したのですが、なぜそのほうが作りやすくなるのでしょうか? よろしくお願いします。

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noname#29456
noname#29456
回答No.3

「歌詞先行」のことを「詞先(しせん)」、 「メロディ先行」を「曲先(きょくせん)」というのが一般的なので、 ここではそう言わせていただきます。 日本の曲でも、たとえば演歌は多くが詞先だそうです。 そこから考えるとわかりやすいのではないでしょうか。 日本語で曲を付けやすい歌詞を作ろうとすると、 たとえば七五調みたいに縛られた感じになり、 そこから生まれてくるメロディもワンパターンになりやすい。 その点、曲先だとメロディや節回しの自由度が高くなります。 #1さんが述べたような「1音符=1音節」の原則は、 最近のJ-POPでは崩れつつあります。 特にミスチルやスピッツなどが出てきた頃あたりから、 たとえば「愛してる」という5音節の言葉を 「あい・してる」と2音符で歌うようなことも既に珍しくありません。 そのような節回し自体が、 「七五調」の時代には生まれ得なかったものではないでしょうか。 ただし、演歌でも曲先はあるし、J-POPでも詞先はあります。 何らかの効果を狙って、あえてそうすることもあります。 「詞先」と「曲先」の効果について、 阿久悠氏がNHKの番組で語った内容が参考URLにあります。 以上、あんまり答にはなっていないかもしれませんが、参考になれば。

参考URL:
http://www.geocities.jp/minolin0131jp/proaku4.html
raionsan
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 ドリカムが売れて来た頃、「変なとこで歌詞を切ってて、ゴチャゴチャした歌やなー」と思ってましたが、最近はそういう曲のほうが多くなってるような気がします。仰る通り、ミスチル・スピッツ、後はポルノとかも。 曲先の方がどんどん新しい表現ができるんですね。詞先多数の演歌がどれも同じに聴こえるのも納得です。 ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • emichii
  • ベストアンサー率21% (145/685)
回答No.2

英語とかは、単語+単語+単語・・・で文じゃないですか?? その単語単語で切っても変じゃないから曲を後々つけてもつくりやすい。 でも日本語は1文が長くなることも多いですし 文末など、合わせづらくなりやすいんだと思います。 韻を踏む、などすれば合うと思いますが 曲が繰り返しで歌詞は違う部分などあるじゃないですか?? 歌詞を先に考えるとそういう部分が合いづらいし そうするとそれなり曲の事を考えてきてしまうから やはり曲を考えてからの方が楽なんでしょうねぇ。 また#1さんがいうのもあると思います。 ガガガSPさんの歌詞などみると歌詞先派なのかなーって感じます。 やっぱり曲を先に作るのとはリズムであったり 言葉の自然さが違うかと思います。 参考になったら嬉しいです。

raionsan
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 ああー、なんとなく納得しました。曲が決まってないと、どれくらい歌詞が入るかわかりませんよね。歌詞→曲で作っても、「もっと良い言い回しがあるかも…。」と、また歌詞を作り直したくなりそうな感じがします。 ありがとうございました。

  • md-81
  • ベストアンサー率27% (190/685)
回答No.1

日本語の歌を 英語やフランス語の歌と比べると 日本語では ひとつの音符に 仮名が 一つですよね。 英語やフランス語では ひとつの音符に 一つの音節 が 入ります。 ときには 音符一つに単語一つが 入ります。  そのちがいでは ないでしょうか。 たとえば モーツアルトの 野ばらは 日本語では  わ ら べ は み た り この部分の 元のドイツ語では サー アイン クナー パイン レ スライ ステン と 日本語では 言葉があまり入らないのです。 無理に入れると たぶん さだまさしの曲みたいになります。

raionsan
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 なるほど、一つの音符に一音だとのっぺりした印象の曲ばかりになってしまいますね。そう考えると、曲を後でつけるのは難しそうです。 ありがとうございました。

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